生後1ヶ月の赤ちゃんとの遊び方。ふれ合いながら五感を刺激する遊びと遊び道具

生後1ヶ月の赤ちゃんとの遊び方。ふれ合いながら五感を刺激する遊びと遊び道具

赤ちゃんと遊ぶときに気にかけたこと

2018.05.11

生後1ヶ月の頃になると、赤ちゃんとの生活に少しずつ慣れてくるママもいるのではないでしょうか。この頃の赤ちゃんが喜ぶ遊び方について知りたいと考えるママもいるかもしれません。今回の記事では、生後1ヶ月の赤ちゃんとふれ合いながら楽しめる遊びと、遊び道具、遊ぶときの注意点などを、ママたちの体験談を元にご紹介します。

生後1ヶ月の赤ちゃんの生活

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、どのようにすごしているのでしょうか。ママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんが起きている時間に、スキンシップをしたり声をかけたりして遊びました。外出はせずに、家の中ですごしました。

30代ママ
30代ママ

日中は明るさや音、ふれ合いなどいろいろな刺激があるといいなと思い、リビングでいっしょにすごしていました。まだはっきり笑うことはありませんでしたが、遊んでいるときに機嫌がよさそうに声を出すこともあり、喜んでいるのかなと思いました。

生後1ヶ月頃になると、生まれたての頃と比べて起きている時間が少しずつまとまってくる赤ちゃんもいるようです。お出かけはせず、家ですごすことが多かったというママの声がありました。寝ている時間も多い時期なので、赤ちゃんが起きていると嬉しくて、ふれ合いながら遊んでいたというママが多くいました。


生後1ヶ月の赤ちゃんの発達段階

生後1ヶ月の赤ちゃんの発達段階について、厚生労働省の資料を見てみましょう。

生後1ヶ月では、寝返りやハイハイ、ひとり立ちなど身体機能を大きく使った発達をまだ見ることはできません。生後1ヶ月頃の発達の目安として、物を上下左右に目で追ったり、「あー」「うー」などの声を発することが見られるようです。この頃から五感やコミュニケーションが成長するといわれています。

赤ちゃんが感情表現を少しずつできるようになり、機嫌がよいことがわかるようになったというママもいました。赤ちゃんの反応を見ながら、喜ぶ遊びを考えたいですね。

出典:「子ども家庭総合評価票」/厚生労働省

生後1ヶ月の赤ちゃんの五感を刺激する遊びを

生後1ヶ月の赤ちゃんは五感を刺激するようなふれ合い遊びや、コミュニケーションを発達させるような遊びがおすすめのようです。まだ人見知りをする時期ではないため、家族とさまざまなふれ合い遊びをしてみましょう。

具体的に生後1ヶ月の赤ちゃんとどのような遊び方をしていたのか、ママたちに聞いてみました。


ママの指でツンツン

画像
iStock.com/Yuji_Karaki
20代ママ
20代ママ

赤ちゃんが起きているときは、指で優しく赤ちゃんをツンツンして遊んでいました。何回かやっているうちに赤ちゃんも反応してくれるようになって、嬉しかったです。

赤ちゃんがご機嫌で起きている時間があるとママも嬉しくなりますよね。赤ちゃんの体を優しく触りながらふれ合い遊びをしていたというママの声がありました。

最初のうちは赤ちゃんも気づかないことがあるかもしれませんが、徐々に覚えて、笑うなどの反応を見せてくれるようになるかもしれません。


まねっこ遊び

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの「あー、うー」という声がとてもかわいかったので、まねして遊んでいました。たまにびっくりするぐらい大きな声を出すこともあったので、まねしていることが分かるのかなと思って嬉しくなりました。

赤ちゃんの発する声をまねする遊びを取り入れていたというママもいました。顔を見つめ合いながら声でコミュニケーションを取ると、赤ちゃんもさまざまな表情を見せてくれるようになりコミュニケーションの発達につながるかもしれませんね。


目でものを追う遊び

画像
iStock.com/kuppa_rock
30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの前でガラガラを振ったり、リボンをゆらゆら揺らしたりすると、興味深そうに目で追って楽しんでいました。

生後1ヶ月をすぎると音が鳴るものや揺れるものに興味を示し始める赤ちゃんもいるようです。ママの顔やおもちゃをじっと見つめる様子を見ることができたというママの声もありました。赤ちゃんの近くにおもちゃを置く場合は誤飲などの事故防止のため、おもちゃのサイズなどに注意しましょう。

出典:「1か月の赤ちゃんにおすすめの遊びは?」/浜松市

こちらの記事も読まれています

生後1ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊び道具

生後1ヶ月の赤ちゃんはどのような遊び道具で遊ぶことができるのでしょうか。ママたちが使っていた遊び道具をご紹介します。


メリー

画像
iStock.com/Alija
30代ママ
30代ママ

赤ちゃんのお布団の横にメリーを置いて回していました。最初は気づかない様子でしたが、毎日使っていると少しずつ目で追いかけるようになりました。

柔らかい素材でできたモチーフが音楽に合わせて回るメリーを、生後1ヶ月の赤ちゃんの遊び道具として用意したママもいるようです。モチーフを取り外してぬいぐるみとして遊ぶことができたり、タイマーを設定すると自動的に動きが止まるタイプなど、さまざまな種類のメリーがあるようです。


リストラトル

20代ママ
20代ママ

赤ちゃんの手足に、布製のリストラトルをつけていました。手足をバタバタ動かすと音が鳴るので、その様子がとてもかわいかったです。

リストラトルは、赤ちゃんの手足につけるガラガラのような遊び道具で、赤ちゃんが手足を動かすと音が鳴らせるようです。ママが家事をしているときでも、赤ちゃんがリストラトルをつけていれば音が聞こえるので、遊んでいる様子を耳でも確認することができそうですね。


ガラガラ

画像
iStock.com/nwhaa
30代ママ
30代ママ

カラフルな色合いのガラガラを赤ちゃんの目の前で振ったりして、いっしょに遊びました。赤ちゃんは音が鳴っているのが気になったのか、ガラガラを振っている方を見つめるようになりました。

赤ちゃんが握って遊べる形になっているガラガラは、色合いや素材、形もさまざまなものが売られているようです。出産祝いでプレゼントされたガラガラを、赤ちゃんとの遊び道具に使っていたというママもいました。

生後1ヶ月頃の赤ちゃんとの遊び道具は、音が鳴ったり、柔らかい素材でできたものを選ぶとよいかもしれません。いろいろな遊び道具を使いながら、赤ちゃんとの遊び方を工夫できるとよいですね。なお、生後1ヶ月の赤ちゃんとおもちゃを使って遊ぶ場合、遊ぶ場所やおもちゃが対象月齢かなど安全面に注意しているというママの声もありました。

生後1ヶ月の赤ちゃんとの遊び方で注意したこと

生後1ヶ月の赤ちゃんとの遊び方で、どのようなことに注意していたのか、ママたちに聞いてみました。


スキンシップ

20代ママ
20代ママ

手足を軽くマッサージしたり抱っこをしたりと、スキンシップを取りながら赤ちゃんとの遊びを楽しんでいました。

生後1ヶ月の赤ちゃんと遊ぶとき、赤ちゃんとのスキンシップを大切にしていたというママの声がありました。赤ちゃんとのふれ合い遊びの時間を毎日設けることで、赤ちゃんの成長や変化にもいち早く気づくことができるかもしれませんね。また、スキンシップをして少しずつ反応してくれる様子を見て、育児のストレス軽減につながったというママもいました。


赤ちゃんの体調・様子を見ながら

30代ママ
30代ママ

授乳後に遊ぶときは吐き戻しに注意するなど、赤ちゃんの様子を見ながら遊ぶようにしていました。

赤ちゃんが機嫌よさそうにしているタイミングを見て、遊ぶようにしていたというママもいました。お昼寝後やオムツ交換の後など、赤ちゃんの様子が落ち着いているときに遊ぶ時間を設けるようにするとよいかもしれません。


赤ちゃんへの語りかけ

30代ママ
30代ママ

いとおしく思う気持ちが少しでも伝わったら嬉しいと思い、赤ちゃんにいろいろなことを語りかけながら遊ぶようにしていました。

赤ちゃんへの語りかけを大事にしていたというママもいるようです。ママが優しい表情で赤ちゃんに語りかけることで、赤ちゃんも気持ちが安らぎ、五感の発達にもつながるかもしれませんね。


遊ぶ時間

20代ママ
20代ママ

授乳のあとに機嫌良く起きているときに、30分から1時間程度絵本を読んだり、メリーで遊んだりしていました。

30代ママ
30代ママ

授乳の合間に30分くらいふれ合い遊びをしていました。まだ赤ちゃんのお昼寝の時間も長く私の体の疲れもあったので、無理をしないようにしていました。

生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ1日あたりの睡眠時間が長く、ママの育児疲れも出てくる頃といえます。そのため、授乳の合間に30分~1時間程度遊んでいたというママの声が聞かれました。赤ちゃんもママも無理のないように遊ぶ時間を設けるといいかもしれません。


家の環境づくり

30代ママ
30代ママ

まだハイハイなど動く時期ではありませんが、赤ちゃんが過ごす場所は安全面に注意した環境づくりをしました。ハイハイした場合やひとり立ちした場合など、今後の成長も踏まえて環境を変えられるようにしています。

40代ママ
40代ママ

今後、お絵描きや砂場遊びなどさまざまな遊びにつながるようなおもちゃや絵本を設置しています。家の中でも教育的要素を取り入れた環境づくりをしています。

家の中の環境づくりに配慮・注意しているというママの声もありました。事故防止など安全面に注意したり、今後の成長につながるよう教育的要素を取り入れるよう配慮しているようです。

生後1ヶ月の赤ちゃんとふれ合い遊びを楽しもう

画像
iStock.com/Masao

今回の記事では、生後1ヶ月の赤ちゃんとふれ合いながら楽しめる遊びと、遊び道具、遊ぶときの注意点などを、ママたちの体験談を元にご紹介しました。

生後1ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊び方は、ママや家族とのふれ合いを中心にした遊びを取り入れるようにするとよいようです。ガラガラやリストラトルといったおもちゃを使いながら赤ちゃんとの遊び方を工夫すると、遊びの幅が広がっていくかもしれません。

この時期はママの育児疲れも出てくるかもしれません。ストレスが溜まっているなと感じたら無理せず、パパや家族にも協力してもらいましょう。

赤ちゃんの様子をみながら遊びを通してスキンシップを取ることができるとよいですね。今回の記事でご紹介した内容を参考に、生後1ヶ月の赤ちゃんとのふれ合い遊びを楽しんでみてくださいね。

2018.05.11

おうち遊びカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。