こちらの記事も読まれています
2歳児の赤ちゃん返り。妊娠中や夜泣き、寝かしつけなどの赤ちゃん返りの対応
2歳の子どもがいる場合、ママが妊娠中だったり、おむつを外す練習など自立を求められたりといった環境の変化などで、赤ちゃん返りすることがあるかもしれません。今回の記事では、2歳児の赤ちゃん返りする場面や、夜泣きなどの行動、寝かしつけなどの対応についてママたちの体験談を元にご紹介します。
2歳の子どもが赤ちゃん返りする場面
2歳の子どもが赤ちゃん返りする場合、どのような場面で赤ちゃん返りするのか気になるかもしれません。赤ちゃん返りをするシーンについてママたちに聞いてみました。
「妊娠中のお腹の膨らみが見立つようになってきた頃、2歳の息子の甘えが強くなり私にべったりで、子ども1人で行動することが減りました」(30代のママ)
「2歳で保育園に通い始めました。毎日元気に登園していましたが、3カ月過ぎた頃に、突然『行かない』と駄々をこねはじめ、保育園では抱っこで過ごしていました」(30代のママ)
「2歳になり尿意を伝えられるようになったので、トイレトレーニングを始めましたが、おもらしをするとつい、怒ったような表情をしていました。そのせいかのか、トレーニングをはじめてから、赤ちゃん言葉を使ったり1人でできていたことができなくなったりしてしまいました」(30代ママ)
ママの妊娠中や、自立のためにがんばっている時期などに赤ちゃん返りしたというママの声もありました。2歳の子どもが赤ちゃん返りする場面はさまざまあるようですが、その行動には意味があるかもしれません。2歳児の赤ちゃん返りにはどのような行動があり、ママたちはどう対応していたのでしょうか。
2歳の赤ちゃん返りの行動
2歳の子どもが赤ちゃん返りするときの行動にはどのようなことがあるのか気になるかもしれません。2歳の赤ちゃん返りの行動についてママたちに聞いてみました。
抱っこ
「2人目を妊娠中、数日前まで自分で歩いていた2歳の息子が突然歩くことを嫌がり、抱っこをせがむようになりました。お腹の膨らみが見立つようになたので、息子も私の体の変化を感じていたのかもしれません」(30代ママ)
ママのお腹に赤ちゃんがいると気づいて、抱っこやおんぶを求める赤ちゃん返りの行動をしていたというママの声がありました。妊娠中で上の子を抱っこできないときは、パパに抱っこを頼んでもよさそうですが、ママでないと嫌がったという声もありました。
後追い
「私の姿が少しでも見えなくなると、泣き出すようになりました。トイレに行くときもついてきて、中に入って来ることもあるので困ってしまいます」(30代ママ)
ママの居場所を確認できなくなると、不安になり後追いをしてしまう子どももいるようです。「キッチンにいるからね」と声をかけても、後追いをしてしがみついて離れなかったというママの声もありました。
夜泣き
「上の子が2歳のとき、下の子を出産しました。上の子の夜泣きは落ち着いていましたが、ある日突然、足をバタつけかせ、大きな声で泣くようになりました。体を触って落ち着かせようとしたり、声をかけたりしても泣き止まずに困りました」(30代ママ)
赤ちゃんがいる場合、ママが赤ちゃんの世話をしていることが上の子の不安につながり、夜泣きとして現れることもあるかもしれません。他にも、保育園に通うようになってから、夜泣きが始まったというママの声もありました。しくしく泣くような夜泣きや大きな声を出す夜泣きなど子どもによってもさまざまなようです。
2歳の赤ちゃん返りへの対応
2歳児が赤ちゃん返りする場面は、ママの妊娠中や環境の変化などさまざまなようです。赤ちゃん返りをしたときにどのような対応をしていたのか、場面別でママたちに聞いてみました。
妊娠中
「妊娠中のとき、赤ちゃんの用品を2歳の息子と選ぶようにしていました。子どもが選んでくれた服や色のものを買って、『赤ちゃんも喜んでくれるね』など赤ちゃんに興味をもってもらえるように心がけていたら、赤ちゃん返りが徐々に少なくなりました」(30代ママ)
妊娠中に、上の子といっしょに下の子を迎える準備をしているママもいるようです。他にも、妊娠中に上の子への愛情表現を意識してパパやママだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんなどからも『大好きだよ』と言葉をかけてもらうようにしてたら、赤ちゃん返りが徐々に減ってきたという声もありました。
下の子が産まれたら
「授乳をするときは、上の子に『赤ちゃんが泣いているね。お腹空いているのかな。おっぱいをあげてもいいかな』と声をかけるなど、上の子とも積極的にコミュニケーションをとるようにしました」
「2人同時に泣いた場合、先に上の子を膝の上に乗せて抱きしめながらスキンシップを取りました。できるだけ上の子に触れるようにしたら、赤ちゃん返りすることが減りました」(30代ママ)
「寝かしつけのとき、下の子をパパに見てもらい、上の子を優先して寝かしつけました。寝かしつけの時間が2人だけの時間になり、夜泣きが少なくなりました」(30代ママ)
下の子が産まれると、下の子に目がいきがちですが、上の子ともコミュニケーションやスキンシップを積極的にとるようにしているママもいるようです。場合によって上の子を優先させたり、上の子と2人だけの時間を作るようにしたら、赤ちゃん返りが減ったというママの声もありました。
新しいことを始めるとき
「トイレトレーニングをしているとき、便座に座れたことやトイレに行けたことを大げさに褒めるようにしました。褒められることで自信になったようで、徐々に赤ちゃん返りが減りました」(30代ママ)
2歳の子どもと、トイレトレーニングなど何か新しく始める場合、少しのことでも褒めるようにしているママもいるようです。不安や心配に寄り添い、褒めることで、2歳の子どもの自信に繋がり赤ちゃん返りが減ってくることがあるのかもしれません。
2歳の赤ちゃん返りはたくさん愛情表現をして乗り切ろう
2歳児が赤ちゃん返りする場面は、ママの妊娠中や環境の変化などさまざまなきっかけがあるようです。後追いや夜泣きなど子どもによって赤ちゃん返りの行動に違いがあるようですが、上の子への寝かしつけを優先したり、下の子を迎える準備をいっしょにやったりするなどして対応しているママもいました。
2歳の子どもとスキンシップや、褒めるなどたくさん愛情表現をしながら、2歳児の赤ちゃん返りが乗り切れるとよいですね。