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幼児ができる縄跳びを使ったゲーム。屋内や屋外でできる遊び8選
年上の子が縄跳びで遊ぶ様子を見て、縄跳びに興味をもつ子どももいるのではないでしょうか。うまく跳べるようになるまでは、縄跳びを使った遊びで慣れていけるとよいですね。今回の記事では、幼児が屋内や屋外でできる縄跳びを使ったゲームや遊び方、気をつけるポイントなどを、ママや保育園幼稚園の先生たちの体験談でご紹介します。
幼児の縄跳びを使ったゲーム
縄跳びは、室内でも室外でも遊ぶことができ、運動能力向上が期待できるといわれているため、取り組んでみたいと思うママやパパもいるでしょう。縄跳びを使ったゲームには、どのような遊び方があるのでしょう。お兄ちゃんやお姉ちゃんが縄跳びをする様子を見て、まねをして跳びたがる子どももいるようです。
初めは、年上の子のように跳ぶのは難しいかもしれないので、縄跳びを使ったさまざまなゲームにふれて、縄跳びが楽しいと思うきっかけになるとよいですね。
屋内でできる縄跳びを使った遊び
家の中や保育園、幼稚園の屋内でできる縄跳びを使った遊びには、どのようなものがあるのでしょう。外に出られないときでも子どもが楽しく遊べる、幼児向けの遊び方を聞いてみました。
縄跳びの上を歩く
3歳児ママ
縄跳びを伸ばして床に敷き、その上を落ちないように歩く遊びは、2歳くらいの幼児でも楽しめそうです。太い綿ロープの縄跳びは高さがあって難しいので、年長さんも楽しめて、練習になるかもしれませんね。雨の日に行えば、運動不足解消につながりそうです。
電車ごっこ
4歳児ママ
縄跳びを2本つなげて輪を作り、親子で電車ごっこを楽しみました。3歳の頃は、縄跳びの電車を使うと、トイレにも喜んで行っていました。
電車ごっこは、家の中を移動するだけでも楽しめるようです。トイレに行くのをいやがる子どもも、電車ごっごでなら遊びながら行くことができたというママの声もありました。
園の先生の話では、保育園や幼稚園では、大勢の人が入れるくらいの長い縄跳び電車を作って楽しんでいるようです。
縄跳びくぐり
5歳児ママ
縄跳びをイスやテーブルの脚に結んで、その下を親子でくぐって遊びました。大人より子どもの方がじょうずにできるので、得意そうな顔で喜んでいました。
屋内の狭いスペースでも、親子で楽しめそうな遊びです。床をはってくぐる遊び方や、リンボーダンスのように仰向けにくぐる遊び方など、さまざまな遊び方を工夫できそうです。ママよりじょうずにできると、子どもは大喜びするかもしれません。
へびにょろにょろ
4歳児ママ
大人が縄跳びの端を持って、床の上でクネクネさせている上を、子どもがジャンプして跳び越して遊びました。小さく動かしたり大きく動かしたりすると、とても楽しそうに遊んでいました。
保育園や幼稚園でも、縄跳びを床でクネクネ動かす遊び方をよく取り入れるそうです。「対象年齢が幼児のべびにょろにょろは、小さく動かすと2歳くらいの子ども同士でもできて楽しい遊びです」と保育園の先生が話してくれました。
室外でできる縄跳びを使ったゲーム
縄跳びを持って近くの公園に出かけて、広い場所で思いきり遊んだり、練習すると運動不足の解消につながるかもしれません。室外でできる縄跳びを使ったゲームには、どのようなものがあるのでしょう。
大波小波
5歳児ママ
ママとパパで長い縄跳びの端を持って、小さく振ってあげたら、だんだん自信がついてきたのか、大きく振ってと言って喜んでジャンプしていました。
保育園の先生
初めは小さく振って小波を作ってあげますが、練習をしてできるようになると、大波にしてという子どもが増えてきます。
大波小波は保育園や幼稚園でもよく取り入れる縄跳びを使った遊びのようです。幼児が対象年齢でぴったりだという幼稚園の先生の声もありました。年長さん向けに、大波から続けて、縄跳びを回してジャンプする遊び方にすることもあるようです。
プロペラジャンプ
6歳児ママ
大人が縄跳びの端を持って地面すれすれでグルグル回すのを、子どもがジャンプして遊びました。回すのがたいへんですが、子どもが喜ぶので何度も遊びました。
保育園の先生
保育園でも多く取り入れる遊び方で、長い縄跳びを使うと大人数で遊べます。
プロペラジャンプは、縄跳びを地面の上で回旋させて、子どもが高く跳び上がって縄をよける年長さん向けの遊び方のようです。ある程度のスペースが必要なため、広い屋外で遊ぶことが多いようです。家の近くの公園などで楽しめそうです。
波飛び越し
4歳児ママ
3歳を過ぎた頃から、縄跳びで作る波を飛び越す遊び方がお気に入りになりました。保育園の年中さんや年長さんたちが楽しそうにジャンプして遊ぶのを見て、やりたいと思ったようです。
縄跳びを地面の上で縦に振って波を作り、跳び越えるようにして楽しむ縄跳びを使った遊びです。4歳くらいになれば、ジャンプもじょうずになってくるので、両足で跳び越す子どももいるようです。
「園では子どもたちが好きな遊び方なので、よく取り入れました」という保育園の先生の声もありました。
郵便屋さんの落し物
6歳児ママ
年中さんの頃から、お友だちといっしょに歌いながら遊ぶようになりました。縄跳びをつなげて楽しそうに遊んでいました。
縄跳びを使った遊びとして、保育園や幼稚園でも子どもたちに人気があるようです。ゆっくり振っている長い縄跳びに子どもたちが入って、歌を歌いながらジャンプします。1枚、2枚と数えるときには、しゃがみながらジャンプをして遊ぶようです。
みんなで歌いながらジャンプするのが、子どもたちに人気のポイントのようです。
年長さんくらいになると、ジャンプもうまくなり、友だちや先生といっしょに歌いながら楽しく遊べるかもしれません。
縄跳びで遊ぶときに気をつけるポイント
縄跳びは、1人でも大勢でも遊べる楽しい遊びですが、安心して遊ぶためにいくつか気をつけることがあるようです。そのポイントをママたちや園の先生に聞いてみました。
服や靴
5歳児ママ
縄跳びを回すときに、服の裾に引っかかると危ないので、運動しやすい服を着て遊ぶようにしました。
4歳児ママ
ジャンプをする遊びなので、足首をいためないように、必ず運動靴を履かせています。
縄跳びを使った遊びをするときは、縄が服の裾やスカートに引っかかってケガをしないように気をつけているママがいました。ジャンプするときに足首や膝などのケガをしないように、運動靴などの、動きやすくて履きなれている靴を履くようにするとよいかもしれませんね。
遊ぶ場所
4歳児ママ
縄跳びは縄を大きく振ることもあるので、屋内で遊ぶときは、周りに危険な物がないように気をつけています。
5歳児ママ
子ども同士で縄跳びを使って遊ぶときには、縄が周りの人に当たらないように、公園などの広い場所で遊ぶように声をかけています。
準備運動をする
6歳児ママ
公園に着いてすぐに縄跳びをする場合は、けが防止のためにはじめに足首を回したりして準備運動をしています。
縄跳びを使った遊びをするときには、子どもがケガをしないように、また友だちにケガをさせないように気をつけているママが多いようです。保育園や幼稚園の先生も、縄跳びの縄が周りにいるお友だちに当たらないように広い場所で遊ばせるよう意識しているそうです。
遊び方を工夫して縄跳びを使った遊びを楽しもう
今回の記事では、幼児が屋内や屋外でできる縄跳びを使ったゲームや遊び方、気をつけるポイントなどを、ママや保育園幼稚園の先生たちの体験談でご紹介しました。
縄跳びは、なわを跳んで遊ぶ以外にも、いろいろな遊び方が工夫できそうです。幼児の頃から縄跳びを使った遊びに親しむことで、縄跳びが好きになるかもしれません。縄跳びを使ったさまざまな遊びを、子どもといっしょに楽しんで運動能力向上や運動不足解消につながるとよいですね。
床に縄跳びを伸ばして置いて、その上を歩く遊びをしています。縄跳びを曲げたり、2本つなげたりして少し難しくすると、喜んで何度も歩いています。