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子どもと楽しく作ろう!夏休みの工作や自由研究アイディア
幼稚園児から低学年向けの簡単にできる工作
夏休みに自由工作や自由研究などの宿題が出され、子どもといっしょにどんなものを作ればよいのか悩んでいるママもいるのではないでしょうか。少ない材料で簡単に作れる自由工作や自由研究、雨の日のお家遊びにピッタリのアイディアをママたちの体験談からご紹介します。
幼稚園の夏休みにどんな宿題があった?
幼稚園の夏休みの宿題にはどんなものがあるのでしょうか?実際に子どもが幼稚園から宿題を出されたママたちに聞いてみました。
自由工作や自由研究
30代ママ
30代ママ
絵日記と好きなものを工作して提出する自由研究のような宿題です。
夏休みの自由工作や自由研究の宿題は、親子のコミュニケーションや子どもの創造力を育むためのカリキュラムの一環として、取り入れ始めている幼稚園も珍しくないようです。幼児が簡単に作れるもの、親子で楽しんで作れるものを考えるのは意外と大変だったというママの声もありました。
夏休みの思い出の絵
20代ママ
夏休みの思い出を画用紙に描いて提出しました。
年少・年中の頃は夏休みの思い出の絵を描き、年長は工作になるなど、年齢によって違うこともあるようです。
シール貼り
30代ママ
夏休みが始まる前に親子でお約束を決め、守れたらシールを貼る夏休みのお約束カードという宿題がありました。最終日にはどんな夏休みを過ごしていたのか保護者が簡単に記入して提出します。
30代ママ
お天気をチェックし、お天気カードにおひさま、くも、あめ、かみなりのシールを選んで貼って提出しました。子どもは毎年楽しく取り組んでいました。
夏休みにシール貼りやお天気のチェックなど、子どもが簡単に取り組める宿題を出す幼稚園もあるようです。
その他に、「夏休み明けの参観日で発表するために子どもが生まれたときのエピソードや名前の由来をまとめる課題が保護者に出された」という声や、「夏休みに宿題はなかったが、休み明けにママといっしょに作った工作を幼稚園の先生に見せるのを楽しみにしていた」などさまざまな話を聞くことができました。
幼稚園の夏休みの自由工作・自由研究で作ったもの
幼稚園で自由工作や自由研究の宿題が出されたというママたちにどんなものを作ったのか教えてもらいました。
貯金箱
30代ママ
年長さんの夏休みには、親子制作の宿題があり、家にあったフェルトと空き箱で貯金箱を作り提出しました。パパといっしょに木で椅子を作ったりしていた子もいました。
牛乳パックやペットボトル、お菓子の空き箱など、家にあるもので貯金箱の材料になりそうなものは意外とありそうです。
キャラクターや動物をモチーフに紙コップに折り紙を貼り、貯金箱を作ってもよいかもしれないですね。
紙粘土の動物
30代ママ
どんなものでもよいので親子で工作、作品を1つ作ってくるように言われました。粘土遊びが好きなので、紙粘土でうさぎを作り、色を塗りました。
粘土遊びが大好きという子どもは多いのではないでしょうか。紙粘土は、動物や昆虫、お花や果物など自由に好きなもの作ることができます。準備するものや作業工程も少ないので、ママにとっても挑戦しやすい工作かもしれません。
フォトスクラップ
30代ママ
夏休みの家族旅行の写真やチケットを色画用紙にはり、折り紙やシールでデコレーションして、フォトスクラップにしました。提出後も家族の思い出として大切に保管しています。
旅行や家族でお出かけしたときにカメラやスマートフォンで写真をとることも多いでしょう。写真、台紙となる紙、のりとハサミ、シールなどの装飾品、ペンがあれば簡単に作ることができるフォトスクラップは、子どもと楽しく話をしながら作れそうですね。
夏休みの工作アイディア4選
夏休みに親子で楽しめる簡単な工作を4つご紹介します。夏休みの自由工作や自由研究、雨の日のお家遊びの参考にしてみてくださいね。
夏休みの思い出ボックスアート
材料:木箱、絵の具、貝殻や木の実など夏休みに採集したもの、ボンド
- 木箱に絵の具で色を塗る
- 採集したものをボンドで貼っていく
箱を額縁のように使い、絵や飾りで立体的に表現するボックスアートは、小枝やどんぐり、貝殻やシーグラスなど、子どもといっしょに拾ったものを箱の内側に自由に貼りつけていくだけで簡単にできます。
空き箱や100円ショップに売っている木箱を使い、背景に絵を描いたりするとよいかもしれません。壁掛けできるように金具を取り付けてもよいでしょう。
手作りアイスクリームショップ
材料:新聞紙、色紙、セロハンテープ、卵パック、色画用紙、空き箱、
- 新聞紙を適当な大きさにちぎり丸める
- 丸めた新聞紙を色紙で覆い、セロハンテープで止めて、アイスクリームを作る
- 卵パックをアイスクリームケースに見立てて、作ったアイスクリームを入れる
- 茶色、黄色の色画用紙を円錐状に丸めコーンの形にする
- 空き箱に穴を開け、コーンを立てて挿すアイスクリームの台を作る
- コーンの上にアイスクリームをのせる
紙や卵パックなど少ない材料で簡単にできる工作アイディアです。カラフルなアイスクリークをたくさん作ってみてはいかがでしょうか。作った後はコーンに好きな色のアイスをのせてアイスクリーム屋さんごっこを親子で楽しんでくださいね。
紙粘土フォトフレーム
材料:紙粘土、フォトフレーム、デコレーションアイテム(ビーズ、ビー玉、貝殻など)
- フォトフレームから枠だけを取り外す
- 枠に紙粘土を少しずつ付けていく
- 粘土が乾かないうちにデコレーションアイテムを埋め込んでいく
フォトフレームは100円均一ショップで購入するとよいかもしれません。使用する紙粘土はあらかじめ色がついたものを選んだり、白い紙粘土に絵の具を混ぜ込んだりして色をつけるとかわいくできます。
デコレーションアイテムは、子どもといっしょに選びましょう。クッキーの型を使って紙粘土を成型し、乾いてからボンドで張り付ける方法もよいでしょう。
海の生き物のゆらゆらモービル
材料:色画用紙、ハサミ、色鉛筆やペン、糸、セロハンテープ、針金、ペンチ
- 子どもといっしょに色画用紙を海の生き物の形にハサミで切り抜き、絵を描く
- 長めに切った糸を、絵にセロハンテープで貼り付ける
- 針金を3:2:1程度の比率で長さを決め、ペンチで3本カットする
- カットした針金の両端をペンチで丸く曲げる
- 1番長い針金の真ん中に、吊り下げる用の糸を結ぶ
- 1番長い針金の端と2番目に長い針金の真ん中を糸で結ぶ
- 2番目に長い針金の端と1番短い針金の真ん中を糸で結ぶ
- 3本の針金の糸がついていない端に、飾りがついた糸を長さの調節をしながら結ぶ
- 完成したモービルを飾りたい場所に吊り下げる
吊り下げる海の生き物は、図鑑や絵本などを見ながら作るとよいかもしれません。折り紙や画用紙に絵を描き、ハサミで切っていきましょう。針金を切ったり、糸を結ぶ作業はママがやってあげましょう。ハサミが上手に使えないお子さんは、ママが切り取る作業を手伝い、絵を描いたり、色を塗る作業をメインにさせてあげてくださいね。
夏休みに親子で楽しく工作しよう
小さな子どもと楽しく工作をするコツは、子どものイメージが広がるように声かけしてあげることかもしれません。
「海にはどんな生き物が住んでいるかな?」「赤色に何色を混ぜたらピンク色になるかな?」などの声かけの工夫が子どもの創造力を伸ばし、素敵な作品作りに繋がっていくでしょう。
今回ご紹介した少ない材料で簡単にできる工作のアイディアを、幼稚園の夏休みの自由工作や自由研究、お家遊びの参考にしてみてくださいね。ママやパパといっしょに工作をする時間は、親子のコミュニケーションや夏休みの思い出作りにも役立ってくれるでしょう。
『親子で何か作ってきてください』という宿題がありました。