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みんなでできる室内遊び。大人数でできる、空き時間の時間つぶしゲーム
子どもが大人数集まったときに、みんなで遊べるゲームをいくつか知っているといいですよね。空き時間に簡単にみんなでできる遊びや、外出先でもちょっとした時間つぶしになる楽しい遊びをご紹介します。
大人数で遊べる室内遊び
大人数の子どもが集まったときにみんなで楽しめる遊びにはどのようなものがあるのでしょうか。実際の子どもたちの様子や楽しみ方と合わせてご紹介します。
ハンカチ落とし
対象年齢の目安:4歳から
用意するもの:ハンカチなど
(1)内向きの円になって座ったみんなの周りをオニがハンカチを持って歩き、誰か1人の後ろにそっとハンカチを落とします。
(2)落とされた人がハンカチを拾って、オニを追いかけて捕まえたらオニはそのまま継続です。
(3)オニが1周するまでにハンカチを落とされた人が気づかなかった場合や、オニを捕まえられず自分の場所に座られてしまった場合は、落とされた人がオニになります。
みんなでできる定番の室内遊び、ハンカチ落とし。「オニが歩き回っている間、ドキドキしている様子が楽しそうでした」「ハンカチを落とされた子が拾ってオニにタッチするまで、座っている他の子どもたちも応援しながら盛り上がっていました」などのママたちの声もあります。大人がいっしょに遊んでも盛り上がりそうですね。
ジャンケン列車
対象年齢の目安:4歳から
用意するもの:特になし
(1)好きな歌を歌いながら室内を歩き、歌が終わったときに近くにいた人とジャンケンをします。
(2)負けた人は列車ごっこのように、勝った人の後ろにつきます。
(3)これを繰り返してみんなで長い列車を作り、最後に先頭になった人が優勝です。
子どもたちの様子には「最後まで勝ち続けて、先頭になれたときにとても嬉しそうでした」「大人数で列車を作り、歌いながら部屋中を歩き回るのが楽しそうでした」などがあるようです。
子ども同士でぶつかってケガをすることがないように、走らず遊ぶよう声をかけておくとよいですね。広いスペースで遊べるのが理想です。
簡単な道具だけで遊べる室内遊び
家にあるものを使って、簡単に空き時間などの時間つぶしができて、みんなで遊べるものをご紹介します。
爆弾ゲーム
対象年齢の目安:4歳から
用意するもの:スマホまたはキッチンタイマー、ボールやぬいぐるみ
(1)みんなで円になって座り、タイマーを1~2分で鳴るようセットします。
(2)タイマーをスタートさせ、ボールを時計回りに隣の人へパスしていきます。
(3)アラームが鳴った瞬間に、ボールを持っていた人の負けです。
子どもたちには「ボールがまわってくるのを、ハラハラドキドキしながら楽しんでいました」「アラームが鳴った瞬間に、みんなで大盛り上がりしていました」などの反応があるようです。ボールだと分かっていてもアラームが鳴った瞬間は、まるで爆弾のようにドキドキしてしまいそうですね。みんなでできる楽しい室内遊びのひとつです。
しんぶん島
対象年齢の目安:4歳から
用意するもの:新聞紙1枚(人数分)
(1)各自が新聞紙を広げて島を作り、その上に立ちます。
(2)全員でじゃんけんをし、負けた人は自分の島を半分に畳みます。
(3)(2)を繰り返して島を小さくしていき、島に3秒以上立っていられず落ちたらアウトです。最後まで島の上に立っていられた人が勝ちです。
「どんどん小さくなっていく島にドキドキしながらも楽しそうでした」「じゃんけんが強くて島が大きいままの子や、小さい島の上で上手にバランスをとる子、それぞれにおもしろがって遊んでいるようでした」といろいろ楽しめる要素が含まれていて、特別な道具を用意しなくても気軽に遊べるものです。新聞に乗るときに勢いよく飛び乗ると、すべって危険なので注意しましょう。
短い空き時間にもみんなでできる室内遊び
外出先でのちょっとした空き時間などに、道具がなくても大人数でその場で遊べるものをご紹介します。
背中伝言ゲーム
対象年齢の目安:5歳から
(1)みんなで1列に並び、お題を決めます。
(2)1番後ろの人は前の人の背中に指でお題を書いて、前の人はさらに次の人の背中に書いていきます。
(3)1番前の人が自分の背中に書かれた言葉を答えます。お題は「数字」「ひらがな1文字、2文字」など年齢によって難易度を変えるとよいでしょう
子どもたちの反応には「自分が書いたあとも、次の子がどう書くのか気になっていて、順番が終わってもみんな楽しそうでした」「正しく伝わったかは関係なく、盛り上がっていました」などがありました。
筆者は、外食先で席に案内されるまでの空き時間や、食事が来る前などの時間つぶしに、5歳の娘と家族でよくやっています。楽しく遊べるだけでなくひらがなに興味を持つきっかけになったように感じます。
同じ数字を言ってはいけないゲーム
対象年齢の目安:5歳から
(1)「1から10」の数字の中から、自分が言う数字をひとつ決めます。
(2)「せーの」の合図で、みんなで同時にその数字を言います。
(3)他の人と同じ数字を言ってしまったら負けです。
みんなが違う数字だったときは、言ってよい数字を「1から9」「1から8」と減らしていき、難易度を上げて遊ぶと盛り上がります。「シンプルなルールだったので、簡単に遊べてよかったです」「せーので数字を言い終わってから、みんなは何て言った?と聞きあって盛り上がっていました」などの声がありました。
大人数での遊びに夢中になって大きな声を出してしまわないように、周りの人への配慮も忘れないようにしましょう。
空き時間もみんなで室内遊びを楽しもう
たくさん道具を用意しなくても、大人数がみんなでできる室内遊びはいろいろとありそうです。子どもが大人数集まったときのちょっとした空き時間や時間つぶしに、室内遊びで楽しい時間をみんなですごしてみてはいかがでしょうか。