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子育て家庭のおうち時間の過ごし方。家庭学習や子どもと楽しむ遊びのアイディアなど
新型コロナウイルスの流行により、おうち時間が増えている昨今。子どもとの過ごし方がワンパターン化している家庭もあるかもしれません。今回は、自宅での学習方法や、子どもと楽しめる遊びのアイディア、親子で挑戦できる手作りおやつのレシピなど、おうち時間の過ごし方についてまとめました。
おうち時間の過ごし方はどうしている?
ウイルスの感染拡大防止のため、外出の自粛が求められている今。状況が長期化していることから、子どもとのおうち時間の過ごし方について悩む家庭もあるかもしれません。
子どもの学び止めないための学習や、子どもと楽しめるたくさんの遊びなど、おうち時間を充実させるためのヒントになりそうなアイディアをご紹介します。
おうち時間での学習のアイディア
自宅でできる学習にはどのようなものがあるのでしょう。おうち時間での学習方法についてご紹介します。
オンライン学習
コロナ禍により、私たちの生活にはさまざまな変化がありました。その中でも、オンライン学習が浸透したことはとても大きな変化でしょう。学校のオンライン授業を始め、今までの通塾から、オンライン学習に切り替えたという家庭もあるかもしれません。
英語やプログラミングなど、オンライン学習ができる教室は、続々と増えているようです。おうち時間を有効に活用するひとつの手段として、子どもの興味に合わせたオンライン学習を始めてみてもよいかもしれませんね。
図鑑
おうち時間が増えたこの機会に、植物や動物、食べ物や乗り物など、子どもの興味を伸ばすための図鑑を用意してもよいでしょう。
デジタルデバイスで検索すればすぐに答えが出る現代。知りたいことや疑問に感じることを、自分でページをめくって調べる体験は、子どもにとって貴重な経験として生きるかもしれません。
生き物の飼育
おうち時間での学習として、子どもといっしょに生き物を飼育してみるのはいかがでしょうか。
成長していく様子や、えさをあげるなどのお世話を通して、子どもが命について学ぶよい機会になるかもしれません。
おうち時間に楽しむ遊びのアイディア
子どもとできる遊びのレパートリーをたくさん持っておくと、おうち時間をより楽しめるかもしれません。ママたちに聞いた遊びのアイディアをご紹介します。
工作
お絵かきや塗り絵、粘土などの工作は、子どもとのおうち時間の過ごし方の定番かもしれません。毎日少しずつ制作を進めるなどおうち時間をフル活用して、壮大な作品を作るのも子どもにとってよい経験になるかもしれません。
ペンやクレヨンは、成分や機能性など子どもの成長に合わせて選べるさまざまなものがあるようです。季節の行事に合わせたイラストを書いたり、飾りを手作りしたりしても楽しめそうですね。
折り紙
おうち時間に子どもと折り紙を楽しむ家庭もあるでしょう。折る過程はもちろん、折ったあとは、組み合わせてアートを作ったり、ごっこ遊びの道具として使ったり、さまざまな遊びに発展させることができるのも折り紙の魅力かもしれません。
猫やキツネなどは、作業工程が少なく、小さい子どもでも簡単に作れるようです。ドラゴンやカメラなど、少し複雑なものに親子で挑戦してみてもよいですね。
昔遊び
おはじきやお手玉の遊び方はご存知でしょうか。おうち時間が増えているこの機会に、昔遊びを子どもと学びながら楽しんでみてもよいかもしれません。
けん玉やあやとり、かるたなど、昔遊びと呼ばれるものには独特な風情があり、現代の子どもたちには新鮮に感じられそうですね。
運動遊び
おうち時間が増えると、子どもが運動不足なのではないかと感じることもあるでしょう。子どもが好きな歌や音楽に合わせてダンスをしたり、ストレッチをしたりするだけでも、体や心がすっきりするかもしれません。
室内用の鉄棒やボルダリング、ジャングルジムなどの子ども向け遊具もあるようです。子どもが自宅でものびのびと体を動かして遊べるよう、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ゲーム
デジタルゲームが主流になっている昨今ですが、おうち時間が増えたことをきっかけに、家族で楽しめるアナログゲームにも注目が集まっているようです。ボードゲームやカードゲームなど、さまざまなものが出ているようなので、子どもの年齢や発達に合わせて選んでみてもよいでしょう。
道具を新たに用意せず楽しめるゲームだと、ハンカチ落としやじゃんけん列車、イス取りゲームなどがあるようです。家族のオリジナルのルールなどを決めて遊ぶと、より楽しめるかもしれませんね。
【年齢別】おうち時間の遊びのアイディア
おうち時間に子どもと楽しめる遊びのアイディアについて、ママたちの体験談をもとに年齢別でご紹介します。
0歳
0歳児との遊び方について、生後3カ月の赤ちゃんのママからはふれあい遊びや手遊び歌など、生後6カ月の赤ちゃんのママからはいないいないばあやリズム遊びなどの声がありました。赤ちゃんが自由に遊べるようプレイマットを用意したり、絵本を読み聞かせたりしているママもいるようです。
生後9カ月くらいになると、ハイハイやつかまり立ちを始める子もいるでしょう。この時期の遊びについて聞くと、ハイハイレースやトンネル遊びを楽しんだという声がありました。
1歳~2歳
1歳を過ぎるとお絵かきやままごと遊びのほか、よじ登り遊びやマット遊びなどの体を動かす遊びも楽しめるようです。新聞紙の玉入れや、ペットボトルで作ったボーリングをして遊んだというママの声もありました。
2歳頃には、体を使ったさまざまな動きができるようになったり、言葉で意思表示をしたりし始める子もいるようです。この時期にした遊びは、パズルや粘土遊び、まねっこゲームやごっこ遊びなど、さまざまな声があったので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
3歳以上
子どもが3歳の頃に、積み木やブロック、工作などの手先を使う遊びを楽しんでいたという声がありました。3歳を過ぎるとクレヨンや絵具、はさみなどの道具を上手に使うことができる子も増えてくるようです。
4~5歳になると、遊びのルールを理解できるようになり、簡単なすごろくやオセロ、トランプなどのゲームをして遊んだという声もありました。さまざまなルールで遊べるゲームを用意すると、子どもの習熟度や成長に合わせて楽しむことができるかもしれません。
おうち時間に親子で楽しむ手作りおやつのアイディア
おうち時間に子どもといっしょにおやつ作りに挑戦したい、子どもにおやつを手作りしたいと考えるママもいるでしょう。子どもと楽しめる手作りおやつのレシピについて、ママたちに聞いてみました。
親子でいっしょに手作りするおやつ
どのようなおやつを子どもを手作りしたことがあるかママたちに聞くと、クッキーやゼリー、ホットケーキやとトライフルなど、さまざまな声がありました。混ぜる工程や型抜きなど、子どもができる作業をお願いするとよいですね。
キッチンは大人が作業しやすい高さに作られているため、子どもとおやつを作るときは、子ども用の踏み台があるとよいでしょう。子どもが好きなデザインのエプロンや三角巾を用意して、おやつ作りがさらに楽しくなるよう工夫したというママの声もありました。
子どものために手作りするおやつ
生後9カ月~10カ月の離乳食後期の赤ちゃんに、野菜を使ったボーロやおやき、蒸しパンを手作りしたママがいるようです。離乳食期に与えるおやつを手作りするときは、離乳食の進み具合に合わせた固さを意識することがポイントのようです。
幼児食の時期におやつを手作りしたママからは、プリンやハウンドケーキ、野菜チップスなどの声がありました。おやつは補食であるため、3回の食事では摂りきれない食材や栄養が摂れるようなメニューを考えられるとよいかもしれません。
おうちごはんを楽しむというアイディアも
テレワークが普及したことで、普段は仕事で忙しいパパが家にいる時間が増えたという家庭もあるのでしょう。この機会に、家族で食卓を囲むことを楽しみたいと考える方も多いかもしれません。
ホットプレートで作る料理を楽しんだり、家族がよろこぶような手の込んだメニューを作ったりして、おうち時間を有効に活用してみてはいかがでしょうか。
隅々まで掃除をするというアイディアも
家事や育児、仕事と日々忙しく過ごす中で、なかなか細かいところまで掃除をすることが難しい場合もあるかもしれません。この機会に普段手が回らない場所を、徹底的に掃除してみてはいかがでしょうか。
お風呂場や窓枠のカビ、ガスコンロのしつこい油汚れなど、目を背けていた場所をきれいに掃除できると、おうち時間を清々しく過ごせるかもしれません。
家庭のスタイルに合ったおうち時間の過ごし方を
これからも続くと予想されるおうち時間。注目されているオンライン学習やアナログゲームなど、この機会に取り入れてみてもよいかもしれません。
おうち時間に子どもと楽しめる遊びは、工作から運動遊びまで、さまざまなものがあるようです。子どもの年齢や興味に合わせて、楽しんでみてはいかがでしょうか。
学習や遊び、料理や掃除など、過ごし方のアイディアを参考に、家族で過ごすおうち時間が充実したものにできるとよいですね。