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気になる2歳児の食事マナーのしつけ方法は。悩み別体験談と対処法
2歳になると、大人といっしょに食事をする機会も増えてくるでしょう。そうなると気になってくるのが食事のマナーやしつけ。ママたちはどのように対応しているのでしょうか。
2歳児の食事のしつけで気になること
2歳になるとさまざまなものが食べられるようになり、大人といっしょに食事をする機会が増えてくるでしょう。食事中に席を立ったり、しゃべってばかりいたり、食べこぼしが多かったりと、食事中のマナーが気になるママも多いのではないでしょうか。悩み別に食事マナーに関するしつけについて考えてみます。
食事中に席を立つ
まずは、食事中に席を立ってしまうという子どもを持つママの悩みとしつけの方法を紹介します。
飽きてしまう
「息子は食事中、席を立たないことがありません。好きなものを食べつくすとすぐに飽きてしまい、席を立ってウロウロしはじめるのです。家ではまだよいのですが、外食など、他の人と食事をするときが困ります。どうしたら最後まで集中して食べてくれるようになるのでしょうか」(20代/男の子のママ)
習慣化を心がけて
きちんと食事を食べ終わるまで、席は立たないという習慣をしつけてあげることを心がけてみてはいかがでしょうか。まずは、なぜ席を立ってしまうのか、原因を探ってみましょう。
例えば、お腹がいっぱいだと集中してご飯を食べられないことも。ご飯の前におやつを与えるなど、お腹が空かない状況を作っていないか思い返してみましょう。しっかり外遊びをしたり、決まった時間に決まった量のおやつを食べさせたりして、お腹を空かせてからご飯の時間にするとよいかもしれません。
また、席を立ったら子どものご飯をさげるなどして、座っていないとご飯が食べられないという認識をさせるのも一つの方法です。しかし、必要な食事量を食べるまえに片づけてしまうことで、栄養の偏りが気になってしまう人もいるでしょう。そんなときは、おやつを野菜入りのものに変えたり、乳製品にしたりと、なるべく栄養価があるものにするとよいかもしれません。
おしゃべりが多い
おしゃべりが多く、中々食べ終わらない子どももいるでしょう。そんな子どもを持つママの悩みとしつけの方法を紹介します。
楽しく食べるのはいいけれど
「娘はとにかくおしゃべりが大好き。2歳になる頃には会話もできるようになったので、とにかくいつでも喋っています。もちろん、ご飯のときもおしゃべりをやめません。ご飯そっちのけで喋るので、中々食べ終わらないのが悩みです」(30代/女の子のママ)
メリハリをつける
2歳の子どもでも理解できるように、まずはご飯を食べ終わってからおしゃべりしようね、などと教えてあげましょう。また、おしゃべりしてしまう原因が他にないか探しましょう。
お腹が空いていないと食事に集中できないことも。しっかりとお腹を空かせられるよう体を動かす遊びを増やしたり、間食を少なくしてみたりするのも一つの方法かもしれません。他にも、食事量を少なめに盛り付けて食べる目標を低くしてあげることで、ママも子どももストレスなく食事をとることができるかもしれませんね。
食べこぼしてしまう
きれいに食べてほしいのに、子どもが食べこぼしをしてしまうというママの悩みとしつけの方法を紹介します。
そろそろきれいに食べてほしい
「スプーンやフォークを上手に使えるようになりましたが、まだまだ食べこぼしが多いのが悩みです。親が食べる様子を見せてみたり、補助をして上手に口に運ぶようにしたりと工夫をしていますが、なかなか食べこぼしが減りません。周りの子どもはあまりこぼさず食べられているので、少し心配です」(20代/男の子ママ)
きれいに食べる爽快感を伝える
多少こぼしてもよいと寛大な心を持つようにすると、ママのストレスも減るかもしれません。前の日に比べて少しでもきれいに食べられるようになったら、たくさん褒めてあげましょう。きれいに食べることでママが喜んでくれると子どもが思うと、またがんばって食べようという気になるかもしれません。
食べ物の好き嫌い
成長の一環だと分かっていながらも、好き嫌いが激しいと困ってしまうでしょう。そんな子どもを持つママの悩みとしつけの方法をご紹介します。
好き嫌いがはっきりしてくる
「1歳の頃は特に好き嫌いがなく、何でもよく食べていました。ところが、2歳を過ぎたあたりから、急に好き嫌いが出てくるようになりました。特に緑の野菜を嫌がり、全く食べてくれません。ずっと嫌いなまま大きくなるのではないかと、今から心配です」(30代/女の子ママ)
調理法を工夫する
まずは、調理法を工夫して、苦手な食材を食べやすくしてみてはいかがでしょうか。
例えば苦手な食材を細かく刻んで、ハンバーグやカレーに入れると、食べやすくなる場合もあるでしょう。また、彩りをよくしたり、型抜きでかわいい見た目に変えたりすると、子どもの興味を引くかもしれません。それを子どもが食べられたらしっかり褒めるとよいと言われています。一度でも食べられたという成功体験があれば、克服しやすくなるかもしれません。
2歳児の食事マナーは楽しくしつけを
しつけとあまり意識しすぎると、ママのピリピリした雰囲気が伝わり、食事が楽しくなくなってしまうかもしれません。2歳児には、楽しくマナーを伝えることが大切。自分も周囲も気持ちよく食べられるように子どもに伝えると、少しずつ食事マナーが身につくでしょう。