1歳児の教育。ママたちが行った習い事やしつけ、保育園事情など

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2021.02.17

0歳の頃と比べ、身体面や言語面などでさまざまな成長が見られる1歳児。発達状況に合わせて、教育を始めたいと考える家庭もあるかもしれません。そこで今回は、習い事やしつけ、集団生活を通してさまざまなことを学べる保育園での生活など、ママたちにが実際に行った1歳児の教育についてまとめました。

1歳児の教育事情

1歳頃になると、ひとりで歩き始めたり、簡単な話し言葉を使えるようになったりする子どももいるでしょう。日々成長感じる子どもへ、教育を始めたいと考えることもあるのではないでしょうか。

子どもが1歳の頃に行っていた教育についてママたちに聞くと、知育要素のあるおもちゃや絵本を生活に取り入れることを始め、英会話やリトミックなどの幼児教室やベビースイミングなどの習い事の声がありました。

1歳児の教育を考えるときは、日頃子どもが興味を持っているものから決めるとよいかもしれません。習い事をする場合は、欲張って習わせ過ぎず、無理強いしないことが大切でしょう。周囲の子と比べず、子どもが自分のペースで取り組む姿を見守れるよう心掛けたいですね。

iStock.com/yaoinlove
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1歳児のしつけ事情

子どもが1歳を過ぎ、自分でできることが増えたり、大人の話す言葉を理解できるようになったりすると、生活習慣などについてしつけを始める家庭もあるかもしれません。

具体的にどのようなしつけを子どもが1歳頃に行ったのか、ママたちに聞いてみました。

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歩く練習

子どもが1歳を過ぎ、伝い歩きが上手になったり、立つ時間が長くなったりしてきたタイミングで、歩く練習を始めたという声がありました。練習法について聞くと、音が鳴る手押し車を用意して、遊びの中でつかまり歩きをしたり、子どもの足を大人の足の甲の上に乗せ、両脇を支えていっしょにペンギン歩きをしたりしているようです。

なかには、つかまり立ちをしている子どもから少し離れた場所でお気に入りのおもちゃを見せると、こちらに向かって歩くようになったという声も。最初はふらついたり転んだりと、まだ歩き方が安定しないため、子どもがけがをしないよう、家具の角をガードする、床にクッションマットを敷くなどして、部屋の環境を整えられるとよいでしょう。

1歳の子どもが歩くのはいつから?歩くまでの様子や歩く練習

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トイレトレーニング

子どもがしっかりとした足取り歩けるようになった、言葉でトイレを伝えられるようになったことを目安に、トイレトレーニングを始めたというママの声がありました。

トイレトレーニングを始めるときは、まず大人がトイレに座る姿を見せたり、トイレがテーマの絵本を読み聞かせたりして、トイレに対する興味を促すとよいようです。また、一般的なトイレの便座は、子どもにとって高さや大きさが合わないため、おまるや補助便座を用意しておきましょう。

一般的に昼間のオムツがはずれるのは、2歳半から3歳を過ぎたころが多いようです。子どもが1歳の頃はトイレで排泄ができないからといって焦らず、まず排泄はトイレでするものという概念を教え、トイレに行けたら褒めることから始めてみるとよいかもしれません。

polkadot_photo/Shutterstock.com
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食事

子どもが1歳の頃に食事のしつけを始めたというママからは、食事の時間を決めて与える、食事は楽しいことだと教えるなどの声がありました。子どもが食事に集中できるよう、おもちゃを片づけたり、テレビを消したりするのもひとつのしつけの方法かもしれません。

スプーンやフォーク、コップなどの食器の使い方を、1歳を過ぎた頃から教える家庭は多いようです。スプーンやフォークは握りやすくてすくいやすいもの、コップは持ちやすいものなど、子どもが使いやすいかどうかの視点で選ぶとよいでしょう。加えて、蓋や滑り止めがついているなど、機能性が優れたものを選ぶと便利かもしれません。

食器の使い方を練習するときは、食べ物を乗せた状態で子どもに渡したり、ママが手を添えて手伝ったりするとよいでしょう。こぼすことを考えて、汚れてもよい服にする、片付けやすいようシートを引いておくなどの準備も、食事のしつけでの大切なポイントです。

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断乳

自身の仕事復帰に向けて、1歳を目途に断乳をしたママもいるようです。母乳ばかり欲しがって離乳食の進みが悪い、逆に離乳食をたくさん食べるようになり、母乳を欲しがらなくなったなどの子どもの様子から、断乳を考えたという声もありました。

断乳をするときは、パパに協力を得られるタイミングなどで断乳する日を決めておく、断乳後も積極的に子どもとスキンシップをとることなどがポイントのようです。

また、意識がおっぱいに向かないよう、子どもとお風呂に入るときはTシャツを着た、寝かしつけの際に授乳していたので、断乳後しばらくは寝かしつけをパパにお願いしたなどの声もあったので、参考にしてみてもよいかもしれません。

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パパが0歳や1歳の子どもと関わるとき。接し方や関わる時間について

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歯磨き

1歳児が歯磨きを嫌がるケースは多いようです。対策についてママたちに聞くと、子どものお気に入りのパペットを使う、音楽に合わせて磨く、キャラクターものの歯ブラシやフルーツ味の歯磨きジェルなどを使うなど、さまざまな声がありました。

子どもの歯を磨くときは、歯ぐきが傷つかないよう力加減に気を付け、短時間で済ませるようにするとよいでしょう。また、歯磨きが終わったら笑顔で褒めたり、抱きしめるなどのスキンシップをとったりすることで、子どもの自信につながるかもしれません。

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睡眠時間の管理や寝かしつけ

1歳児の睡眠時間についてママたちに聞くと、昼寝は2時間から3時間程度、夜は9時間から10時間くらいという子どももいるようです。

最適な睡眠時間は子どもによって異なるため、どのくらい睡眠時間をとれば子どもが元気に機嫌よく過ごせるのか把握し、それを目安に理想の睡眠リズムを作っていけるとよいかもしれません。

また、0歳の頃と比べて、体力がついてきて動き回ったり、断乳・卒乳後はおっぱいに頼れなかったりして、寝かしつけに悩むというママもいるようです。

寝かしつけ方法については、抱っこやおんぶのほか、絵本の読み聞かせや子守歌など、さまざまな声がありました。寝かしつけグッズとして、肌触りのよいおくるみや、背中がゆるやかなCカーブになるスリングを活用したママもいるようです。

Phatthanun.R/Shutterstock.com
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イヤイヤへの対応

一般的には、2歳頃の子どもが自己主張するようになる時期を指してイヤイヤ期と呼ぶことがありますが、子どもによっては1歳でもイヤイヤ期が始まったと感じるシーンもあるようです。

どのようなときに子どもがイヤイヤするのかママたちに聞くと、着替えや食事、遊びを切り上げるときなどという声がありました。

ママたちは、子どもがお世話されるのを嫌がったり自分でしたいと主張したりするとき、ママがしたほうが早いことでも一度子どもに任せて少しだけ手伝う、子ども自身で選んでもらうなどの対処をしているようです。子どもの気持ちに共感した言葉をかけたり、伝え方を工夫することで子どもの気持ちを切り替えるといった声もありました。

子どものイヤイヤを真正面から受け止めると、ママも疲れてしまうかもしれません。イヤイヤと自己主張するのもひとつの成長と捉え、ママも適度にリフレッシュしながら、穏やかな気持ちで見守れるとよいかもしれません。

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わがままや癇癪への対応

子どもが1歳の頃に、癇癪を起こすようになったという声もありました。1歳頃の子どもは、「こうしたい」という思いがあっても、言葉ではまだ上手く伝えることができなかったり、身体機能が十分に発達していないためイメージ通りにできなかったりすることで、泣いたり、叫んだり、物を投げたりして自分の思いを表現する場合があるようです。

自己主張のほか、下にきょうだいができたときに、今まで自分だけに向いていたママやパパの注目が赤ちゃんに向くことでの寂しさや嫉妬などにより、ひどい癇癪を起こすことも。

子どもが泣き止まないときや癇癪を起こしたときの対処法についてママたちに聞くと、子どもの気持ちに共感し受け止める、抱きしめるなどのスキンシップといった、さまざまな方法を行っているようです。外出先や電車など、公共の場で癇癪を起こすとママも戸惑うかもしれませんが、まずは上記のような対応をとり、子どもを落ち着かせるとよいでしょう。

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そのほかのしつけ

子どもが指しゃぶりをする姿はかわいらしく感じますが、手の汚れが気になったり、歯が生えてきて指に傷がつかないかと心配になったりする場合は、卒業させたいと考えるママもいるでしょう。

ママたちは、おもちゃを使って気をそらせる、指にばんそうこうを貼るなどして、指しゃぶりを卒業するための工夫をしているようです。また、指しゃぶり同様に、この時期におしゃぶりの卒業を考えたというママの声もありました。

1歳の子どもがママやパパ、保育園の友だちの腕を噛んだり叩いたりすることもあるかもしれません。向き合い方についてママたちに聞くと、「痛いよ」「やめようね」などと言葉で根気よく伝えるという声がありました。

ほかに、子どもの気持ちになって考えてみたり、言葉で伝える前にスキンシップをとったりしているなどの声もあったので、参考にしてみてもよいかもしれません。

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1歳児の保育園事情

集団生活を通して、さまざまなことを学ぶことができる保育園。1歳になると、ママの復職などにより、子どもが保育園へ通い始める家庭もあるかもしれません。

保育園での過ごし方や持ち物などについて、ママたちの体験談をもとにご紹介します。


慣らし保育

保育園に入園すると、園によっては1週間以内や2週間、1カ月程度の慣らし保育から始まるところもあるようです。最初はママと離れるのが嫌で、保育園に行くと泣いてしまう子どももいるかもしれません。

ママたちは、子どもの不安を和らげるよう笑顔で送り出す、子どもがそばにあると安心するアイテムを持っていくなどの工夫をしているようです。お迎えに行ったときは、保育園でがんばった子どもをギュッと抱きしめて声をかけると、子どもが安心するかもしれません。

iStock.com/chachamal
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1歳児の慣らし保育について。期間や進め方とママが意識したこと

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1日のスケジュール

1歳児を保育園に預けるママへ、子どもが通う園の1日のスケジュールを聞いてみました。

7:30~順次登園、自由遊び

9:30~おやつ

10:00~活動

11:30~昼食(給食やお弁当)

12:30~お昼寝

15:00~おやつ

16:00~自由遊び、順次降園

今回話を聞いたママの園では、日によって園周辺をお散歩したり、園庭で遊んだりして楽しむこともあるようです。

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入園式

入園式の子どもの服装について、男の子のママからはスーツやシャツとズボンのセット、女の子のママからはワンピースやブラウスとスカートのセットなどの声がありました。園の様子や子どもの成長に合わせた、きちんと感が出る服装を選ぶとよさそうです。

一方で、保護者の洋服について聞くと、ママはパンツスーツやワンピース、パパはスーツやジャケットにチノパンなどのスタイルで入園式に出席したという声がありました。子どもの服装と同様に、カジュアル過ぎないフォーマルなものを選ぶとよいでしょう。服装について不安であれば、園の先生や在園児のいるママ友に確認しておくとよいかもしれません。

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持ち物や服装

保育園に入園する際は、通園バッグやオムツセット、着替え一式、着替え入れ袋、掛け布団などが一般的に必要とされるようです。園によっては、ランチョンマットやコップ、コップ入れ袋などの用意が必要な場合も。

保育園に通うときは、子どもが動きやすい服装がよいでしょう。フードや飾り紐のついた服は遊具などにひっかかる可能性があるため、避けるというルールの園もあるようです。靴は、マジックテープなどの脱いだり履いたりしやすい靴を選ぶとよいでしょう。

服装や靴については、保育園によって細かいルールが決められている場合もあるため、どのような服装で登園すればよいか、事前に確認してから用意するとよいかもしれません。

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1歳児への教育は、子どものペースに合わせて

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子どもが1歳を過ぎると、発達状況や興味に合わせて、知育要素のあるおもちゃや絵本を生活に取り入れる、英会話やリトミックなどの幼児教室やベビースイミングなどの習い事に通うなどの教育を始める家庭もあるようです。

また、徐々に大人の話す言葉を理解できるようになり、コミュニケーションがとれるようになってきたタイミングで、歩く練習や食器の使い方、トイレトレーニングなどのしつけを始めたという声もありました。

子どもにとってはすべてが初めてのことなので、すぐに上手くできなくても焦らず、長い目で見守ることも大切でしょう。ママたちの体験談を参考に、子どもに合った教育の方法が見つけられるとよいですね。

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