ママたちがおすすめする学習机とは?組み合わせや収納力、購入のタイミング

ママたちがおすすめする学習机とは?組み合わせや収納力、購入のタイミング

2020.11.27

子どもの小学校入学が近づいてくると、学習机を買うべきか、どのようなデザインやサイズがおすすめなのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。いつ購入したかや、選ぶときに考えたポイント、リビングに置く場合や兄弟がいる場合にどのような工夫をしたかについて、ママたちに聞いてみました。

学習机ならではのよさとは

学習机の購入を検討するとき、ダイニングのテーブルでも勉強はできると考えたり、ただの物置きスペースになってしまうのではと懸念したりするママやパパもいるかもしれません。

学習机ならではのよさは、子どもに「自分だけのスペース」を与えられることでしょう。

学習机は子どもにとって勉強をする場所というだけではなく、自分でものを管理し収納する場所、自分が自分のために好きに使ってよい場所であるという面もあります。

どこに何を収納するか、このスペースでどんなことをするか、自分で考えて自分で決められる空間があると、勉強だけでなく創作や自己管理へのモチベーションも高まるかもしれません。

また、学習机は多彩なデザインやサイズが展開されており、置き場所や用途にあわせて選べることも魅力のひとつでしょう。

シンプルなものから多機能なものまでさまざまな種類があるので、子どもとおうちの環境にぴったりのものを選べるとよいですね。

学習机はいつ購入した?

学習机はどのようなタイミングで購入すればよいのか迷う場合もあるかもしれません。実際に購入したタイミングやきっかけを、ママやパパに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

学習机を購入したのは小学校に入学する前です。低学年のうちは勉強に使うことは少ないだろうと思いましたが、勉強道具などの持ち物を整理するために必要だと考えました

30代ママ
30代ママ

兄弟それぞれが小学生に入るタイミングで学習机を買いました。子どもは自分専用の机にとてもよろこび、収納の使い分けなどを自分で考えていました

40代パパ
40代パパ

小学校に入ったのち、辞典を使う学習をするようになったときに、ノートや教科書と同時に広げられるスペースが必要だと思い、学習机を購入することにしました

40代ママ
40代ママ

上の子が高学年になるときに「自分の部屋が欲しい」と言ってきたので、個室を用意するタイミングで学習机も購入しました

小学校入学前後で学習机の購入を考えたという声や、子どもの成長に合わせて必要だと感じたタイミングで購入したという声がありました。

兄弟や姉妹の場合は、それぞれの小学校入学のタイミングで用意したり、上の子の学年が上がってから同時に購入したりと、さまざまなパターンがあるようです。

どこで勉強したいか、どのような環境なら集中しやすいかなど、子どもの意見を聞いたり特性を考えながらタイミングを決められるとよいかもしれません。購入したあとは、使い方について親子で確認しておくとよいでしょう。

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ママたちが学習机を選んだときのポイント

実際に学生机を購入し子どもが使っていた経験のあるママたちに、どのようなポイントを考えて選んだか、また「ここがよかった」というおすすめポイントについて聞いてみました。


サイズ・高さ

30代パパ
30代パパ

どもの成長にあわせて机とイスの高さを調節できるものがおすすめです。我が家では学習するときの姿勢が悪くならないように、子どもの背筋が伸びた状態で机に向かえることを目安に、成長にあわせて調節しています

30代ママ
30代ママ

学習机は各メーカーからいろいろなサイズのものが販売されているので、まず最初に設置する場所を決め、そのスペースの広さを測ってからお店に行きました。スペースにあうもの、かつ教科書やノートなど複数の勉強道具を広げられる大きさのものを選びました

学習机を購入するときは、数年~10年ほどの長い期間で使うことを想定する場合が多いでしょう。その間に子どもの身長も大きく変わるため、イスだけでなく机も高さ調節できるものがよいという声がありました。

天板のサイズは勉強スペースに直接関わる大切なポイントでしょう。お店で選ぶ際は目安にできるよう、何冊かのノートを持っていって実際に広げてみるなどするのもよいかもしれません。


デザイン

おしゃれな学習机
New Africa/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

子ども部屋は白を基調としているため、学習机もそれにあうように淡い色調のものを選びました。デザインも子どもっぽくないシンプルなものの方が、成長してからも使えるのでおすすめです

30代ママ
30代ママ

子どもは2歳差兄弟のため、ふたりの机を並べたときにすっきり見えるように、同じデザインで揃えました

40代パパ
40代パパ

学習机は夫婦である程度候補を絞りましたが、最終的にはその中から子どもの好みで選びました。子ども自身が気に入って使えることが大切だと思います

学習机のデザインはさまざまで、落ち着いた雰囲気のものやかわいらしいもの、リビングに置きやすいシンプルなものや収納がたくさんついた大きなものまで、多彩な中から選ぶことができます。

ママやパパたちは部屋の雰囲気に合うかどうか、子ども自身が使いたいと思うかどうかなど、いろいろなポイントを考えて選んでいるようです。


素材

30代ママ
30代ママ

学習机を長く使いたいことを店員さんに伝えたところ、耐久性がある「ナラ」でできているものをおすすめされました。堅さもしっかりしていて高級感があります

30代ママ
30代ママ

我が家の学習机は比較的安価なもので、素材は合成樹脂化粧繊維板(塩化ビニル樹脂)です。汚れは落としやすく、問題なく使えています

学習机は勉強をする過程で、鉛筆やペン、のりなどがついて汚れてしまうこともあるでしょう。長く使えるよう耐久性がある素材や、汚れを落としやすい素材を考えて選ぶとよいかもしれません。


収納力

40代ママ
40代ママ

学習机の上に必要のないものがあると子どもが勉強に集中できないと思い、整理整頓しやすいように収納の多いものを選びました。スペースとの兼ね合いも大切ですが、収納はできるだけたくさんあるものがおすすめです

40代パパ
40代パパ

学習机は勉強道具を収納する場所でもあるので、高校生になっても使えるように、大量の教科書やノート、辞書を入れることができるかどうか、引き出しの数や大きさをよく確かめて購入しました

教科書やノートだけでなく、絵具セットや書道セット、家庭科の裁縫セットなど、小学校入学以降はさまざまな学習用具を使うことになるでしょう。収納の大きさ、分類や出し入れのしやすさを考えて学習机を選んだという声がありました。


組み合わせ

ロフトベッドと学習机
iStock.com/tulcarion
30代ママ
30代ママ

ベッドの下にデスクや棚などがセットになっている、ロフトシステムベッドを購入しました。ベッド下の学習机のスペースは隠れ家感があり、子どもも集中しやすいようです

30代ママ
30代ママ

デスクマットと照明、椅子もセットになっている学習机を選びました。机の上の明るさは大切なので、お店で照明を実際に点けてみて、天板の隅まで明るくなることを確認するのがおすすめです

30代ママ
30代ママ

子どもには棚が自由に組み換えられるようセットになっている学習机を用意しました。成長に合わせて勉強スタイルが変われば、「これをこれに置きたい」という使いやすいレイアウトも変わると思うので、それに対応できるものがよいと思います

学習机には収納棚やライトがセットになったもの、ベッド下に机があるもの、地図やマットの付属品がついてくるものなど、さまざまな組み合わせがあります。

レイアウトを変更できるものを選んだという声や、兄弟や姉妹で一緒に使うことができるツインデスクを選んだという声もありました。

おうちのスペースや予算を考えながら、子どもが使いやすい学習机を選べるとよいですね。

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学習机をリビングに置くときの工夫

子どもの勉強を見守りやすいよう、学習机をリビングに置きたいと考えることもあるでしょう。

床や壁紙、他の家具の色合いとなじむ色や、シンプルなデザインの学習机を選ぶと、リビングの寛いだ雰囲気を損なわずにすむかもしれません。

リビングのスペース確保を考えると、あまり大きなサイズの学習机は置けないという場合もあるようです。

奥行きがある机だと存在感があるため、奥行きが狭いコンパクトなものを選んだという声がありました。ある程度の天板の広さを確保したい場合は、幅が長めの学習机を選ぶとよいでしょう。

テレビやおもちゃなど視界に入る範囲に気が散るものがないよう、机の配置や環境作りを工夫するのもよいかもしれません。

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学習机で集中できる環境はどう作る?

子どもが学習机で勉強をするからには、集中できる環境を作ってあげたいと考えるママやパパもいるでしょう。

机の上のスペースを確保できるよう、収納が十分にあることや整理整頓のしやすさも大切ですが、子どもがよい姿勢を保てる状態になっていることも大切なポイントのひとつです。

机、イス、もしくは両方の高さ調節ができる学習机を選び、こまめに子どもの姿勢をチェックして高さを調節するとよいでしょう。

また、利き手の反対側に窓がある配置にすると、自然光によって手元を明るく照らすことができ、勉強に集中しやすいといわれているようです。難しい場合は天板を明るく照らせるデスクライトを用意するとよいでしょう。

兄弟や姉妹の場合は、ふたりの机の間に棚を置いて空間を区切ったり、背中合わせに学習机を配置することで、お互いに気が散らないよう工夫したというママの声もありました。

その他にも音や室温、ライトの色などさまざまなものが集中力に影響するといわれていますが、個人によって勉強しやすいと感じる環境は異なるため、子どもの様子をみながらいろいろな方法を試してみるとよいでしょう。

ママたちのおすすめを参考に学習机を選ぼう

学習机で勉強する子ども
New Africa - stock.adobe.com

子どもに学習机を用意したママやパパにおすすめを聞くと、机とイスの高さを調整できるもの、収納力があるもの、棚の組み合わせを自由に変えられるものなど、さまざまな声がありました。

勉強のしやすさや周囲の家具との調和も大切ですが、子ども自身が積極的に使いたいと思えるものを選ぶことも重要かもしれません。

スペースや予算との兼ね合いや子ども自身の意見も取り入れながら、素敵な学習机を選べるとよいですね。

2020.11.27

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