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2歳児の特徴と成長とは。ママたちが感じる悩みと対策、便利アイテム
2歳の子どもには、どのような特徴があるのでしょうか。うれしい成長とともに、ママたちを悩ますことも少なくないかもしれません。今回は、2歳児の生活からみる特徴や成長、便利な育児アイテム、イベントを楽しくするアイディアなどをご紹介します。
2歳児の生活と特徴
体の動かし方や言葉など、行動や自己表現の幅が広がるといわれている2歳。生活する上で必要になるさまざまな成長を身に付けることが、2歳児の特徴のひとつかもしれません。
このような成長の土台を作る2歳児の生活とはどのようなものなのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
健康管理
体重管理は子どもの状態を知る上で大切なことでしょう。
体重が増えない、あるいは減ってしまう場合は、生活リズムを整え、なるべく体を動かして、子どもが楽しめる食事にするとよいようです。
2歳頃になると乾いた耳垢が出ることもあるようで、耳掃除を丁寧にしたというママがいました。耳垢が固まっているときは、オリーブオイルをつけた綿棒や濡らしたガーゼで、耳の入口付近を掃除してあげるとよいでしょう。
髪が伸びると、前髪が目に入ったり、髪質によってはもつれることもあるため、定期的に美容院でヘアカットしたり、自宅でセルフカットしたという声がありました。
子どもの髪の量や質、季節のことを考えながら、ヘアスタイルを楽しめるとよいですね。
保育園
2歳頃になると、保育園に通う家庭もあるようです。
保育園での一日のスケジュールは、自由遊びやおやつ、散歩、昼食、お昼寝、というように時間を決めて生活しているケースが多く、月齢によって、着替えの枚数や昼寝用の寝具など、準備するアイテムも異なる場合があるため、事前にリストアップしておくと安心かもしれません。
登園するのを嫌がるときは、保育園で楽しんでいることやお友だちのことを話したり、お迎えの時間を伝えたりして、子どもが安心して通うことができるような声かけや関わりを意識してみましょう。
遊び
2歳頃になると、体を使った遊びを取り入れているパパがいました。
子どもを足で持ち上げたり頭より高く上げたりする人間飛行機は、パパにしかできない遊びかもしれません。安全に配慮しながら、両手を広げて思いっきり体をのばすとより楽しめそうです。
また、言葉が分かりはじめるこの時期に、絵本の読み聞かせを楽しんでもよいでしょう。本の内容をアレンジして、子どもの想像力をふくらますアイディアもあるようです。
2歳でみられる成長
2歳児のときに、ママたちはさまざまなシーンで子どもの成長を感じているようです。なかでも、イヤイヤ期は多くのママたちが経験することかもしれません。
イヤイヤ期を乗り越えるコツについてママたちに聞いてみると、子どもがやりたいと言い出したことは黙って任せたり、予定があるときは、子どもがぐずる時間を考慮して時間にゆとりのある行動を心がけたりするとよいようです。
イヤイヤ期も子どもの成長のひとつと捉え、大きな心で見守ることが大切でしょう。
2歳児への悩みを感じる場面と対策
2歳の子どもをもつママたちは、子どもの成長とともにどのような場面で悩んでいるのでしょうか。また、その対策法についてまとめました。
睡眠
今まで夜泣きをしたことがなかったのに、2歳頃になって突然夜泣きをするようになり、悩んでいるというママがいました。
日中、思ったように物事が進まず、できない、くやしい、などと思う出来事があると、夜泣きをすることがあるようです。子どもの意見やできない気持ちに、できるだけ寄り添うよう意識して過ごしてみましょう。
子どもをスムーズに寝かしつけるポイントとしては、一日の生活リズムを整える、部屋全体を暗くして睡眠環境を整える、子守歌を歌ったりオルゴールをかける、毎日寝る前に同じことを繰り返す入眠儀式を取り入れるなど、家庭によってさまざまな対策があるようです。
家族の協力も得ながら、それぞれの子どもにあった寝かしつけ法を試してみるとよいかもしれません。
赤ちゃん返り
抱っこや後追い、夜泣きのほかに、おしゃぶりなども赤ちゃん返りの行動のひとつのようです。
2歳頃になり、保育園に通い始めたり、ママが2人目を妊娠するタイミングでこのような行動を始めるケースもあるかもしれません。
指しゃぶりをしそうになったら、手遊びをして他のことに関心を向けたり、手を握ってスキンシップを増やしたりして、子どものペースに合わせながら対応するようにしましょう。
卒乳
2歳の子どもに授乳をしているママの中には、卒乳をいつにするべきかや、卒乳するしないに関して悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
卒乳する日を決めたら、その日を子どもに伝えることから始め、授乳していた分、ほかの方法でスキンシップを増やすことを意識するとよいかもしれません。
病気
風邪や感染症のウイルス、細菌が原因の発熱や幼児特有の病気などを心配するママやパパもいるかもしれません。
2歳くらいの子どもは、だるさや、関節痛など体調不良を言葉で伝えることが難しいため、子どものちょっとした仕草や姿をよく観察して、いつもと違うサインを見逃さないことが大切です。
どのような症状の場合でも、正しい治療を受けるために、分からないことがあるときはかかりつけの小児科医に相談しましょう。また、予防できる病気については適切な時期に予防接種を受けるなどして、日頃から子どもの健康管理に気をつかうことが重要かもしれません。
服装
2歳の子どもがいるママたちに服装について聞いてみると、サイズや素材など、服の選び方について知りたいという声のほかに、子どもがなかなか着替えてくれないことへの悩みの声も聞かれました。
汗をよく吸うかや洗濯を重ねても傷まない素材を意識して選んだり、アウターやトップスは少し大きめのものを、ボトムスは動きやすいようにぴったりのものを選ぶなど、アイテムによって選ぶ服のサイズを変えているママもいるようです。
子どもが着替えてくれないときは、子どものこだわりを受け止めたり、好きな服を選んでもらったりして、上手に声かけできるよう工夫してみましょう。
外出
2歳頃になると遊びの幅も広がり、少し遠出をするママもいるようです。
毎日同じ遊び場でマンネリ化してしまうときは、地域の動物ふれあい広場や空港、交通公園、水上バスなど、屋外でのびのび過ごせる場所に出かけてみてはいかがでしょう。
移動の際に、公共交通機関を使用するときは、お気に入りのおもちゃや好きなおやつなどを準備しておくと、途中で子どもがぐずったときも安心して対応できそうです。
遊び
子どもの遊びの中で、ママやパパたちが不安視していることのひとつに、スマホやネットの利用が挙げられるようです。
ママたちの中からは不適切な動画を再生してしまう可能性や、視力や姿勢を悪くしてしまうのではないかといった声が聞かれました。使用時間を制限するルールを決めたり、アプリを入れてトラブルを防止するなどの対策法を取り入れて、安心安全に利用できるようサポートしましょう。
【シーン別】2歳のときに利用した育児アイテム
子どもが2歳のときに便利な育児アイテムについて、シーン別にまとめました。
食事
自分で食べることに慣れてくるこの時期に、どのような食器を選ぶとよいか気になるママやパパもいるでしょう。
スプーンやフォークなどは、子どもが握りやすく、すくいやすいものを選ぶとよいかもしれません。子どもが握ったときにフィットするよう、柄がカーブしているなど形状にこだわったものもあるようです。
また、コップや水筒などは子どもの小さい口に合うサイズのもので、好きな動物やキャラクターが描かれているものを選ぶと、喜んで使ってくれそうです。
外出
子どもと外出するときは、抱っこ紐やベビーカー、チャイルドシートなどが活躍しそうです。
どのようなものを選ぶかは、対象年齢やサイズなどを確認して、2歳児に合ったものを選びましょう。また、清潔に保てるように洗濯機洗いができるかどうかや、持ち運びが便利かどうか、簡単に収納できるかどうかも、大切なポイントのようです。
2歳頃になると、散歩などの外出や保育園の通園などでリュックを使用することもあるようです。
かわいいデザインや目を引く特徴的なデザインは、目立ってよいかもしれません。一方で、どんなコーディネートにも合うように、シンプルな色やデザインを選んだというママの声もありました。
使用するシーンに応じて機能性を考えながら、子どもが好きなリュックを選んでみてはいかがでしょうか。
家族や友だちが使っているのを見て、子ども自身が自分用の傘を欲しがったというママがいました。
2歳児が持つととちょうどよい傘のサイズは、35cmから38cmのようです。扱いやすさや安全面に考慮して、雨の日が楽しくなるような色やデザインの傘を子どもといっしょに選んでみてはいかがでしょうか。
睡眠
対象年齢によっては、2歳児でも使えるベビーベッドがあるようです。部屋の大きさに合わせて、伸長式で長さを自由に調整できるキッズ兼用のベビーベッドを選んだというママの声もありました。
PSCマークやSGマークがついた安全基準を満たしたものや、置き場所や機能性が家庭環境に合ったものを選ぶとよいかもしれません。
遊び
遊びの幅が広がるこの時期に、三輪車や自転車、バランスバイクなど、乗り物を取り入れる家庭もあるようです。
使用する期間や乗りやすさを考えて選び、安全のためにヘルメットを着用すると安心でしょう。うまく乗れないときやペダルをこげないときは、ゆるやかな傾斜を利用したり、ポジティブな声かけをしたりして、工夫しながら練習を楽しめるとよいですね。
2歳児とのイベントを楽しくするためのアイディア
2歳の子どもとイベントを楽しく過ごすアイディアについて、ご紹介します。
誕生日
2歳になると、誕生日が特別な日ということが少しずつ分かり始める子もいるでしょう。家で楽しく飾り付けをして家族でお祝いしたり、ママ友といっしょに外食したりと、ママたちは2歳の誕生日が記念になるよう過ごし方を工夫しているようです。
2歳の誕生日を家でお祝いするときに用意するメニューは、オムライスやハンバーグ、サンドイッチなど、子どもが好きなものがよいかもしれません。また、バースデーケーキには、フルーツシフォンケーキやデコレーションしたパンケーキもよいでしょう。子どもにあわせて甘さ控えめのものや生クリームなしのものを選んだという声も聞かれました。
ママたちに2歳の子どもへ何をプレゼントしたか聞いてみると、おままごとセットや知育玩具など、子どもが楽しめるおもちゃのほかに、普段から使うことができる実用的な洋服や靴を選んだという声もありました。
予算を考えながら、子どもの成長や興味に合わせて、プレゼント選びを楽しみましょう。
クリスマス
2歳になると絵本などでサンタクロースやクリスマスを知り、その日を楽しみにしている子どももいるかもしれません。一年に一度のクリスマスは、プレゼントや飾り付けで楽しく盛り上げましょう。
クリスマスプレゼントは、日頃から子どもが関心を持っているものをリサーチして選ぶママやパパが多いようです。また、プレゼントを渡すときは、ちょっとしたサプライズをしてあげると、いつもと違うシチュエーションにいっそう喜んでくれるでしょう。ママ友とクリスマスパーティーを開いて、子どもたちとプレゼント交換を楽しんでもよいかもしれません。
母の日
母の日に、感謝の気持ちを込めて子どもといっしょにプレゼントを手作りしたパパがいました。2歳の子どもの成長を感じられるようなプレゼントを作ることができると、ママもパパも嬉しいでしょう。
ママの似顔絵やメッセージカード、手紙や折り紙のカーネーションなど、子どもといっしょに楽しめる手作りプレゼントのアイディアがたくさんあるようです。
七五三
子どもの成長を祝う七五三の準備を1年前から始めるママたちもいるようです。七五三のように、前撮りや参拝など、準備することが多いイベントは、時間に余裕をもって進めると安心かもしれません。
七五三の衣装は、レンタルしたという声もあれば、手作りしたという声もあり、家庭の事情によってもさまざまなようです。家族みんなで記念になる七五三になるよう、子どものかわいい表情をたくさん写真に残してはいかがでしょうか。
子育てあるあるエピソード
2歳の子どもの子育てをしていると、癒されたり、面白いと感じる場面がたくさんあるでしょう。
2歳の子どもの子育てあるあると面白いエピソードを、ママたちに聞いてみました。
言葉
単語を言い間違えたり、音で伝えようとしたりするたどたどしい言葉遣いにかわいさを感じるママもいるようです。意思の疎通ができたり会話ができたりすると、日々の生活も一段と楽しくなりそうですね。
イヤイヤ期
自己主張が強くなり、なんでも自分でやりたがるようになったりと、大変と感じる一方で、そのような子どもの言動に思わずくすっと笑ってしまうこともあるようです。
自我が芽生えるこのイヤイヤ期を前向きに乗り越えるきっかけにできるとよいかもしれません。
寝かしつけ
子どもがなかなか寝てくれず、いろいろな寝かしつけを試しているママもいるようです。
ひたすら寝たふりをして、自然と子どもが寝るのを待つ間も、子どもが思わぬ言動をすることがあるかもしれません。大変な育児に奮闘している日々の中で、子どもをかわいいと思える瞬間を見つけられるとよいですね。
抱っこ
2歳になると、自分で歩くことができるようになり、抱っこが大変だった日々を思い出したというママがいました。
その時々に感じる悩みや大変さも、子どもが成長していく中で少しずつ懐かしい思い出に変わっていくのかもしれません。
手伝い
2歳頃になると、子どもが率先してお手伝いをしてくれるようになったという声がありました。
このような子どもの言動はママやパパに幸せを与え、ママたちを笑わせたり、ときに驚かせることもあるでしょう。大変なことも楽しいことも、笑いに変えて楽しさを見つけられるとよいですね。
2歳でしか見られない子どもの成長を楽しもう
2歳頃は、体の動かし方や言葉など、成長を感じられる一方で、自我が芽生えて自己主張をするようになり、ママたちは大変と感じることもあるようです。便利な育児アイテムの活用や、イベントを盛り上げるアイディアで、日々の生活を楽しくなるよう工夫してみましょう。
驚きや感動がある子どもの成長。2歳でしか見られない姿を家族みんなで見守りながら、楽しく生活できるとよいですね。