【脳科学者に聞く!】やっぱり子育てに大切だった「余白」がある暮らし。
Profile
個性的なログハウスメーカーとして有名な「BESS」とKIDSNA STYLEのコラボ企画が実現しました。「余白」のあるログハウスで、自然を身近に感じながら子育てするメリットについて、読者親子のみなさんが脳科学者の瀧先生にお話を聞いてきました。
暮らしの「余白」と「自然」を脳科学してみる
子育てや仕事、家事に追われて慌ただしい毎日の中で、ふと「もう少し余白の時間がほしい…」
もう少し余白があればおおらかな気持ちで子育てができるのに、と考えたり、アウトドアなどで自然に触れ、少し気持ちに余裕ができた体験があなたもありませんか?
暮らしの中の余白や自然とのふれあいが大切だとわかっていても、毎日実践するのはなかなか難しいですよね。実際に住んでいる家は、いくら便利でもモノが溢れていて空間や気持ちに余白がなかったり、コンクリートに囲まれて自然が遠いのが現実ではないでしょうか。
そこで今回は、おおらかな気持ちでよりよい子育てができる環境を求め、余白がある暮らし、自然が身近にある暮らしが実現できる「BESSの家」を体験してきました。
さらに読者親子が「なぜ、子育てに自然や余白が大事なのか」の理由について、BESSの瀬下さん、KIDSNA STYLE加藤も加わり、脳科学者の瀧先生に話を聞いてきました。
【オープニングMovie】
ドアを開けた瞬間「木の香り」に包まれる。BESSの家を体験
今回、瀧先生とKIDSNA STYLE読者の3組の親子が訪れたのは、本物の木をふんだんに使った「BESS」の個性的な木の家です。
今回は「LOGWAY BESS多摩」にある、3つの木の家、モデルハウスのルームツアーに参加しました。
「BESS」の家に足を踏み入れて最初に感じるのは、心地よい木の香りです。ふんだんに本物の木材が使われており、なかでも人が触れる箇所には柔らかく、触れたら心地よい木材が使われるなど、木の特性を活かして心地良い空間が作られています。
また、年月の経過にともなって出てくる味わいも楽しめる自然材の良さも感じることができます。
コロナ禍を経て自宅で過ごす時間が増え、家はただ食事をしたり寝るだけの場所ではなく、長くそこにいて「心地よい」と感じられる場所にしたいと思うようになりました。BESSの家が心地よいのはなぜなのか、知りたいです。
家を持つなら、ずっと住み続けられる家がいいです。リフォームを繰り返しながら、大切に子どもや孫の世代にも住み続けてもらえる家が理想です。手を加えながら暮らすBESSの家に惹かれました。
「日常の我慢」から解放される「自然の力」
木や自然が私たちに及ぼす影響について、脳科学の観点から瀧先生に教えていただきました。
人間は、森の中にいると心地よさを感じます。家の中でも、観葉植物を置いたり、自然の風景の大きな写真を飾るだけでもリラックス効果があるといわれています。
自然のものに包まれるとストレスレベルが下がると言われていますので、家の中にそのような仕掛けがあると、よりリラックスできるかもしれませんね。
また、木の木目もそうですが、自然界には複雑なデザインのものがたくさんあります。葉っぱ一枚にしても形や葉脈の模様は複雑で、そんなデザインを見たり、感じるだけでも大きなリラックス効果があります。
ストレスレベルを下げてリラックスすることは、大人にも子どもにも大切です。
人は社会生活において、「状況に応じて行わなければならないこと(理性)」によって「五感から脳に訴えてくることや本当にしたいこと(本能)」をある程度我慢することが必要になり、それがストレスになります。
しかし、自然の中で人は「本能」が「理性」をある程度解放すると言われています。
つまり、ギャップやストレスを感じる社会生活と自然の中では、脳の使い方が逆になると考えられています。
人間が自然の中にいると心地よいのは、このように普段と脳の使い方が異なるからです。
これは、アウトドアまでいかなくても、日々の暮らしの中、例えば庭やウッドデッキなどで身近な自然に触れることで得られる感覚です。
特に、生後すぐから半年くらいまでの赤ちゃんは、五感に関わる脳が著しく発達します。木や自然のぬくもりなどを敏感に感じやすいといえます。
子どもを成長させるコミュニケーションは「環境」でつくる
BESSの家の特徴として、吹き抜けやデッキ、ロフトにより部屋や外との仕切りが曖昧なこと、空間にあえて「余白」を作っていることが挙げられますが、これらは子どもの発達にどのような影響があるのでしょうか。
いつでも家族の気配を感じることができるのはいいですね。
コミュニケーションは子どもの発達の大切な要素なので、会話の機会をたくさん作るべきだと思います。
会話の中には、表情やしぐさも含まれます。子どもはさまざまなことをコミュニケーションから感じ取ります。
また、家の外へのコミュニケーションという意味でも、家の中と外の境界が曖昧なのは、昔の日本家屋の「縁側」のような役割を果たします。
もちろん、プライバシーを確保する閉ざされた空間は必要ですが、一部オープンにすることで地域のつながりやコミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。
家族と一緒に家も育つ。日常をわくわくさせるログハウス
BESSの家は、木のお手入れやDIYを施しながら自分の好きな家を育てていく楽しみもあります。子どもは、そんな大人の背中を見て、どのようなことを感じるのでしょうか。
子どもは「模倣」で育ちます。大人や周囲の人の模倣をすることで、「話す」「走る」など、さまざまな能力を獲得していきます。
大人が日々わくわくして過ごしていると、子どももそれを自然に模倣します。
少しずづDIYを施して自分のスタイルに住環境をカスタマイズしていくことを「大変」と思うか、その中でもわくわくしながら楽しく過ごすかは、子どもに影響するでしょう。
ですので、大人が心底楽しんで生きている姿を見せることが、子どもの人生にとって非常に重要になってきます。
BESSの家は、どこか懐かしくて安心感がありますよね。
このちょっと懐かしい雰囲気=ノスタルジーは、リラックスできる安心感につながります。ノスタルジーというと過去を振り返るイメージですが、実は未来へ向けた前向きな感情です。
安心感を感じている大人の背中を見ることで、子どももリラックスした気持ち、前向きな感情を持ちやすくなるのではないでしょうか。
子どもが活発になった?BESSの家のリアル体験談
今日は私も楽しかったのですが、子どももいつもよりアクティブに動き回っていたのが印象的でした。階段を昇るだけでも楽しそうで、隙間から覗いたり、隠れたり。このお家でワイワイ集まってバーベキューができたら、楽しそう!と想像が膨らみました。
家の中もウッドデッキも、どこを歩いても心地よかったです。子どもも楽しそうにハイハイをしていました。
うちの子も、普段は大人しいタイプですが、今日はベッドで跳ねたり、外で遊んだり元気いっぱいでした。こんな活発な様子を見られてうれしかったです。
五感の刺激が止まらない。人間力を育むBESSの家
動画で見る【瀧靖之先生に聞く!「余白」があるBESSの暮らし】
空間の余白が気持ちの余裕につながるBESSの家では、暮らしの価値観も変わるかもしれません。
もっとおおらかに、のびのびと子育てができるかもしれないという予感を感じさせてくれました。
子育てに新しい価値観をもたらすかもしれないBESSの家を、一度訪れてみませんか。
全国36か所のBESSの単独展示場LOGWAYでは、実際にBESSの家での「暮らし体験」ができます。家の計画がない方でも気軽に訪れることができ、見学時には営業はつきません。
受付を済ませた後は、ご家族のペースでゆっくりと、木の空間を感じたり、ハンモックに揺られたり、ウッドデッキでくつろいだり、この家に住んでどんな楽しい暮らしをしたいかイメージしながらお過ごしください。
2023.08.17
BESSの家に入った瞬間に感じる、木の香りに驚きました。床を触っている感じとかも全然違うので、子どももすごい笑顔でずっとハイハイしていました。使っている木材によって、雰囲気もガラッと変わるんですね。どの家もすてきで、入った瞬間「住みたい!」って思いました。