幼児食においしいおやつを手作りしよう。野菜や果物を使った簡単レシピ

幼児食においしいおやつを手作りしよう。野菜や果物を使った簡単レシピ

子どもにおやつを与えるときに意識したこと

2020.03.07

子どもの幼児食においしいおやつを手作りしたいと考えるママもいるでしょう。子どもの成長に合わせたおやつの与え方について、迷うこともあるかもしれません。今回は、幼児食におやつを与えるときに意識したことや作るときのポイント、子どもの年齢別に野菜や果物を使ったレシピをママたちの体験談をもとにご紹介します。

幼児食のおやつを子どもに与えるときに意識したこと

子どもにおやつ
szefei/Shutterstock.com

離乳食から幼児食に移行すると、さまざまな食材を食べられるようになったり、フォークやスプーンを使う場面が増えたりと子どもの成長を感じることがあるかもしれません。

食べる量も徐々に増えて、食事の合間や子どもがお腹が空いたときのために、おやつを用意するママも多いのではないでしょうか。子どもにおやつを与えるときは、時間帯や量、どのような種類のものがよいのかと考えてしまうこともありますよね。

幼児食のおやつを子どもに与えるときに意識したことを聞いてみました。


時間帯

30代ママ
30代ママ

おやつの時間帯は15時頃と決めています。夕ご飯の前に食べるとお腹がいっぱいなってしまう場合があるので、与える時間に気をつけています。

40代ママ
40代ママ

保育園でおやつを食べてくるので、平日は特におやつの時間を作っていません。休日は午前中は10時頃、午後は15時頃に与えることが多いです。

おやつの時間帯は、保育園や幼稚園の帰宅時間に合わせることもあり、それぞれの家庭で違うようでした。夕ご飯のことを考えて、おやつを与える時間に気をつけているママが多いようです。


30代ママ
30代ママ

子どものお腹の空き具合に合わせてお菓子の量を調整しています。子どもがいつもよりも多めに食べたいとお願いしてきたときは、夕ご飯をしっかり食べることを約束してからおやつを渡すようにしています。

30代ママ
30代ママ

幼稚園から帰宅後に家で子ども同士で遊ぶときは、おやつの量はママ友と相談して決めています。『おやつをたくさん食べると、夕ご飯を食べなくなる』と心配するママが多く、量は少なめにして与えることが多いですね。

子どもの様子を見ながらおやつの量を調整するママの声がありました。子ども同士で遊ぶときのお菓子は小袋サイズのものや、ひとつひとつお菓子が包装されているものなどを用意すると、1食分のおやつの量を平等に分けやすいかもしれません。


種類

30代ママ
30代ママ

合成着色料などを使っていない無添加のお菓子を用意しています。手作りすることも多く、クッキーやカップケーキなどさまざまなものを作ります。

40代ママ
40代ママ

子どもが同じような味つけのおやつばかりを与えると飽きてしまうので、甘いものやしょっぱいものなど、味が違うおやつを用意するようにしています。塩分の量や糖分の量などを確認したうえで、子どもが食べられるものを用意します。

離乳食から幼児食に移行するとさまざまな味つけのおやつを食べられるようになるようですが、引き続き、味の濃さや塩分量を考えて用意するとよいでしょう。

市販のおやつもさまざまな種類がありますが、子どもに手作りしたおやつを用意したいと考えるママも複数いました。

幼児食におやつを作るときのポイント

幼児食におやつを作るときのポイントをママたちに聞いてみました。


砂糖の量に気をつける

30代ママ
30代ママ

虫歯にならないように、砂糖の量に気をつけてお菓子を作っています。レシピに書いてある砂糖の量が多いと感じた場合は、少量に減らしてから作るようにしています。

おやつを作るときは甘すぎないように砂糖の量に気をつけるというママの声がありました。砂糖不使用で作ることができるレシピもあるため、参考にしてみるとよいかもしれません。


野菜や果物を使う

30代ママ
30代ママ

おやつを手作りするときは、栄養バランスを考えて野菜を使います。カップケーキを作るときに、苦手なほうれん草やにんじんをすりつぶして入れると、気にせずに食べてくれます。

40代ママ
40代ママ

甘みのあるリンゴやバナナを使っておやつを作ると砂糖の量も抑えられて、素材の味を楽しめます。野菜は、かぼちゃやさつまいもなどの自然の甘みを味わえるものを使うことが多いです。

子どもの噛みやすさを考える

30代ママ
30代ママ

子どもが噛みやすいように、やわらかい食感のお菓子を手作りするようにしています。固すぎると飲みこみにくい場合もあるので、気をつけています。

40代ママ
40代ママ

子どもが噛みやすいように、お菓子の形状を工夫しています。クッキーなどは大きく作ると子どもが噛みにくいときがあるので、スティック状にしています。

おやつをやわらかめにしたり、形状を工夫したりと、子どもの噛みやすさを考えておやつを作るママの声がありました。子どもの様子を見ながら、おやつの固さを調整するとよいでしょう。

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【年齢別】幼児食に作る野菜や果物を使ったレシピ

おやつ
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離乳食を卒業する1歳~1歳半頃から小学校入学までが幼児食といわれています。噛む力の成長など幼児食の進み具合に合わせて、用意するおやつが変わることもあるでしょう。子どもの栄養バランスを考えて、野菜や果物を取り入れて作りたいと考えるママもいるかもしれません。

野菜や果物を使った幼児食のおやつのレシピを、子どもの年齢別に紹介します。


【1歳~1歳半】かぼちゃとバナナのおやき

  1. バナナはみじん切りにする
  2. 茹でたかぼちゃの種と皮を取り除き、なめらかになるまでつぶす
  3. ボウルに適量の水、小麦粉、1、2を入れて混ぜる
  4. フライパンに少量の油をひき、2をスプーンですくって落とし、両面を焼く

砂糖不使用のおやきのレシピです。子どもが手づかみ食べする場合は、小麦粉と水の分量に気をつけてつかみやすい固さや大きさになるように作りましょう。


【1歳半~2歳】にんじんとオレンジのゼリー

  1. オレンジの皮をむいて、果肉だけを取り出し、細かく切る
  2. 茹でたにんじんをなめらかになるまですりつぶす
  3. ボウルに適量のオレンジジュース、1、2を混ぜ合わせる
  4. 耐熱皿に粉ゼラチンと水を入れて、電子レンジで数秒加熱する
  5. 3に4を加えて混ぜ合わせる
  6. 5を型に流し入れて、冷蔵庫で冷やす

オレンジジュースは着色料が入っていない、果汁100%のものを選ぶとよいでしょう。粉ゼラチンは焦げないように、様子を見ながら加熱しましょう。

この時期になると、スプーンやフォークを使い始める子どもも多いため、ゼリーを用意するとスプーンを使う練習にもなるでしょう。子どもがすくいやすいように、ゼラチンの量を考えてゼリーの固さを調整するとよいかもしれません。


【3歳~6歳】さつまいもとリンゴのカップケーキ

  1. 茹でて皮をむいたさつまいもとリンゴを約1cmの角切りにする
  2. ボウルにホットケーキミックス、牛乳、卵、少量の溶かしバターを入れて混ぜる
  3. 型に2を流し入れて、1を加える
  4. トースターで焼く

トースターで焼いたあとは、竹串を刺すなどしてカップケーキに火が通っているか確認しましょう。バターは塩分が強くならないように、無塩バターを使うとよいでしょう

この時期になると3歳未満の頃と比べて噛む力は強くなり、さまざまな食材の食感を楽しめるようになるでしょう。さつまいもやリンゴを大きめの角切りにして、カップケーキに入れると、やわらかな生地と野菜や果物の食感を合わせて楽しめそうですね。

幼児食に子どもがよろこぶおやつを手作りしよう

子どもとママ
Monkey Business Images/Shutterstock.com

今回は幼児食のおやつを与えるときに気をつけたことや、作るときのポイント、野菜や果物を使った幼児食のレシピをご紹介しました。

幼児食におやつを作るときは、子どもといっしょに調理するというママの声もありました。子どもがお手伝いできる工程を考えて、クッキーやカップケーキなど、さまざまなおやつを作ると家族で楽しい時間をすごせそうですね。

甘みのある野菜や果物を取り入れると自然な甘さを味わえて、子どもも食べやすいのではないでしょうか。

幼児食に子どもがよろこぶおいしいおやつを、手作りできるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照内容は、2020年1月30日の記事作成時点のものです。

2020.03.07

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