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上の子の赤ちゃん返りへのママたちの対策。言葉がけで意識したこと
上の子が見せた赤ちゃん返りの行動
上の子が赤ちゃん返りをしたときの対策を知りたいと考えているママやパパもいるかもしれません。この記事では上の子の赤ちゃん返りがどのくらい続いたのかや、上の子が2、3歳でイヤイヤ期と重なって駄々をこねる、ママにべったりになるなど、赤ちゃん返りで上の子が見せた行動、ママたちの対策などについてご紹介します。
赤ちゃん返りはどのくらい続いた?
上の子の赤ちゃん返りに悩んでいるママやパパもいるかもしれません。赤ちゃん返りがいつから始まり、どのくらい続いたのかママたちの声を聞いてみました。
20代ママ
40代ママ
6歳の長男は下の子が生まれたときに、赤ちゃんは大切にしてくれましたが、しばらくは言葉がきつくなったり学校に行くのを嫌がったりする時期が数カ月ありました。
下の子が生まれたタイミングで、上の子に赤ちゃん返りがみられ、数カ月から1年続いたというママがいました。上の子に見られる赤ちゃん返りの行動や、ママたちの対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
【体験談】上の子が赤ちゃん返りで見せた行動
赤ちゃん返りをすると、上の子たちはどのような行動をすることがあるのか、ママたちの体験談を聞いてみました。
今までできていたことができなくなった
30代ママ
4歳の娘は妹が生まれてから、自分で着替えることをしなくなりました。「私も赤ちゃんになる」といってゴロンと寝転び、着替えさせてもらうのを待っていることもあります。
30代ママ
長男が3歳のときに下の子が生まれましたが、しばらくトイレが間にあわず、パンツに漏らしてしまうということが続きました。
着替えやトイレ、食事など、今までできていたことでも自分でやるのを嫌がったり、うまくできなくなってしまうことがあったというママの声がありました。赤ちゃんと同じようにお世話してもらうことで、ママに甘えたい気持ちを表しているのかもしれません。
駄々をこねる
20代ママ
下の子が生まれたとき上の子は2歳半で、イヤイヤ期と重なっていました。自分の要求が通らないと癇癪を起こし、ショッピングセンターでひっくり返って大泣きしたこともあります。
下の子が生まれたことで上の子がますます駄々をこねるようになり、大変だと感じたママがいるようです。赤ちゃん返りしていた時期は、気持ちのコントロールが難しくなったように感じたというママの声も聞かれました。
ママにべったり
20代ママ
里帰りしている間はよかったのですが、自宅に戻ってから、3歳の娘は私から離れるのを嫌がるようになりました。パパが抱っこしようとしても「ママがいい!」といって泣き出してしまいます。
赤ちゃん返りをして、子どもがママから離れなくなってしまうこともあるようです。これとは逆にママを嫌がり、パパや祖父母から離れない子どももいるようです。
赤ちゃん返りのときにママたちが取り入れた対策
上の子が赤ちゃん返りをしているときに、ママたちはどのような対策をしているのでしょうか。
上の子との時間を積極的に作る
30代ママ
赤ちゃん返りをしている上の子を見て、2人だけの時間が必要だと感じ、上の子との時間を積極的に作ることを心がけました。パパに下の子を見てもらって2人でお出かけをすることもあります。
上の子との時間を積極的に作るようにしているママがいました。授乳を終えたあとや、下の子が寝ているときに、上の子との時間を確保するといった工夫をしているママもいるようです。
周囲の協力を得る
40代ママ
上の子が赤ちゃん返りをしているときは、パパや両親にも協力してもらい、みんなで子育てすることを心がけました。みんなから「あなたのことを大切にしているよ」と伝えてもらうことで、上の子の気持ちも少しずつ落ち着いたような気がします。
パパや両親など周囲の協力を得て、みんなで上の子の赤ちゃん返りに向きあったというママがいました。出産後に周囲の協力を求めることで、フォローしてもらえるチャンスも増えるかもしれません。
広い心で見守る
30代ママ
赤ちゃん返りは上の子が甘えたい時期なのだと考え、叶えられる要求は聞いてあげるようにしています。3歳の長女が赤ちゃん返りをしてご飯を食べさせてほしいというときは、いっしょに赤ちゃんごっこを楽しみました。
回を重ねるうちに「私はお姉さんだから、自分で食べる。食べるところを見ていて!」と、再び自分で食べてくれるようになりました。
赤ちゃん返りは上の子が新しい生活を受け入れている途中なのだととらえ、子どもの要求や甘えを広い心で見守ったママがいるようです。上の子の要求を受け入れることで、少しずつ赤ちゃん返りがおさまることもあるかもしれません。
赤ちゃん返りをしている上の子への言葉かけで意識したこと
ママたちが赤ちゃん返りしている上の子へ言葉をかけるときに、意識していることを聞きました。
「ちょっと待ってて」の頻度を減らす
30代ママ
上の子に「ちょっと待ってて」や「あとで」という言葉を返してしまいがちだったので、できるだけ回数を減らすように意識しました。待たせてしまうときでも、「これが終わったら行くよ」「あと10だけ待っていてね」と具体的に伝えるようにしていました。
上の子を待たせてしまうときに、「ちょっと待ってて」という言葉をできるだけ減らし、待たせるときは具体的な時間を子どもにわかりやすく伝えるようにしたというママがいました。目安がわかると、子どもも受け入れやすいかもしれません。
「大好き」を伝える
40代ママ
3歳の息子が赤ちゃん返りをしているとき、私も手一杯になってしまい、怒ってばかりの毎日でした。そんな私に息子が「ママが大好き」といってくれて、思わず涙があふれたことがあります。
私も子どもに「大好き」の気持ちだけは毎日伝えるようにしています。
赤ちゃん返りをしている上の子も大切に思っていることを伝えているママがいるようです。ママが大切に思っていることを知ることで、子どもも安心を感じられるかもしれません。
赤ちゃん返りは心に余裕をもって対策をとろう
上の子の赤ちゃん返りでは、今までできていたことができなくなる、2、3歳頃のイヤイヤ期と重なり駄々をこねるなどの行動が見られたというママの声がありました。子どもの性格や状況ににあわせて対策を取り、周囲の協力を得ながら根気よく上の子も大切に思っている気持ちを伝えていけるとよいですね。
下の子が生まれ退院したときに、3歳だった上の子から「赤ちゃんを病院に返してきて」といわれたことがあります。それから1年くらい、やきもちを焼いたり小さなことで駄々をこねたりということが続きました。