子育て世帯の住まい選び。賃貸・戸建て購入の判断や物件選びのポイント

子育て世帯の住まい選び。賃貸・戸建て購入の判断や物件選びのポイント

2021.01.16

子育て世帯の住まい選びの最初の分岐点は、賃貸か購入するか問題ではないでしょうか。また、戸建てやマンションなど物件選びに悩むこともあるかもしれません。今回は、購入と賃貸のそれぞれのよさや、物件別の住まい選びのポイントについてまとめました。

子育て世帯の住まい選び

新しい生活様式が当たり前となりつつある現代、子どもをもつ子育て世帯の住宅事情が気になる方もいるのではないでしょうか。

賃貸にするか、購入するかといったことに加え、戸建て、マンション、アパートといった物件選びに悩むこともあるかもしれません。

特にマイホーム購入を検討している場合は、タイミングやローンの組み方について知りたいという声もありました。

賃貸か購入か。それぞれの特徴とメリット

住宅購入、賃貸それぞれのメリットや注意点についてまとめました。


購入

マイホーム購入は、まとまったお金が必要になりますが、家が資産になることや、間取りや内装の自由度が高いというメリットが感じられるようです。

住宅ローンの返済が終わったあとに、金銭的負担が大きく減る、賃貸と同じ金額でグレードの高い住居に住むことができるというママの声もありました。

iStock.com/Chainarong Prasertthai
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しかしながら、住宅購入には、ローン以外にも頭金や諸費用が必要ですし、中古物件を購入する場合はリフォーム費用がかかる場合も。

毎月の返済費用や年数など、ローンの設定によって支払額が大きく変わるため、長期的な目線で計画的に購入することが大切です。


賃貸

一方、賃貸物件には、マンション、アパート、戸建ての借家などさまざまな種類があり、築年数や広さによって賃料が大きく左右されるようです。

賃貸の最も大きい利点は、住み替えがしやすいということ。

たとえば持ち家の場合は、売却のことを考える必要がありますが、賃貸の場合はおよそ1~2カ月前までに住んでいる物件を管理する大家さんや不動産会社に申し出をすれば、住み替えることが簡単にできます。

そのため、転勤がある場合や、将来的には実家に住むという場合には賃貸物件が適しているといえるかもしれません。

他にも、出産や入園、入学など、ライフスタイルの変化に合わせて住む地域や間取りを選べるといった点も賃貸物件ならではのメリットといえるでしょう。

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戸建て

戸建てを購入したママたちに聞くと、集合住宅に住んでいた頃と比べて、子どもの声や足音等に前ほど神経質にならなくなったという声がありました。

庭付きの場合は、ガーデニングを楽しんだり、外遊びができる点も魅力ですよね。

購入を検討する場合は、土地について調べるだけでなく、周辺環境や自治会の有無なども確認しておくことがポイントになるようです。

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マンション

iStock.com/y-studio
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駅の近くなど利便性の高い場所に住みたい場合は、マンションが適しているかもしれません。土地が高い地域に住みたい場合は、戸建てに手を出せないということもあるようです。

マンションに住んでいるママたちに聞くと、階段がないので移動しやすい、セキュリティ対策がしっかりしているといった声がありました。なかには、コンシェルジュなどマンション独自のサービスが付いているところもあるようです。

検討する際は、価格や賃料、物件の間取り以外にもその物件の特徴について調べておくとよいかもしれません。

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その他

戸建てやマンション以外には、メゾネット住宅やアパートがあるようです。祖父母が近くに住んでいる場合は同居という選択肢も。

どの場所を選ぶにせよ、それぞれの特徴やよさをしっかり知ったうえで、予算内で優先順位をつけていくことが住まい選びのポイントになるといえそうです。

また、住宅選びでは、間取りや設備の確認も忘れずに押さえておきましょう。設備の確認は故障などで後から予想外の出費がかさむ場合もあるので注意が必要です。

家族の生活をイメージしながら選ぶと失敗が少ないかもしれません。

住み心地のよい物件を選ぼう

iStock.com/SetsukoN
iStock.com/SetsukoN

家族が増えたりするタイミングで、住み替えや住宅購入を検討する場合は、長期的な目線で考え、資金の用意やローン計画について考えるとよいかもしれません。

住む地域を変える場合は、入園や入学のタイミングを選ぶ家庭が多いようです。戸建てやマンション、それぞれの物件の特徴を踏まえつつ、間取りや予算や条件などの優先順位を考えることが住宅選びのポイントになりそうです。

また、住宅選びでは実際に足を運んで見学をすることも大切。アンテナを張ってしっかりと情報収集をしながら、家族の住みよい住宅が見つかるとよいですね。

2021.01.16

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