家族で楽しむスライム遊びで五感を刺激!

家族で楽しむスライム遊びで五感を刺激!

今回は五感を刺激するおうち遊びとして、家族の「スライムづくり体験」をレポートします。また、小児科の医師であり、子どもの脳発達研究者である成田奈緒子先生をむかえ「子どものすこやかな成長を促進する遊びの中のポイント」についてお話を伺ってきました。

●参加してくださったご家族紹介

 
 

●小児科医師・脳発達研究科

 

子どもの好奇心が、創造性豊かな発想力と自信につながる

今回は、二組のご家族に参加いただき、みんなでスライム遊びを体験しました。まずはエルマーズグルーとマジカルリキッドをよーく混ぜて、ベーシックスライムをつくります!それぞれの感じ方とやりかたで、自由なスライム遊びが始まります。

 
薄くのびやすい性質を生かして、スライム風船を作るのんちゃんと、その横で拍手喝采のお母さん。
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親子で楽しいスライム作りを体験する

子どもの成長には五感が大事、と聞きますが、これは一体どういうことなのでしょうか。成田奈緒子先生に詳しいお話を聞きました。


視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)を刺激することで子どもの脳は発達していく

成田先生:

本来、脳の基礎は五感によって育まれます。この基礎となる五感の刺激がない状態でいくら知識を詰め込んでも、感覚と知識が結合しないので知識として定着しません。

とにかく「五感が多種多様に刺激される脳育て」が大事なのです。

五感の刺激は、特に5歳までに必要です。五感のひとつひとつが脳のシナプスを作ります。

 

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚への刺激が少ないと、自律神経の発達が弱い

成田先生:

幼児期の五感の刺激が少ない=脳の土台ができていない子どもは、なんとなくうまく育っていると感じても、小学校や中学校でマイナスな刺激を受けたときに、土台がないため、ガラッと崩れやすいです。

幼児期の五感の刺激が少ないと、自律神経がアンバランスになります。そうすると、外的刺激からの変化に対応しにくい、たとえば、猛暑のときに真っ先に熱中症で倒れる、急な環境の変化で頭やおなかが痛くなるなど、急な環境変化に対応しきれない子どもになってしまいます。

 

では、子どもの感覚を刺激するには?

五感の刺激が自律神経の発達につながることがわかりましたが、具体的にはどうしたらよいのでしょうか。日々の生活の中で気をつけるべきポイントについて教えてもらいました。


「快・不快」の判断の積み重ねで自律神経が鍛えられる

成田先生:

なにより、幼児期に多種多様な五感の刺激を与えられることが大切です。

最近はたとえば同じ温度、同じ湿度に保たれている場所で、お膳立てされた心地よい刺激のみを与えられるような恵まれた環境の子どもが多いです。

自律神経は外気温や太陽のコントロールし、生き抜くために発達するもの。「瞬発的にストレスを感知してそれを身体で防御しようとする働き」を制御しているのが自律神経なので、それを鍛えるためには多種多様な刺激を「快・不快」に区別することが大切です。

 

親が先回りして快適な環境を与えるのではなく、子ども自身が自分の体で、自分で「快・不快」どちらも感じ、取捨選択することの積み重ねが自律神経を強くしていくのです。

子どもの成長とともに細分化されますが、幼児期はわかりやすくて単純なものを「快」と感じることが多いです。これが徐々に楽しい思い出の記憶やエピソードとともに「快」につながるようになります。

 
「やわらかくてきもちいい!」自由自在に形を変える面白さに夢中のみつはるくん。見た目のつややかさと、滑らかなさわり心地は、それだけで想像力が働きます。
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手作りスライムキットを詳しく見る

「見立て」から始まる脳の刺激

成田先生:

スライムや粘土遊びでは、直接触れて「快・不快」を感じることにもつながりますが、さらに子どもの細かい指の動きで想像力が養われていきます。

「これはゾウさんだよ」と本物を模倣する「見立て」は前頭葉の発達につながります。そして、身近な大人が「ゾウさんだね」と共感することで、子どもの創造性につながります。

 
 
UVライト(紫外線)を当てることで色が変わるスライム。顔を書いて耳を伸ばして、かわいいうさぎのできあがり!

成田先生:

クリエイティビティが発達することは将来の文章構成能力などにもつながるのですが、比較的最近の子どもは文章を作るのが苦手なことが多いです。これは前頭葉があまり発達していないからといえます。

手先を使って新しいものを作り出す創造力は幼児期にどんどん伸ばしてあげてください。

 
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想像力を育むスライム作りを体験する

いろいろな楽しみ方ができる!スライム遊び

スライム
色の違うスライムを組み合わせて「レインボーを作ったよ!」というみつはるくん。さまざまな色を認識し、組み合わせることは視覚の刺激にも。
 
スライムにいくつもの色とキラキラビーズを混ぜて「宇宙スライム」を創ると意気込むきよひさくん。
 
「いいにおいがする!」のんちゃんはスライムにアロマオイルを混ぜて五感のひとつ「嗅覚」を刺激中。
 
スライムに夢中になるきよひさくんを見守る笑顔のママ。
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成田先生:

子どもにとって、親子で一緒に遊んで作ったものを褒めてもらえることは「まわりのひとが共感してくれた」という貴重な体験になります。

親の関わり方としては「指導する」のではなく、あくまで「共感する」ということを大切にしてください。いちばんよいのは、親も一緒に楽しむこと。ぜひ子どもと一緒に五感を使うことを楽しんでください。

APマーク認定で安心品質の「ELMER’S」スライム

ELMER’S(エルマーズ)は有名な糊のブランド。

安全規格のAPマークとは?

アメリカにおける美術、工芸およびその他の創造的な材料製造者の非営利団体(ACMI)が承認した製品に「APマーク」が付きます。APマークの付いた商品は、子供および成人の両方にとって毒性がなく、身体に影響せず健康を害さない製品である事を証明するものです。エルマーズ全商品に「APマーク」が付いているので、安心して遊べます。


文房具としてつかえるエルマーズの液体糊に、エルマーズの魔法の液体「マジカルリキッド」を入れて混ぜるだけ。するとのびのびつやつやのスライムがあっという間にできあがります。

マジカルリキッドの量を調整しながら、好みのテクスチャを作る過程は、みんなでいっしょの楽しい時間をお届けします。

さらに、できあがったスライムにさらなるカスタマイズを加える「暗闇でスライムを光らせるグローインザダーク」「スライムをキラキラにおしゃれさせるグリッター」「光の当て方で色が変わるカラーチェンジング」など、さまざまなスライム変身キットを展開しています。

初めての方には5色のキラキラグリッターがセットになった「エルマーズ初めてのスターターキットボックス」がおすすめです。

直接手を触れるものなので安全性も気になるところですが、アメリカの厳しい安全基準をクリアしているので安心です。

 
スターターキット
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スターターキットボックスの中は透明の液体糊(2本)、魔法のリキッド(2本)、キラキラ入りのカラフルな液体糊(5本)が入ったセットになっています。

ボールなどの入れ物に透明の液体糊を入れたら、そこに魔法のリキッドを入れていきます。それをぐるぐる混ぜると、しだいに粘りが出てきて思わず手に取りたくなるスライムができあがります。

グルーと呼ばれる糊と、魔法のリキッドの配分はお好み次第。それぞれみんなで好きな質感のスライムを作りましょう!

スライムができたらキラキラを入れたり、カラーを変えたり。遊び方は千差万別の自由自在。伸びの良いエルマーズスライムはみんなで両端をもってどんどん伸ばすことができます。

最大限まで伸ばしたら、それをテーブルや床に張りつけてスライムバルーンの登場です!

スライム遊びで使い切ることのできなかったグルーは、そのあとは文房具の糊としてお使いいただけるので、捨てずに最後まで使い切ることができます。

「スライム遊び」ではじめての体験をしてみませんか

今回、スライムづくりを体験したママたちからは「伸びて広がったり、光ったり、はじめての体験の連続で、遊びながら知育にもなると感じました」 「今までに感じたことのない感触やカタチの変化に感激しました!」などの声がありました。

子どもも「さわったらきもちよかった」「いろんな色をまぜるのが楽しかった」など、触感や視覚でスライムを楽しみ、自由な発想で遊べたようです。

親子のおうち遊びにぴったりなエルマーズスライムをぜひ試してみませんか。

 

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