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幼児期の年齢別のお菓子の選び方。手作りレシピや意識したこと
お菓子ばかりにならないようにする工夫
幼児にプレゼントでお菓子詰め合わせをもらったときに、いつからどのようなお菓子をあげたらよいのかや、食べたことのないお菓子はあげない方がよいか考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、年齢によって選んだお菓子の与え方や手作りレシピ、お菓子ばかり食べないよう意識したことを体験談を交えてご紹介します。
幼児期に選ぶお菓子
幼児期の子どもにお菓子を選ぶとき、どのようなお菓子をいつから食べてもよいのか考えるママもいるのではないでしょうか。子どもがお菓子ばかりを欲しがり、食事を食べないことから与え方について悩むママもいるかもしれません。
実際に、ママたちは幼児期の子どものお菓子をどのように選んでいたのでしょう。
【年齢別】幼児期に選んだお菓子
実際に、ママたちが幼児期に選んだお菓子を年齢別にご紹介します。
1歳頃から
「うちの場合は、1歳頃から食べられると表記された薄味のお菓子を用意しました。なかでも、薄い小判型のおせんべいは、幼児の手でも持ちやすく食べやすそうでした」(20代ママ)
「私はなるべく手作りで素材の味を活かしたお菓子をあげたいと考え、市販のお菓子はあげないようにしていました。外出先でお菓子を買うときは、添加物や着色料を使っていないビスケットを選ぶようにしていました」(30代ママ)
1歳頃の子どものお菓子として、薄味や素材の味を活かしたお菓子を選んだママがいるようです。子どもが初めて食べるお菓子の場合、自分が先に味見をして味つけや口どけを確認してからあげたというママの声もありました。
2歳や3歳頃から
「うちの子は、2歳頃から幼児用のお菓子を食べるようになりました。スティックタイプのゼリーがお気に入りで、自分で持って食べられるのが嬉しいようです」(40代ママ)
「3歳になったことをきっかけに、いつから食べ始めたらよいか考えていたお菓子のなかから選んであげるようになりました。お友だちが食べていて、子どもが興味をもっていたグミを初めて食べたときは『おいしいね』と喜んでいました」(30代ママ)
2歳や3歳になると、ゼリーやグミなどいろいろな種類のお菓子を食べるようになる子どももいるようです。上に兄弟がいる場合、上の子と同じお菓子を食べたがるのでいつからあげようか考えていたのに、いつのまにかアイスやスナック菓子などを食べていたのでそのままあげるようになったというママの声もありました。
4歳以降
「うちの子は、4歳の誕生日プレゼントにお菓子詰め合わせをもらったときに初めてチョコレートを食べました。それまでは虫歯が気になったのであげないようにしていたのですが、気に入ったようだったので夫と相談し、特別な日のおやつとして食べるようになりました」(30代ママ)
「うちの子の場合、4歳をすぎるとほとんど大人と同じようなお菓子を食べるようになりました。リキュールなどのお酒や強い味の香辛料が入っていないか、表示されている原材料を確認して選んでいます」(40代ママ)
4歳以降は、お友だちの家でいただいたことをきっかけに、これまであげないでいたお菓子を食べるようになるというケースもあるようです。
幼児向けの手作りお菓子のレシピ
幼児が食べやすいお菓子を手作りしたいと考えるママもいるかもしれません。ママたちに聞いた、幼児向けの手作りお菓子のレシピをご紹介します。
かぼちゃとレーズンの蒸しパン
「かぼちゃの表面を濡らしてラップに包んで電子レンジで加熱し、サイの目切りにします。ボウルに卵と牛乳、ホットケーキミックスとレーズンを入れて混ぜて生地を作ります。型の7分目まで生地を流し、その上にかぼちゃを乗せて蒸し器で加熱したら完成です」(30代ママ)
かぼちゃとレーズンの甘さを活かした蒸しパンの手作りレシピを考えたママもいました。このレシピをベースに、チーズやサツマイモなど子どもの好きな食材を組みあわせて、アレンジを楽しむのもよいですね。
おからクッキー
「おからパウダーと薄力粉、片栗粉をふるいにかけます。卵黄とバター、てんさい糖を加えて混ぜ、クッキーの生地を作ります。生地がまとまってきたら厚さ1cm程度に伸ばします。型で抜き、予熱したオーブンで焼いたら完成です」(20代ママ)
おからややさしい甘みのてんさい糖を使ったレシピでクッキーを手作りしたママもいるようです。子どもの好きな動物や星などの型で抜いてあげると、喜んで食べてくれたというママの声もありました。
フルーツゼリー
「鍋に水と粉寒天を入れ、煮溶かします。砂糖を加えて混ぜ、火を止めて粗熱を取って寒天液を作ります。型に寒天液を流しいれ、一口サイズに切ったキウイとイチゴを入れます。冷蔵庫で冷やし固めたら完成です」(40代ママ)
子どもの好きな果物を使ってフルーツゼリーを手作りすると、幼児期の子どもが喜んで食べてくれるかもしれませんね。桃やみかんの缶詰を使うときは、レシピの砂糖の量を控えめにして幼児が食べやすい甘さに調節したというママの声もありました。
幼児にお菓子をあげるときに意識したこと
幼児期の子どもにお菓子をあげるとき、どのようなことを意識するとよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちに、幼児にお菓子をあげるときに意識したことを聞いてみました。
おやつの時間を決める
「うちの子はお菓子を食べ始めると『もっと食べたい』と言って欲しがるので困っていました。時計の絵を描き『お菓子を食べるのはこの時間までだよ』と伝えたところ、時間をみてごちそうさまができるようになりお菓子の食べ過ぎを防ぐこともできました」(20代ママ)
お菓子ばかり食べる子どもに、工夫しておやつの時間を伝えたママがいるようです。子どもといっしょにおやつの時間を決めることで、納得して食べ終えることができるようになったというママの声もありました。
おやつの量を見直す
「子どもが食事をあまり食べないとき、おやつの量が多かったのかもしれないと考えました。その日の運動量にあわせておやつの量を見直すと、食事を残すことが少なくなりました」(40代ママ)
幼児にお菓子をあげるとき、食事も食べられるようおやつの量を見直したママがいるようです。食事だけではとりきれない分をおやつで補食するという意味で、おやつの量を考えてみるのもよいかもしれませんね。
いつからお菓子を食べるかはそれぞれ
幼児期の子どもへのお菓子の与え方を考えるとき、おやつの時間や量を見直したママもいました。いつからどのようなお菓子を食べ始めるかは、プレゼントにお菓子詰め合わせをもらったことや、兄弟や周りの子が食べているお菓子に興味をもったことなど、きっかけによってさまざまなようです。
お菓子ばかりあげないようにする工夫として、自分で甘さを調整しやすい手作りレシピもあるようなので、子どもの年齢や好みにあわせて幼児向けのお菓子を用意できるとよいですね。