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2歳半のひどい夜泣きの原因は?ママたちに聞く対策法と乗り越えかた
2歳半の夜泣きで、癇癪を起こしたように泣いたり、泣きながら暴れるようなことがあると、ママたちは眠りが浅くなってしまいイライラしてしまい悩むこともあるかもしれません。また、赤ちゃん返りなど、原因として何が考えられるのでしょうか。今回はママたちの考える2歳半の夜泣きの原因と対策法を紹介します。
2歳半の夜泣きエピソード
突然始まった夜泣きに、イライラしたり驚いてしまうママもいるかもしれません。実際にママたちに聞いた2歳半の子どもの夜泣きエピソードを紹介します。
静かに泣きだす
「2歳半の頃、眠りについて1時間ほどすると、しくしくと悲しそうに泣きだすことがありました。声をかけても目を閉じたまま首を振るだけで30分ほど泣き続けました。夜泣きはどちらかというと興奮状態にあるイメージがあったので、静かに泣くのは驚きでした」(30代ママ)
静かに泣き出すので、いっしょに寝ているママも泣き始めたことに気づきにくい場合もあるようです。他にも、何かをこらえるように泣くので、見ていて切なくなってしまったというママの声もありました。
何かを言いながら泣き出した
「2歳5カ月の頃、何かを言いながら泣き出すことが1カ月ほど続きました。背中をトントンすると泣き止み、毎晩くり返すことはありませんでしたが、いつ泣き出すのかわからないので私の眠りも浅くなってしまいました」(40代ママ)
ケンカ口調や、おしゃべりのような話し方をしながら泣くという子もいるようです。寝言のような話し方では、ママでも聞き取りにくいのかもしれません。
暴れるように大きな声で泣く
「2歳半を過ぎた頃、夜中いきなり手足をパタパタと動かしながら、興奮状態で大きな声で泣くことが続きました。ときには1時間ほど布団の上で暴れるようにゴロゴロと動き回るので、夫や上の子が起きてしまいました」(30代ママ)
興奮状態で暴れるように泣く以外にも、むくりと起き上がり大きな声で泣きだす子どももいるようです。なだめようとしても、なかなか泣き泣き止まないのでイライラしてしまうこともあったというママの声もありました。
ママたちが考える夜泣きの原因
夜、子どもがゆっくり寝れるように夜泣きの原因を知りたいと思うママ・パパもいるかもしれません。ママたちは2歳半の夜泣きの原因をどのように考えたのでしょう。
日中のことを夢で見た
「お友だちとおもちゃのぬいぐるみの取り合いをした日の夜に『ぼくのー!』と言いながら手を伸ばして興奮状態で暴れるように泣くことがあり驚きました」(20代ママ)
「ご機嫌で寝ついたのに、急にしくしくと泣きだしました。その日の昼間に私が叱ったことが思い当たり、夜泣きの原因ではないかと考えました」(30代ママ)
2歳半の夜泣きの原因を、昼間の出来事を夢で見て、現実のように感じてしまったのではというママの声がありました。その日にあった印象的な出来事を夢で見ることで、寝ているときにも感情が出てしまうのかもしれません。
生活リズムや睡眠サイクルが崩れた
「子どもが夜泣きをするタイミングをパパといっしょに注意して見ていたら、遊びに出かけてお昼寝の時間をきちんと取らなかった日に、夜泣きをすることが多かったと思います」(30代ママ)
「就寝時間が遅くなると癇癪を起したような夜泣きするので、生活リズムや睡眠サイクルが夜泣きの原因になるのかなと考えました」(40代ママ)
子どもによっては、お昼寝のタイミングを逃すと夕方まで起きていられることもあるようです。しかし、お昼寝ができないことで生活リズムが崩れると、癇癪を起こしたような夜泣きをするだけでなく、翌日もぼーっとしていたというママの声もありました。反対に、早く眠りについた日のほうが、夜泣きをしやすいという意見もありました。
赤ちゃん返り
「2歳4カ月の頃に下の子が生まれて、しばらくパパとふたりで寝てもらう日々が続いたときに夜泣きが始まりました。暴れることはないのですが、しがみついて泣くので淋しい思いをさせているのではと感じました。もっと注意して子どもを見てあげようと思いました」(30代ママ)
「下の子を妊娠中、夜甘えるように泣くことがありました。お腹が大きくなるにつれて夜泣きの回数も増えたので赤ちゃん返りかなと思いました」(20代ママ)
ママが妊娠中のときや、赤ちゃんが生まれたなどの環境の変化があると、2歳半の子どもは赤ちゃんにママを取られてしまったと不安になるのかもしれません。子どもの夜泣きの原因を赤ちゃん返りと考えても、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話もしなくてはならないので、どうしたらよいか悩んでしまうというママの声もありました。
2歳半の夜泣きへの対策法
2歳半の子どもの夜泣きを減らすために、ママ・パパたちはどのような対策法を考えていたのでしょうか。
いっしょ寝る
「夜急に目を覚ましても安心できるように、布団には私かパパが必ず寝ているようにしました。どうしてもトイレなどで離れるときは、ぬいぐるみを子どもの手に触れさせるようにしていました」(20代ママ)
「布団に入る前に、『子どもに抱っこする?手をつなぐ?』などと、子どものリクエストに応じながらいっしょに寝るようにしたら、夜泣きの回数が減ってきた気がしました。保護者としては、子どもの気持ちに寄り添うことが一番なのかなと思います」(30代ママ)
夜目を覚ましたときに、パパやママのぬくもりがあれば子どもは安心し、泣かずに再度眠りにつけるのかもしれませんね。
生活リズムや睡眠サイクルを整える
「お昼寝の時間に寝かせられない場合、生活リズムを崩さないように意識しお昼寝を後にずらしても、短い時間で起こすようにしていました。睡眠サイクルは重要なように思いました」(30代ママ)
1日の生活リズムが子どもに負担がないか、見直してみるのもよいかもしれません。他にも、朝早めに起こし、昼間は体を動かすように意識したというママの声もありました。
甘えられる時間を作る
「下の子の妊娠中は体に負担がかからないように気をつけながら、子どもとたくさんコミュニケーションをとれるように工夫しました。環境の変化が大きいときは、とくに注意してみてあげるとよさそうだと思いました」(30代ママ)
「日中も赤ちゃん返りのような仕草をすることがあったので、『〇〇ちゃんのこと大好き』と言葉に出して伝え、抱きしめるなど日常生活の中で子どもが積極的に甘えられる時間を意識しました」(20代ママ)
赤ちゃんが生まれたり、環境が変わることで子どもは不安を覚えるのかもしれません。ママとの時間をより必要としている子どもの場合、思い切りママに甘えて過ごすことも、夜泣きの原因の解消につながるのかもしれませんね。
それでも夜泣きをしてしまったら
夜泣きの原因を考えて対策をしても、子どもは夜泣きを繰り返してしまうかもしれません。ママたちはどのように対応していたのでしょう。
「突然、癇癪を起こしたかのような興奮状態で夜泣きが始まったことで、はじめはイライラしてしまいました。でも子どもも何かがあって泣いているんだと気持ちを切り替えて、抱きしめてあげるようにしました」(30代ママ)
「子どもが夜泣きをしているときに、私がうとうとと寝落ちしてしまったことがありました。気づいたときには子どもは落ち着いて寝ていたので、夜泣きをしだしても少し様子を見てから対応するようになりました。一旦は見守るのが保護者の役目なのかなと思います」(30代ママ)
夜泣きの原因を考えて対策をしても、すぐに夜泣きが終わらない場合もあるようです。ママたちは子どもの泣く様子を見ながら、ときには見守るなどの状況に合った対応をしていたようです。
2歳半の夜泣きが心配なときは
2歳半の子どもの夜泣きが激しかったり、あまりに長く続くと、心配になってしまうママ・パパもいるでしょう。自閉症など発達障害のある子は夜泣きがひどいという話を聞き、ますます不安になったというママの声もありました。
ただ、夜泣きだけでは判断はできません。普段の様子も注意してみるようにして、他にも気になることがあったり、夜泣きがどうしても気になる場合は、小児科を受診して医師に相談してみたらよいでしょう。
2歳半の夜泣きは原因を考えて乗り越えよう
2歳半の夜泣きは突然始まったり、興奮状態で暴れたり、癇癪を起すような様子の泣き方もあり、ママたちは驚いたりイライラすることに悩んでいるようでした。今回の、夜泣きの原因を生活リズムや睡眠サイクルの崩れ、赤ちゃん返りなどと考えたママたちの対策を参考に、2歳半の夜泣きを乗り越えられるとよいですね。