お出かけ先でも楽しめる、親子でできるじゃんけんを使った幼児との遊び

2018.05.12

幼児の子どもを連れていると、日常生活で待ち時間が長いと感じることもあるかもしれません。病院や買い物、レストランで並んでいるときなど、子どもを飽きさせないような遊びをご紹介します。じゃんけんを用いたものなので、道具を使わずルールもシンプルで、簡単なものを集めてみました。

じゃんけんを使ったあそび【定番編】

幼児のじゃんけん
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誰でも知っている定番のじゃんけん遊びをおさらいしましょう。


あっちむいてホイ

じゃんけんをして、勝った人があっち向いてホイと言って上下左右どれかの方向を指さします。じゃんけんに負けた人は、上下左右どれかの方向に顔を向けます。

勝った人が指さした方向と、負けた人が顔を向けた方向が一致したら、勝った人の勝ちになります。定番で簡単なので、ちょっとした待ち時間などにも使えそうですね。


足じゃんけん

通常手でするところを足で出すじゃんけんです。グーなら足を閉じる、チョキなら縦方向に足を開く、パーなら横方向に足を開くことでじゃんけんをします。

あっち向いてホイなど、ほかの遊びで手のじゃんけんをするときに代用してもよいかもしれません。足だけではなく、体全体を使ってグー・チョキ・パーを表現するのも幼児には楽しいかもしれません。


開脚じゃんけん

じゃんけん自体は普通に行い、負けたら少しづつ足を開いていくという遊びです。どんどん負けた方が足を開いていき、バランスを崩して手をついてしまったり、これ以上足を開けない状態になったら負けです。

単純にじゃんけんの勝ち負け数ではなく、結果を決めるのは開脚に耐えられるかがこの遊びのおもしろさでしょう。バレエをやっていた子がじゃんけんは弱かったものの、体の柔らかさで開脚に耐えて勝ったというエピソードもありました。

じゃんけんを使ったあそび【応用編】

じゃんけん遊び
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基礎編のじゃんけんを応用した、少し上級なじゃんけんを集めてみました。


大阪じゃんけん

じゃんけんぽん!の手順までは通常通りですが、普通の勝ち負けが逆転するのが大阪じゃんけんのルールだそうです。例えば、グーとチョキなら通常であればグーの勝ちですが、この場合はチョキが勝ち、ということで少し頭を使いそうです。


相談じゃんけん

「わたしはチョキを出すよ」「じゃあママはパーを出すね」というように、事前に出す手を言ってしまう心理戦のようなじゃんけんだそうです。

言った通りに出すのも、嘘をつくのも自由なので、相手の言ったことを信じたり、深読みしすぎたりということが起こるのでおもしろい展開が期待できるかもしれませんね。


あとだしじゃんけん

最初にあとだしする人を決めておき、勝つか負けるかを決めます。先に出す人は普通にじゃんけんをします。その手に対して、あとだしをする人は最初に指定した勝ち負けに従って手を出します。負けの指定をしたのに勝ってしまったり、反対に勝たなければならないのに負けの手を出してしまうとアウト。

例えば、あとだしをする人が負けという指定にした場合、先に出す人がチョキを出したら、あとだしの人はパーを出せば勝ちというルールです。

最初に決める勝ち負けの指定は、負けにした方が頭を使うので盛り上がるかもしれません。あとだしになった人の方が難しいので、交互に順番を交代して遊んでみるとよいでしょう。

親子で楽しめるじゃんけん遊び/KIDSNA公式チャンネル

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変身じゃんけん

普通にじゃんけんをしたあとに、「ウィーン」と言いながら指を開いたり閉じたりして最初に出した手とは違う手を出し、2回目に出した手で勝ち負けを決める遊びです。最初は負けたと思いきや、結果的に逆転勝ちというようなどんでん返しもあり得るのがこの遊びのおもしろさでしょう。


股下じゃんけん

2人でお互いに背中合わせになって、肩幅ぐらいに足を開いて立ちます。股下からじゃんけんをし、勝った人はすばやく向きを変えて負けた人のおしりをたたき、負けた人は勝った人にたたかれないように逃げるという遊びです。

遊ぶときは周りに迷惑をかけないように広いところでやってみましょう。幼児の外遊びにもよいかもしれません。


新聞紙じゃんけん

新聞を一枚用意し、その上に乗ったら準備完了です。じゃんけんに負けた人が新聞紙を半分に折っていき、最終的にその新聞紙が小さくなっていって乗れなくなったら残った人の勝ちという遊びです。

新聞紙が小さくなってくると、片足で立たなければならなくなるので、バランスが取りづらくなり盛り上がってくるでしょう。

幼児とじゃんけん遊びを楽しもう

じゃんけん
Natchaworanan/Shutterstock.com

定番のものから珍しいものまで、誰でも知っているじゃんけんでここまでバリエーションがありました。ご紹介したものをもとに、オリジナルのアレンジを加えてじゃんけん遊びを楽しむのもおもしろいかもしれませんね。

道具がなくてもアイディア次第で幼児も十分に楽しむことができるので、待ち時間が長いおでかけ先やおうち遊びなどで、幼児とじゃんけん遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2018.05.12

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