こちらの記事も読まれています
【体験談】2歳差兄弟の育て方とは。大変だったことや気をつけたこと
年齢別に2歳差育児について紹介
2歳差兄弟の子育てについて、どのように子どもと向き合うべきか考えるママもいるでしょう。今回は2歳差兄弟の育児で、子どもの年齢別に子育てで大変と感じたことや子どもに対して心がけたことを、ママたちの体験談をもとに紹介します。
2歳差兄弟の育て方について知りたい
2歳差兄弟をどのように育てればよいのかと考えるママもいるのではないでしょうか。兄弟の年齢が近いため、お互いを意識して喧嘩になる場合もあるかもしれません。
子どもの成長にともなってママたちが大変に感じることや子どもに対して心がけていることが変わっていく場合もあるでしょう。
今回は、子どもの年齢別に2歳差兄弟の育児の大変さや意識したことをママたちに聞いてみました。
0歳~3歳の2歳差兄弟の子育て
0歳から3歳の時期は上の子が2歳のときに下の子が産まれて、今までの生活と変わってくることもあるかもしれません。生まれたばかりの0歳児のお世話が大変だったり、同じタイミングで上の子がイヤイヤ期だったりと、2人の育児が始まりママも忙しくなる時期でしょう。
0歳から3歳までの2歳差兄弟の育て方について、大変だったと感じたことや心がけたことをママたちに聞いてみました。
大変だったこと
30代ママ
40代ママ
寝ているときに次女がおっぱいを飲みたいと泣くと、いっしょに寝ている長女も泣いてしまい、2人同時に泣く日々が続きました。私が睡眠不足になったので、体力的に大変でした。
兄弟が0歳から3歳の時期は、上の子が赤ちゃん返りや夜泣きをして大変だったというママの声がありました。上の子がトイレトレーニングを始めた時期だったので、赤ちゃんを抱っこしながら手伝うのが大変だったというママもいました。
心がけたこと
30代ママ
次男におっぱいを飲ませるのが大変で、長男と向き合って遊ぶ時間や話をする時間が少なくなりました。さみしい気持ちにならないように『かわいいね。』『好きだよ。』という言葉をたくさん伝えて、甘えたがっているときは次男より長男を優先して抱っこしていました。
30代ママ
次女が産まれたときは、長女がいやいや期でした。私が次女を抱っこしていると思うように甘えられず、どんなことに対してもいやだという場面が多くなっていきました。いやがるときは無理強いせずに、長女の気持ちを受けとめて見守るようにしていました。
兄弟が0歳から3歳のときは、甘えたいという子どもの気持ちを受けとめるように心がけたママの声がありました。上の子とのスキンシップを大切にしながら、安心できるような声かけを意識するとよいかもしれません。
4歳~6歳の2歳差兄弟の子育て
4歳から6歳の時期は、子どもが徐々に言葉で自分の状況や気持ちを説明できるようになって、兄弟同士でコミュニケーションをとりながらの遊びが増える年齢かもしれません。
幼稚園や保育園で集団生活を経験し、身の回りのことを自分でこなすようになっていく時期でもあるでしょう。
4歳から6歳までの2歳差兄弟の育て方について、ママたちが大変だったと感じたことや心がけたことを聞いてみました。
大変だったこと
30代ママ
長男が年長のときに、幼稚園に行く準備を自分でできるようにと声をかけるのが大変でした。次男が自分で準備をしていないのだから、自分もしたくないと言い、身の回りのことができるようになるまで時間がかかりました。
30代ママ
4歳から6歳の時期は兄弟喧嘩が多い時期でした。たたき合いになる場面があったので、自分の気持ちを言葉で伝えなさいと何度も伝えていました。兄弟喧嘩の仲裁が1番大変でしたね。
兄弟が3歳から6歳のときは、幼稚園へ持っていく2人分のお弁当の準備が大変だったというママの声もありました。2歳差だと対等に喧嘩するのでとめるのに時間がかかったというママもいました。
心がけたこと
30代ママ
長女が自分で服を着る練習をしているときに、次女にも『お姉ちゃんを見習って、早く着替えができるように頑張ろうね。』と伝えて、長女のやる気を引き出せるように声をかけていました。褒めるときは、ひとりひとりを具体的に褒めるようにしていました。
30代ママ
兄弟喧嘩をしたときは、最後に兄弟同士で謝り合うように声をかけていました。2人に話を聞くと両成敗という場合が多かったので、切り替えができるように謝って終わろうと繰り返し伝えていました。
4歳から6歳の兄弟の育児をする中で、子ども自身で自分の身の回りのことをできるように声かけを工夫したママの声がありました。兄弟喧嘩を自分たちで解決できるように徐々に仲裁に入る回数を減らしていったというママの声がありました。
小学校入学後の2歳差兄弟の子育て
小学校入学後は集団行動や学校のルールに慣れていく時期でしょう。勉強を習慣化し、集団生活の中で自分で考えて行動する機会も多くなってくるかもしれません。
小学校入学後にはどのような兄弟関係を築いていくのか不安になるママもいるでしょう。
小学校の入学後の2歳差兄弟の育て方について、ママたちが大変だったことや心がけたことを聞いてみました。
大変だったこと
40代ママ
小学校に入ると教科書や文房具を自分で管理しなければならないので、声をかけるのが大変でした。姉妹2人分の服やものが床に置いてあり、何度も片づけるように伝えました。ひとりが片づけを始めないと、もうひとりも動かないのでよく叱っていました。
30代ママ
仲良く遊んでいた兄弟2人が小学校に入ったあとは、兄弟同士の普段の会話が減って学校生活の話をしなかったので、悩みがないかどうか心配になることがありました。長男が反抗期だったので、どのように接すればよいのかと悩んでいました。
小学校に入るとさまざまな言葉を覚えて言葉遣いが悪くなってしまい、言葉遣いのことで喧嘩が始まってとめるのが大変だったというママもいました。
心がけたこと
30代ママ
兄弟で学校で使うものの管理ができずに、探しものが多くなっていました。リビングにそれぞれの名前を貼った箱を用意して、自分のものを管理ができるように声をかけました。
30代ママ
長男が友達関係で悩んでいたときは、家族の前で友達について話をしてくれないことがありました。元気がないときは家族の前で話はせずに、私と2人だけになったときに何があったのか聞くようにしました。
小学校に入るとお互いを意識して、学校生活で悩んでいることを兄弟の前でママに伝えたくないと感じる場合もあるかもしれません。子どもの様子を見ながら、ひとりひとりと向き合う時間を作れるとよいですね。
子どもの成長を楽しみながら、2歳差兄弟の育児をしよう
今回は、2歳差兄弟の育児の大変さや子どもに対して心がけたことを年齢別にママたちの体験談をもとに紹介しました。
0歳~3歳のときは上の子がさみしくならないように甘える時間を大切にしたというママや、4歳~6歳になると兄弟喧嘩に対して声かけを工夫したママの声が聞けました。
小学校入学後は子どもの気持ちを尊重しながら向き合ったいうママもいました。
2歳差兄弟の成長を見守りながら、どの時期も兄弟ひとりひとりの心に寄り添って、子育てを頑張っているママの姿がありました。
子どもと向き合う時間を大切に、2歳差兄弟を楽しんで育てられるとよいですね。
次男が産まれたときに、長男が赤ちゃん返りをして大変でした。長男が靴を履かなくなったり、服を着なくなったりして外出の準備に時間がかかりました。