2歳児の体重が増えない。平均体重は何キロ?体重が気になるときの工夫

2歳児の体重が増えない。平均体重は何キロ?体重が気になるときの工夫

子どもの体重に関するママの悩みとは

2019.02.05

赤ちゃんの頃に比べて、子どもが2歳頃になると体重が増えないと気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、2歳の男の子や女の子の平均体重や平均身長を総務省の資料をもとに紹介するほか、8キロや10キロから体重が増えないと感じたときにママたちが食事で工夫したことなどについて、体験談を交えてご紹介します。

2歳の子どもの平均体重と平均身長

子どもが2歳の頃になると、赤ちゃんの頃に比べて体重の増え方が緩やかになったと感じたり、体重が減るように感じたりするママもいるかもしれません。厚生労働省が公表している乳幼児期のデータを見ると、0~1歳のときより成長が緩やかになっていきます。

子どもの体重が増えないと感じるときや、8キロや10キロなど実際に体重を測ったとき、2歳の子どもの体重や身長の目安はどのくらいなのか気になるママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料をもとに、2歳児の平均体重や平均身長について調べてみました。


【男の子】2歳の平均体重と平均身長

厚生労働省のデータによると、2歳6カ月時点での男の子の平均体重は13.1㎏、平均身長は90.0㎝です。

2歳の男の子の体重を発育曲線でみると、2歳0カ月頃ではおよそ9キロから14キロ、2歳11カ月頃で11キロから15キロ程度のようです。

平均身長を発育曲線でみると、2歳0カ月頃で78センチから88センチ、2歳11カ月頃で84センチから98センチ程度となっています。


【女の子】2歳の平均体重と平均身長

体重計
iStock.com/artisteer

厚生労働省のデータによると、2歳6カ月時点での女の子の平均体重は12.6㎏、平均身長は88.8㎝です。

2歳の女の子の体重を発育曲線でみると、2歳0カ月頃ではおよそ8キロから13キロ、2歳11カ月頃で10キロから15キロ程度のようです。

平均身長を発育曲線でみると、2歳0カ月頃で78センチから88センチ、2歳11カ月頃で84センチから94センチ程度とされているようです。

男の子の場合も女の子の場合も同じ月齢であっても、体重は4キロから5キロほど、身長はおよそ10センチほど幅があるようです。

厚生労働省の資料に記載されている発育曲線は、体重や身長のひとつの目安になりそうなので、体重の増え方などが気になるときは参考にしてみるのもよいかもしれません。

乳幼児期の成長には個人差が大きいといわれていますが、何か気になることがある場合は保健師やかかりつけの小児科医に相談してみましょう。

出典:「21世紀出生児縦断調査(特別報告)結果の概況」/厚生労働省
出典:成長曲線を描いてみよう/厚生労働省

2歳児の体重でママが感じたこと

2歳の子どもをもつママたちは子どもの体重について、どのようなことが気になっているのでしょうか。子どもの体重でママたちが感じたことを聞いてみました。


平均より大きい

30代男の子のママ
30代男の子のママ

うちの子どもは出生体重が大きかったためか、赤ちゃんの頃から発育曲線の範囲からはみ出ていて、同じ月齢の2歳の子より年上にみられることがあります。大きすぎないかと心配になるときもあり、外でたくさん遊んで体を動かすようにしています。

自分の子どもが平均より大きいと感じるママもいるようです。発育曲線の範囲からはみ出している場合は、体重の増え方と身長の伸び方のバランスを確認したというママの声もありました。


体重が増えない

30代女の子のママ
30代女の子のママ

2歳をすぎて体重が8キロになってから体重の増え方が緩やかになったと感じます。ご飯はよく食べるのですが、体重が増えないので食事量や栄養素が足りていないのかと気になることがあります。

20代男の子のママ
20代男の子のママ

2歳児健診のときに測った体重から、しばらく体重が増えないであまり変化がないことが続いています。不安に感じるときは、子育て相談室などで話を聞いてもらい、食事量や摂取する栄養素のことなどのアドバイスをもらうこともあります。

0歳や1歳の頃はどんどん体重が増えていたのに、2歳をすぎて体重が増えないようだと感じるママもいるようです。たくさん体を動かして遊ぶようになったので、体重の増え方がゆっくりになったのかもしれないと考えるママの声もありました。


体重が減る

風邪を引いた子どもを看病するママ
iStock.com/monzenmachi
30代女の子のママ
30代女の子のママ

風邪をひいて食欲がなかったときなど、体重が減ることがあります。11キロが10キロに減ることもあるので心配です。同じ月齢の2歳の子と比べても小さいので、体重が減ってしまうと気になります。

体調を崩したときなどに体重が減ることが気になるママもいるようです。もともと食事量が少ないため、おやつにおにぎりを用意してこまめに食べてもらうようにしているというママの声もありました。

2歳児の食事について

2歳の子どもはどれくらいの食事量、栄養素が必要なのでしょうか?

厚生労働省の資料によると、2歳児は1日に3回の食事と2回のおやつを摂ります。

2歳児の食事量の目安は大人の食事の約半分で、900〜950キロカロリー程度を摂取できるようにしましょう。

摂取する栄養素の目安について、ごはんなどの穀物類は1食あたり80g程度、野菜・果物類は1食あたり50〜70g程度、タンパク質は1食あたり30g程度を摂取します。

ただし、食事量は個人差が大きいため、あくまで目安としましょう。

2歳頃は消化機能や咀嚼機能が発達してさまざまな食材を食べられるようになる一方、自立心が芽生え、イヤイヤ期を迎えていることも多いでしょう。そのため、偏食や好き嫌いなどが起こりやすい時期といえます。

偏食や好き嫌いをして食事をあまり食べない場合は、おやつで栄養補給するなど柔軟に対応できるといいかもしれません。

出典:「2 乳児・小児」/厚生労働省

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【体験談】2歳児の体重が増えないなど気になるときに工夫したこと

子どもの体重が増えないときや減るとき、心配になるママもいるかもしれません。子どもの体重が気になるときに工夫したことについて、ママたちに聞いてみました。


生活習慣を整える

30代男の子のママ
30代男の子のママ

早寝早起きを心がけ、生活習慣を整えるようにしています。朝ご飯や夕ご飯などの時間を決まった時間にすることで、規則正しい生活ができるようになってきています。

生活習慣を整えることを意識したママもいるようです。他にも、おやつの時間や量をしっかり決めて、食事に響かないように心がけているというママの声もありました。


体を動かす

30代女の子のママ
30代女の子のママ

昼食前などなるべく外でたくさん遊んで体を動かすようにしています。外で思いっきり遊ぶとお腹がすくのか、たくさん食べてくれるときもあります。

子どもの体重が増えないなど気になるときでも、適度に体を動かして遊ぶようにしていたというママもいるようです。体を動かしてお腹が空きすぎるからか、いつもは嫌がって食べないものも子どもが残さず食べてくれたというママの声もありました。

【体験談】2歳児の食事で悩んだときに工夫したこと

2歳の子どもがごはんを食べない、偏食で好きなものしか食べないなど悩むこともあるでしょう。2歳の子どもの食事で悩んだときに、ママたちが工夫したことについて聞いてみました。


食事内容を見直す

20代女の子のママ
20代女の子のママ

2歳を過ぎた頃からイヤイヤ期なのか、食事を食べないことが増えました。自分で食べたがるので、つかみ食べができる食事内容に見直したところ、食べてくれることが増えました。

イヤイヤ期を迎えて自立心が芽生えると、自分で食べたがる子どもも増えるようです。子どもが自分で食べやすいようにつかみ食べができる食事内容に見直したというママの声がありました。

小さく握ったおにぎりや一口サイズの果物など、さまざまなメニューでつかみ食べができるようです。


子どもが楽しめる食事にする

20代男の子のママ
20代男の子のママ

いつも同じような食事メニューになってしまうと、子どももご飯をあまり食べないときがありました。子どもの好きな車の形のご飯にしたり、のりを使って電車を作ったりして、子どもが楽しめるように工夫をしています。

30代女の子のママ
30代女の子のママ

公園に遊びに行くときはお弁当を用意して、外でピクニックをして昼食を食べることがあります。いつもと違った場所で食事をすると、食の細いうちの子も普段よりたくさん食べてくれます。

見た目や食事をする場所を変えてみるなど、子どもが楽しめるような工夫をしているママもいるようです。野菜を型抜きして、ワンプレートのお皿にかわいく盛りつけると喜んで食べてくれたというママの声もありました。


2~3日まとめて食事量・栄養素を見る

40代男の子のママ
40代男の子のママ

日によって食べムラがあるようで、毎日気にしすぎるのはよくないと感じました。食べないことがあっても、2~3日を総合して食事量・栄養素をチェックするようにしました。足りていないと感じるときは、好きなおやつで栄養補給ができるように工夫しています。

2歳頃はイヤイヤ期などの理由から、食べムラがあったり、食事を食べないことがあるでしょう。あまり気にせず、2~3日で食事量や摂取した栄養素を確認したというママの声がありました。

自立心が芽生えて自分でやりたいという気持ちが大きくなる時期ですので、おおらかに見守る姿勢は大切かもしれませんね。


少食の子には、より楽しい食事時間を

子どもの中には食べること自体があまり好きではなく、食事の時間が苦痛になってしまうこともあるかもしれません。

食べること自体が好きではない子どもの食事について、教育評論家の親野 智可等先生のお話をご紹介します。

親野先生:親はどうしても子どもにはしっかり食べてほしいと思うので、あまり食べない子に対しては言葉がきつくなってしまうこともあると思います。

しかし、きつい言葉をかけてしまうことは逆効果で、食事の時間をどんどん苦痛なものにしてしまいます。食事の時間が楽しい時間であることを何よりも優先して、少食の子ほど楽しいコミュニケーションを意識しましょう。

また、親御さんがおいしそうに食べる姿を見せることは、モデリング効果が働きやすいのでおすすめです。モデリング効果とは、憧れやお手本となる人の行動を観察して真似することで、その行動を学んでいくことです。

とはいえ、子どもが少食だといっても、必要な栄養をバランスよくちゃんと取れていればそんなに焦ることはないと思います。もし心配なら、医師や保健師など専門の方に相談してみましょう。

食事のマナーや好き嫌いは二の次でいい。「楽しい食卓」を最優先する子育ての効果とは

2歳児の体重はさまざま

ママと子ども
iStock.com/monzenmachi

今回の記事では、2歳の男の子や女の子の平均体重や平均身長を厚生労働省の資料をもとに紹介するほか、8キロや10キロから体重が増えないと感じたときにママたちが食事で工夫したことなどを体験談を交えてご紹介しました。

2歳の男の子や女の子の体重が8キロや10キロから増えないなど、体重の増え方が気になるママもいるようですが、体重や身長の目安となる成長曲線の平均にも幅があるようです。体重が増えないときや減るときは生活リズムや食事の様子などを見直したり、子育て相談室を利用したというママの声もありました。

2歳頃は消化機能や咀嚼機能が発達してさまざまな食材を食べられるようになる一方、偏食や好き嫌いなどが起こりやすい時期といえます。

2歳児の体重や食事については個人差が大きいようなので、子どもの様子にあわせて対応できるとよいかもしれませんね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年2月4日時点で作成し、2025年3月19日に更新した記事になります。

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