2歳児の椅子選び。椅子の高さなどポイントや座れないときの工夫

2歳児の椅子選び。椅子の高さなどポイントや座れないときの工夫

食事や遊びなどシーンに応じた選び方

2019.01.26

2歳児の椅子選びでは、椅子の高さは大人と同じ程度でよいのかや椅子に座って食べないときはどうしたらよいのかなど気になるママもいるかもしれません。今回は、食事や遊びのシーンで2歳児に用意した椅子の種類や選び方、椅子に座れないときの対応や使うときに意識したことをママたちの体験談を交えてご紹介します。

2歳の子どもに椅子を使うとき 

2歳くらいの子どもは、生活のなかのどのようなシーンで椅子を利用するのでしょうか。ママたちに、2歳児に椅子を使うシーンとあわせてママたちが気になることを聞いてみました。

「うちの子どもは食事のときに、椅子に座って食べていますがあまり集中力が続かず10分や15分ほどで席を立ちたがってしまうことがあります。椅子に座って食べないときは、どうしたらよいのか悩むことがあります」(30代ママ)

「お絵かきや粘土遊びなど手先を使ってする遊びをするとき、椅子に座って行います。まだ専用の椅子がないので、遊び場面でも使えるような椅子の選び方を知りたいです」(30代ママ)

食事や手先を使った遊びの場面などで2歳児が椅子に座る機会があるようですが、食事中に椅子に座れないことに悩みを持っていたり、遊び専用の椅子はどのようなタイプがよいのか知りたいと考えることもあるようです。

実際に、ママたちは2歳児にどのような椅子を用意したのでしょう。

食事の場面で2歳児に用意した椅子について

食事の場面で2歳児に用意した椅子の種類や選んだポイントなどを聞きました。


椅子の種類

赤い椅子
iStock.com/Techa Tungateja

「我が家では、ダイニングテーブルにあわせて離乳食の時期に用意したハイチェアを使っています。2歳になり、足板をステップにして自分で乗り降りできるようになったので、お腹が空くと自分から椅子に座ることもあります」(30代ママ)

「もともとハイチェアを使っていたのですが、3歳近くになると大人と同じ椅子を使いたがるようになりました。椅子の高さを調節できないので、椅子に取りつけて使う専用の補助シートを用意しました」(30代ママ)

2歳児の食事用の椅子として、ハイチェアや大人用の椅子に取りつけて使う補助シートを使っているママもいるようです。ママのなかには、ローテーブルで食事をするのでローチェアを用意したという声もありました。


椅子の選び方

「子どもの成長にあわせて椅子の高さ調節ができるタイプを選びました。座ったとき食事がしやすそうかをときどき確認して椅子の高さを調節しています」(30代ママ)

2歳児に椅子を用意するとき、椅子の高さを調節できるものを選んだママもいるようです。ママのなかには、食事をするときに使うことから、汚れることを想定してお手入れしやすいタイプを選んだという声もありました。

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椅子に座って食べないときの工夫

「子どもが椅子に座って食べないときは、周りの環境を見直しました。テレビは消しておもちゃは片づけて見えないようにすることで、子どもながらに食事と遊びの時間の切り替えができるようになってきたと感じます」(30代ママ)

「2歳の頃はまだ集中できる時間も短く、食事よりも遊びに興味が向きやすいと感じました。椅子に座って食べないときはすぐに切り上げるようにすると、徐々にしっかり椅子に座るようになってきました」(40代ママ)

2歳頃の子どもは気が散ってしまうと椅子に座って食べないこともあるようです。テーブルの周りの環境を見直し、子どもが椅子に座って食べる習慣を作るれるよう工夫できるとよさそうですね。

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遊び場面で2歳児に用意した椅子について

遊びの場面にはどのような椅子を用意したのかママたちに聞きました。


椅子の種類

椅子
iStock.com/Vichly44

「リビングのローテーブルで遊ぶことが多いので、軽い素材でできたローチェアを用意しました。お絵かき以外にも自分で持ち歩いて好きな場所に移動させて使うなど、椅子の上がお気に入りの場所になっているようです」(30代ママ)

遊び用の椅子として、自分でも持ち運びができるような重さのローチェアを用意したママもいるようです。

ママのなかには、椅子にも小さなテーブルにもなるデザインの椅子を用意したところ、子どもの遊びのなかで使う場面が多くなり活躍したという声もありました。


椅子の選び方

「遊び用の椅子はリビングに置いておくことを想定して、背もたれの角が丸く作られているなど、子どもがぶつかってもケガをしにくいようなデザインかどうかを確認しながら選びました」(40代ママ)

遊び用の椅子は子どもが触れる機会も多いことを想定して、安全面なども考慮できるとよいかもしれません。遊び用の椅子の選び方として、必要に応じて専用の机を買い足せるシリーズタイプを選び、まずは椅子のみを購入したというママの声もありました。

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椅子に座れないときの工夫

「うちの子は椅子に座ってじっと食事を食べることが苦手だったので、少しでも長く椅子に座れるようになって欲しいと考えました。そこで大好きな生き物の絵本や図鑑を読むときは『椅子に座るとよく見えるよ』などと優しく伝えられるよう心がけるようにしました」(30代ママ)

長く椅子に座れないことを悩むママもいるようです。大好きなことや楽しいことを行う場面から、少しずつ椅子に座ることに慣れてもらえるとよいかもしれませんね。

椅子を使うときに意識したポイント

2歳児が椅子を使うときはどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。実際に、ママたちが子どもが椅子に座るとき意識したポイントを聞きました。


椅子の高さはあっているか

「子どもの足が地面や足板につくかや、座っているときの姿勢を意識しました。足が下についていないと姿勢も徐々に崩れてしまうように感じたので、子どもの様子にあわせて椅子の高さを調節しました」(30代ママ)

子どもが椅子に座った姿勢や足の状態に注目して、椅子の高さを調節しているママもいるようです。ママのなかには、子どもの成長は早いのでときどき確認しているという声もありました。


椅子を使うときのマナーを伝える

「うちの子は、椅子に座ることに飽きてくると椅子の上に立ってしまうことがありました。『椅子は座って使おうね、立つのは危ないよ』と椅子を使うときのマナーも伝えるようにしていました」(40代ママ)

2歳頃の子どもが椅子を使うときは、マナーを伝えるよい機会になるかもしれません。ママのなかには、使った椅子を「テーブルのなかに戻そうね」と声掛けして片づけが習慣になるよう意識しているという声もありました。

2歳児の椅子選びは子どもにあわせて

食事中の親子
iStock.com/monzenmachi

2歳頃の子どもは、食事を椅子に座って食べないことや大人用の椅子を使いたがるなど椅子に座れないこともあるようです。食事や遊び場面など、その場に応じた椅子の高さや必要な機能などを考えながら、2歳頃の子どもにあった椅子選びができるとよいですね。

2019.01.26

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