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富裕層ママの住宅選びの最新動向を調査 58%が新築一戸建てを検討
KIDSNAアンバサダーに登録している195人の富裕層ママを対象に「住宅検討に関する動向調査」を実施。同世代のママ、同年代の子どもがいる家庭では、どういった基準で住宅を選び、購入しているのか。調査結果をもとに住宅選びの参考にしていただきたいポイントをお伝えします。
富裕層ママたちが選ぶ住宅について調査
ライフステージが移行する中では、ライフスタイルや将来に対する考え方も変わる瞬間が幾度も訪れます。
結婚して夫婦で暮らす時、出産で家族が増えた時、子どもが成長し夫婦二人暮らしに戻る時など、家族の暮らしが移り変わるにつれて、住環境の変化も検討するタイミングが訪れます。
特に家族が増える際は、今までの住宅では手狭に感じたり、生活スタイルに合わなくなったりと住宅を変える大きな転換期だと言えます。
子育て世帯、中でも富裕層ではどのように住宅選びを検討しているのでしょうか。富裕層ママの多いKIDSNAアンバサダーに向けて実施した調査結果をもとに、住宅選びの参考にしていただきたいポイントをお伝えしていきます。
検討している住宅の種類とそれを選ぶ理由
まずは、 検討している住宅の種類について聞きました。
Q. 検討している住宅は以下のうちいずれか教えてください
「新築一戸建て」が58%、次いで「中古マンション」10%、「新築マンション」7%、「中古一戸建て」が6%。その他、「検討しているが、どれが良いか分からない」という回答が19%にのぼりました。
<検討している理由>
・新築一戸建て(注文住宅を希望)の方
見学をしにいったら、良かったため
・新築一戸建て(建売を希望)の方
注文を頼むほどの理想はないので建売を検討している
居住希望エリアに新築戸建てが多いため
マンションを選んだ方の意見としては新築、中古どちらに関しても賃貸に出す、売却も見据えて選ぶ意見も。
購入後に賃貸に出すことも考えているため。管理などが戸建て に比べて楽だから
売却しやすいため
また、検討はしているがどれが良いか分からないを選択した方の意見として、情報収集や選び方について分らないという回答が多い傾向にありました。
何を基準にどう選んだらいいか悩み、なかなか進まない
マンションを選ぶ基準、戸建てを選ぶ基準などもわからない
子どもの成長や老後のこと、住むエリアを考えてどの住居形態が良いのか悩んでいる
注文・建売を含め、新築一戸建てを希望するママたちが半数以上を占める。新築の注文住宅への意見にみられるように、ライフスタイルに応じて住宅をカスタマイズできる点は、子どもの成長も考慮する子育て世帯にとっては魅力だと言えます。
新居を建てるうえで解決したい点・今後、住宅選びで重視したい点
現在の住まいで特に解決したいと感じている住宅の課題、新居を検討するうえで重要視するポイントについて調査しました。
Q. 新居で解決したい現在の住まいの課題は何ですか?(複数回答)
調査結果では収納や住宅が狭い、間取りに不満があるといった回答が多く、次いで住宅費に関する項目が続きます。
また、住まいを探す際に重視することについても聞いてみました。
Q. 住まいを探す際に重視することは何ですか?(複数回答)
こちらの調査結果でも、価格・家賃を重視するという回答が79.5%と一番多く、次いで部屋数・間取り、建物・室内の広さといった点が重要視されている結果に。
住宅を検討するうえで重要度が高いのは、費用はもちろんのこと、部屋数や間取りを優先的に考えており、住宅の機能や設備、立地面など実際の居住にかかわる項目では突出した検討項目となっている。
子育て世帯では、子どもの成長を考慮した居住空間の設計も必要となる可能性が高く、後々の部屋割りや将来のことを見越した間取りを想定していることが、次の調査項目の回答理由からも読み解くことができる。
「広さ」と「駅からの距離」はどちらを重視するか
また、住まいの「広さ」と「駅からの距離」はどちらを重視するかについても聞いてみました。
Q. 広さと駅からの距離、どちらを重視しますか?
調査結果では、住宅の広さを選んだ方が37.4%、駅からの近さを選んだ方が26.7%、両方と回答した方が30.3%でした。
<回答理由>
・住宅の広さを選んだ方
車移動が多く、電車をそんなに利用しないので
家族が増えた時にスペースがないと住みづらい
なるべく広い環境で、子供にのびのびと過ごしてほしいため
・駅からの近さを選んだ方
夫の通勤や子供達の今後の進路の事を考えると、駅から近い方が色々といいので、駅チカがいい
建物は減価償却して資産価値として考えてないから
そこまで広くなくても不便はないから
住宅の広さを優先する富裕層ママが最多ではあるものの、調査結果は大きく3分割されており、立地と広さの両方を求める富裕層ママも多いことがわかります。
さらに、回答理由からは、居住する地域によって住まいの広さと立地で優先する条件が違うことが窺えます。
住宅の広さを優先する世帯では、交通の便がある程度整った地域での居住を想定しており、立地よりも子どもと一緒に過ごす居住空間を意識した回答が多く見られました。
一方で、駅からの近さを優先した世帯では、子どもや自身の将来も見据えて、住宅と外との往来のしやすさに目を向けているようです。
富裕層ママたちは子ども目線で住宅を選びをしている
富裕層ママが検討している住宅は新築一戸建てが一番多く、子ども目線での住宅選びを意識している。
家庭にどのような住まいがマッチするのか見極めるために、比較・検討できるよう、ぜひ今回の調査結果を住宅選びの参考にしていただければと思います。
<調査概要>
調査対象者:KIDSNAアンバサダー
調査期間:2023年5月16日〜6月12日
調査方法:インターネット調査
回答件数:553件
出典:【富裕層ママ195人に住宅検討の最新動向を調査】58%が新築一戸建てを検討。19%は情報収集の仕方や選ぶ基準がわからないと回答。
自分のライフスタイルに応じた間取りや好みのデザインにすることができるから