【体験談】初めての飛行機、赤ちゃんや子どもの耳抜きや飽きさせない対策は？

大人にとって、旅など日常から離れる象徴である飛行機は、心躍るものかもしれません。でも初めて乗る子どもにとっては、未知の乗り物です。

生まれて初めて飛行機に乗った赤ちゃんや子どもがどんな様子だったのか、体験談を集めてみました。

「まだ赤ちゃんと一緒に飛行機に乗ったことがない」「乗った経験があるけど、次はもっと楽しみたい」というママパパの参考になればうれしいです。

1児のパパ（30代）の体験談

赤ちゃん連れでの沖縄旅行。機内で子どもが泣かないか心配だったそうです。

「でも、ずっと寝ていたので泣くことはありませんでした」

とのことです。まだ寝る時間が多い赤ちゃんの場合、うまくタイミングが合えば寝てくれるんですね。

「妻が息子を抱っこしていたのですが、となりのおじさんが気遣ってくれたのがうれしかった」

わざわざCAさんに申し出て、他の席に移ってくれたそうです。おかげで少し席にゆとりができて、とても助かったそうです。

2児のママ（30代）の体験談

四国にある実家で第一子を出産し、1ヵ月ほど滞在して、東京に戻るために子連れで飛行機に乗ったママ。

「まだ授乳にもおむつ替えにも慣れず、不安でいっぱいでした」

出発前の空港で子どもが大泣きして、あたふたしたそうですが、実家のご両親がいたので心強かったそうです。

そして、耳抜き対策に離陸の時に授乳をして、そのあとぐっすり寝た、とのこと。

「羽田空港に迎えに来てくれた夫の顔を見て、安心しました」

新米ママは不安でいっぱい。でも両親やだんなさんに協力してもらって、新生児を連れての飛行機移動を乗り切ったようです。

1児のママ（30代）の体験談

子どもが泣いたりぐずったりするのが心配で、あえて夜の便を選択し、フライト当日のお昼寝の時間を短くするという工夫をしたそうです。

「離陸と同時に寝てくれて、安心しました。機内でもずっとバシネットで寝てました」

夜の便を選ぶ、というのも一案ですね。子どもが寝てくれるとママも安心して旅行を楽しめそうです。

4歳児＆1歳双子のパパ（30代）

初めての家族旅行。行き先に沖縄を選んだパパの体験談です。

子どもが一緒だから、早めに空港に到着するようにしたそうですが、

「待ち時間が長すぎて、子どもが飽きてしまった」

とのこと。

初めての飛行機、気をつけるべきことは機内でのことだけではないんですね。空港での時間の使い方も考えておくとよさそうです。

2児のママ（30代）の体験談

急な出張が入ってしまい、出張先で子どもの預け先を確保して一緒に飛行機に乗ったママのエピソード。耳抜き対策にジュースを飲ませていたそうですが、それよりも

「歩きまわるのが好きな息子が、まわりに迷惑をかけないかが心配でした」

フライト時間が短かったので、席を立ちにくい窓際の席を選択。電車などの乗り物に興味を持ち始めた頃だったので、子どもは窓の外の景色にくぎ付けだったようです。

「息子が "いえ、ちっちゃいね" （家が小さいね）とつぶやいていたのが印象的でした」

赤ちゃんとはちがって、これぐらいの年齢になると飛行機に乗ることも「旅育」になるのかもしれませんね。

2児のママ（30代）の体験談

子どもが1歳＆3歳の時に、初めて兄弟を連れて飛行機に乗ったそうですが、機内でもらえるおもちゃをめぐって大げんかになったそうです。

「CAさんは気をきかせてくれたんだと思いますが、それぞれにちがうおもちゃをくれて…」

お兄ちゃんが弟のおもちゃをほしがって、取り合いになってしまいました。おもちゃを取り上げられた弟が大泣きし、ママも大慌て。

「まわりの目が気になりすぎて、かなり精神的に負担でした」

それでも、親切なおじさんが下の子をあやしてくれたり、CAさんが上の子にアメをくれたりして、なんとか乗り切ったそうです。ママひとりに子どもふたりはやっぱり大変なんですね。

1児のママ（40代）の体験談

家族3人でグアムへ行き、それが子どものファーストフライトになったとのこと。

飛行機が離陸する前にCAさんが席に子どもの年齢を聞きにきました。その子の年齢に合った内容のお手紙をCAさんが書いてくれたそうです。

「フライトはどうでしたか？というような内容でした。娘はすごく喜んで、その手紙をまだ大事に持っています」

CAさんが手書きしてくれたお手紙、きっとうれしかったんでしょうね。

また、3時間ほどのフライトもたくさんあるアニメのDVDを見られて、子どもも大満足だったようです。

今回「初めての飛行機」についての体験談を話してくれたママパパ全員が

「また子どもと一緒に飛行機に乗りたい！」

と口をそろえて言っていました。

赤ちゃんや幼い子どもを連れての飛行機移動。国内線でも海外でも、耳抜きや泣いた時の対策が大変かもしれませんが、子どもが小さいからこそ楽しめることもあるようです。

今だけの貴重な体験としての "ファーストフライト" がいい思い出になりますように。