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【幼児食】献立表を決めるときに便利!1週間の献立例と作り置きできるメニューのレシピをご紹介
1週間の献立を決めるときのポイント
離乳食期が完了して、食べられるものが増える幼児食期。幼児食の献立を考えるとき、おかずや常備菜に何を作ろうか悩んだり、1週間分の献立表を作りたいと思うママもいるかもしれません。今回の記事では、幼児食の献立を考えるときのポイントや気になることにはどのようなことがあるのでしょうか。作り置きできる幼児食レシピ、食育につながる1週間の献立例も合わせてご紹介します。
幼児食の献立を考えるとき
幼児食の献立を考えるときに気になることを、ママたちに聞きました。
30代ママ
20代ママ
冷凍で作り置きできるようなレシピや時短レシピが気になります
20代ママ
献立のスケジュールを立てるときに、物価の高騰で食費が気になります。幼児食の節約レシピを知りたいです
30代ママ
もっと献立を考えたり買い出しに行ったりするのを楽にしたいので、普段使っているレシピ検索アプリの他にも1週間分の献立を考えてくれるアプリなどあればいいなと思いました
栄養バランスを考えた献立のスケジュールがのっているアプリや、おかずや常備菜の作り置きレシピ、時短レシピが気になるママがいました。また、食育につながるレシピや食費を削減できるレシピが気になるママもいるようです。
1週間の献立表を決めるときのポイント
1週間の献立表を決めるときに気をつけたいことについてママたちに聞いたことをまとめました。
全体のバランスを考える
20代ママ
お肉とお魚のおかずを週に2~3回ずつになるよう調整しています。週に一度は夫と子どもの大好物のカレーなどを出すようにしています
30代ママ
全体のバランスを考えて主食・主菜・副菜を出したいと考えていますが、忙しい日の夕食はパスタなどのすぐ作れる麵メニューを活用しています。麵メニューのときも野菜とお肉がバランスよく摂れるようにしています
30代ママ
仕事が忙しかった日の夕飯は、食洗器のお皿を減らせるようにワンプレートで出せるパスタを作っています。季節の野菜やお魚、お肉を使ってバランスを考えたレシピにしています
肉と魚を週3日ずつなど、バランスのよい食事が摂れるように心がけているというママがいました。野菜や味付けも偏らないように気をつけてメニューを考えられるとよいかもしれません。バランスを考えながらも、カレーなど家族みんなが楽しめるメニューを週に1~2回作っているというママの声もありました。また、パスタなどの麺を使う際も野菜たっぷりのミートソースなど栄養バランスに気をつけているママもいるようです。
献立を決めてから買い物に行く
30代ママ
週末に、1週間分の子どもの夕食の献立と夫のお弁当の中身を決めてから、必要な食材を買いに行くようにしています。傷むのが早い野菜は冷凍野菜などを活用しています
事前に献立表を作ってから、まとめて食材を買いに行くという声がありました。メニューが偏ってしまったり、食材を買いすぎてしまって無駄な食費がかかるような心配が少なくなるでしょう。傷みやすいものやストックしておきたいものは冷凍野菜を活用しているママもいるようです。栄養バランスを考えた献立を考えてくれるアプリを活用するとよいかもしれませんね。
家族の好きなメニューを取り入れる
20代ママ
夫と子どもの好物がチーズなので、週に1~2回ハンバーグや鮭のチーズ焼きを作っています。おかわりをしてよく食べています。チーズ焼きはタンパク質をプラスできるので、幼児食前期の子どもたちの食事に便利です
子どもやパパの好きなメニューを取り入れるようにしているママもいるようです。好きなメニューが出ると、食事の時間がより楽しくなりそうですね。
幼児食前期の食事の目安量
離乳食期が終わり、幼児食となっても毎食どれくらいの量を食べさせたらいいのか悩んでいるママやパパもいるのではないでしょうか?幼児食前期(1歳6カ月~2歳)の食事の目安量をご紹介します。
1歳6カ月頃の食事は、大人の半分の量が目安といわれています。主食や主菜、副菜などそれぞれの目安量は以下の表のとおりです。
【幼児食前期の1日あたりの食事目安量】
主食 | ごはん:子ども用茶碗1杯(80~90g)、パン:8枚切り食パン1枚、麺類:茹で麺90g、乾麺25~30g |
主菜 | 魚:切り身2分の1切れ、納豆:4分の1パック、卵:2分の1個、肉:30~40g(大さじ1~1.5程度) |
副菜 | 60g(大さじ2程度) |
果物 | 100g(みかん1個、りんご4分の1個) |
乳製品 | 牛乳・チーズなど合わせて300g |
作り置きできる幼児食のレシピ
冷凍保存で作り置きできる幼児食のレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。
ハンバーグ
1.玉ねぎ、にんじん、ピーマンをみじん切りにして炒める
2. ボウルに、ひき肉、パン粉、卵、ナツメグ、炒めた野菜を入れ混ぜる
3. 食べやすい大きさに形成し、フライパンで焼く
ハンバーグのタネは肉団子にすることもできるため、アレンジしやすい作り置きレシピとして活躍しそうです。肉の臭みが気になる場合は、ナツメグの代わりにヨーグルトを入れてもよいようです。作り置きしたものをパパや子どもの弁当に活用しているママもいるようです。肉をあまり好んで食べない場合、上にチーズを乗せてチーズ焼きにすると食べやすくなるというママの声がありました。
マッシュポテト
1. じゃがいもの皮をむき、適当な大きさにきり、柔らかくなるまで鍋で茹でる
2. ザルにあげて水気を切る
3. ボウルに入れ、マッシャーで潰してペースト状にする
4. 牛乳を入れて好みの固さになるまで混ぜる
5. 塩こしょうで味を調節する
じゃがいもは、マッシュポテトのようにペースト状にすると冷凍保存できます。マッシュポテトはポテトグラタンにしたり、パンケーキに混ぜてアレンジできるので、時短調理につながります。味を調節するときに、濃くなりすぎないように小さじを使って少しずつ入れるといいようです。
ひじきの煮物
1.乾燥ひじきを水に入れて戻す
2. にんじん、油揚げを食べやすい大きさに切る
3. フライパンでにんじんを炒める
4. にんじんに火が通ったら、ひじきと油揚げを加えて炒める
5. 醤油、みりん、砂糖、酒、水を加えて煮る
和食のおかずにぴったりなひじきの煮物は、炊き込みご飯や白和えなどにアレンジできます。弱火でしっかり煮ると柔らかくなり、味もしっかり染みるのでおいしく食べられるでしょう。こちらのレシピも調味料を入れるときは、小さじで少しずつ調整しましょう。
幼児食の1週間の献立例
作り置きできる幼児食レシピを参考にした、幼児食の1週間分の献立例をご紹介します。
1日目
・ごはん
・チーズ焼きハンバーグ
・ポテトサラダ
・コンソメスープ
作り置きできるレシピでご紹介したハンバーグに、チーズをのせたチーズ焼きメニューです。サイドメニューには、きゅうりやにんじんが入ったポテトサラダや、キャベツや玉ねぎなどが入ったコンソメスープを作り、野菜をしっかり摂れるようにするとよいでしょう。冬など寒い時期は、ポテトサラダの代わりに下処理をしたミニトマトのチーズ焼きなどの温かいおかずを出したというママもいました。
2日目
・ごはん
・さばの塩焼き
・白菜の白ごま和え
・玉ねぎとにんじんの味噌汁
2日目は魚のメニューです。魚焼きグリルで焼くだけなので、簡単に作れますね。魚の切り身は冷凍保存できるので、多めに購入してストックしておくと便利かもしれません。味噌汁は具材でさまざまなアレンジができるので、季節の野菜を入れて食育をしたというママの声もありました。大人用と子ども用それぞれの鍋で取り分けて作れるので時短にもつながりますね。
3日目
・ごはん
・コロッケ
・白菜の白ごま和えの卵炒め
・きのこの味噌汁
作り置きレシピでご紹介したマッシュポテトでコロッケを作ることができます。さまざまな具材を入れて作ってみましょう。前日に作った白菜の白ごま和えは卵炒めにしてアレンジする方法もあります。
4日目
・ごはん
・ぶりの照り焼き
・ひじきの煮物
・大根の味噌汁
冷凍ストックできるひじきの煮物をサイドメニューに取り入れました。しょうゆ、みりん、酒、砂糖で作る照り焼きのタレは、肉料理や焼うどんなどさまざまな料理に使えて便利なようです。
5日目
・チャーハン
・ほうれん草ともやしの和え物
・肉団子スープ
ハンバーグのタネで作る肉団子をスープにしました。にんじんやレタス、白菜、きのこ類などさまざまな野菜を入れて中華風に仕上げるとチャーハンとよく合いそうですね。
6日目
・ひじきの炊き込みご飯
・さわらの西京焼き
・切り干し大根
・玉ねぎとにんじんの味噌汁
ストックしているひじきを解凍して炊き込みご飯を作ることができます。ひじきの煮汁と少量の出汁、米を炊くときに必要な分の水を入れて炊飯すると簡単に炊き込みご飯ができますよ。
7日目
・ごはん
・ハンバーグのトマトソース煮込み
・ブロッコリーとコーンのマヨネーズ和え
・オニオンスープ
ハンバーグのチーズ焼きとは違った味付けを楽しめるように、トマトソースで煮込んだものをメニューに取り入れました。付け合わせは、マヨネーズ和えのほかにも、フライドポテトや野菜のバター炒めなどでもよいかもしれません。幼児食にトマトを取り入れる場合、ミニトマトを使うと調理がしやすいというママの声がありました。
栄養バランスを考えた幼児食の献立を決めよう
今回の記事では、幼児食の献立を考えるときのポイントや気になることにはどのようなことがあるのでしょうか。作り置きできる幼児食レシピ、食育につながる1週間の献立例も合わせてご紹介しました。
幼児食の献立を考えるときは、家族の好きな料理を取り入れながら、栄養バランスのよい献立を事前に考えて買い出しに行くとよいようです。献立やレシピを提案してくれるアプリを使ってみてもよいかもしれません。
冷凍保存で作り置きできるレシピには、ハンバーグやマッシュポテト、ひじきの煮物などがあります。作り置きレシピや、前日の食べきれなかった料理などをアレンジしながら、1週間で上手に献立が組めるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適切な食材・調理法を選びましょう。
栄養バランスが気になります。季節の食材を使った食育につながるレシピのバリエーションを増やしたいです