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1歳児の成長のについて。遊びや言葉などママたちが感じた成長の様子
身体面の成長の様子や生活の様子も紹介
1歳頃の子どもを育児するなかで、日々変化していく子どもの様子からこの時期の成長の目安が気になることがあるかもしれません。今回の記事では、1歳の男の子や女の子の身体面や言葉、コミュニケーションの様子やおもちゃを使った遊びなど、日々の生活の様子についてママたちが感じたことを調査しました。
1歳児の成長の目安とは
1歳頃の子どもを持つママやパパは子どもの成長の目安が知りたいと感じることもあるかもしれません。
厚生労働省が発行している冊子によると、1歳頃は一人で立ったり歩いたりするようになる子が徐々に増えてくる時期である他、簡単な話し言葉を使えるようになってくる時期のようです。
実際に、ママたちが感じる1歳児の成長とはどのようなものでしょうか。
1歳児の体の成長の様子
生まれてから一年たった子どもの体の成長の目安はどのくらいなのでしょう。実際に、子どもが1歳を迎えた頃の体格や様子をママたちに聞きました。
男の子の身長や体重
「生後間もない頃と比べて、身長が25cmほど伸び、体重は約3倍ほどになりました。平均より小さめで生まれたのが、いつの間にかこんなに大きくなったのだなと感じました」(30代ママ)
「うちの子は大きめだったので、1歳を迎えたときは80センチの服がぴったり着られるくらいの体型でした。周りのママにも『大きいね』とよく言われていました」(30代ママ)
厚生労働省の資料によると、男の子の赤ちゃんが1歳を迎える頃には、身長が生まれたときより約20cmから30cmほど伸び、体重も約3倍ほどに増える子もいるようです。ママのなかには、赤ちゃんの頃と比べて背が伸びた分、体型がすっきりしたと感じたという声もありました。
女の子の身長や体重
「1歳の検診のときは身長が73cm、体重は8.5kgほどでした。その頃はまだ80センチの服に余裕があったのが、2歳前くらいになると80センチの服がややきついくらいになりました」(30代ママ)
厚生労働省の資料によると、女の子も生後1年くらいで男の子と同様約25cmほど身長が伸び、体重も約3倍ほどになるようです。ママのなかには身長や体重の増え方には個人差もあることから、周りの子どもと比べたとき少し小さめと感じたけれどあまり気にせず様子を見たという声もありました。
1歳児の言動の様子
1歳児の言葉やコミュニケーション、行動面ではどのくらい成長するのか目安が知りたいと感じるママもいるかもしれません。ママたちに普段の子どもの言動の様子を聞きました。
聞くことや話すこと
「1歳を過ぎた頃からは『ゴミ箱にポイしてね』などの簡単なお願いを理解できるようになり、ゴミ箱に捨てに行くようになるなど、聞いてわかる言葉も増えているなと感じました」(30代ママ)
「1歳をすぎると『バイバイ』『まんま』など生活のなかで身近な言葉が話せるようになっていきました。1歳半ば頃になると大人の口まねで話すのも上手になり、徐々に話せる言葉の数が増えているなと感じました」(30代ママ)
1歳頃は少しずつ大人の言葉を理解し行動できるようになったり、自分から話す言葉が増えててきたりする時期のようです。ママのなかには、1歳前は話していても何を言っているのかわからなかったのが、1歳後半くらいになると徐々にこちらが聞き取れる言葉が増え、やりとりが楽しくなったと感じたという声もありました。
コミュニケーション
「1歳中盤になると、私が頭やお腹が『痛いよ』と悲しそうな顔で話しかけると痛い場所をなでてくれるなど、相手を思いやる気持ちも育ってきている様子でした」(30代ママ)
「1歳半頃からは、やりたくないときや嫌なときに泣いたり身体を使ったりして拒否することが増えたと思います。自分の気持ちをはっきり表すようになったのだなと成長を感じました」(30代ママ)
1歳頃は、相手を思いやる気持ちが芽生えたり、自分の気持ちを相手に伝えようとするようになる時期かもしれません。ママのなかには、保育園の友だちとのやりとりのなかで、おもちゃの取りあいなどの喧嘩もするようになったという声もありました。
行動
「1歳を過ぎてからは興味の範囲がより広がったように感じました。自分で踏み台を移動させて登り、手の届かない場所に置いてあるものも出そうとすることもあります」(30代ママ)
「ものの使い方がよくわかるようになってきたなと思います。キッチンでボールと泡立て器を出して料理のマネをするなど、大人をまねた行動をするようになりました」(40代ママ)
1歳頃の子どもは身近にあるさまざまなものに興味を持ち、触ったりいじったりすることもあるようです。ママのなかには、コップのお茶をこぼしたりお皿をひっくり返したりしてまるで実験をしているように見えたという声もありました。
1歳児の生活面の成長の様子
1歳の子どもの生活はどのようになるのか目安が気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちに日常の生活のなかで成長を感じたエピソードを聞きました。
生活リズム
「1歳半頃に卒乳したことがきっかけで食事や睡眠時間が整い、生活リズムが安定してきたと感じます。普段から起床時間やお昼寝の時間を同じようなサイクルですごせることを意識して食事や遊びの時間を調整しています」(30代ママ)
1歳をすぎて生活リズムが整ったと感じるママもいるようです。ママのなかには、離乳食も完了期から幼児食へと移行し、食事をしっかり摂るようになったら遊びやお昼寝などの睡眠リズムも整ったという声もありました。
食事
「1歳をすぎると大人と同じご飯から取り分けて食べられるものが増えました。気分や体調によって食べる量にムラがある日もありますが、よく食べるときは子ども用の茶碗に1杯ほどのご飯を食べてしまうこともあります」(30代ママ)
1歳頃は離乳食が完了期から幼児食になり、歯も増えて噛んで食べることが上手にできるようになる時期かもしれません。ママのなかには、1歳半頃になるとスプーンの使い方も上手になり、こぼしながらも自分で食べることが楽しそうだったという声もありました。
おもちゃを使った遊び
「細かいものをつまむなど、指先が器用になってきたようでした。積み木遊びの他に、ボタンやスライドする窓など仕掛けがたくさんついたおもちゃを用意すると、集中して遊んでいました」(30代ママ)
手先を使うおもちゃでの遊びが器用にできるようになったと感じるママもいるようです。ママのなかには、1歳後半からは簡単なパズル遊びがお気に入りで飽きずに繰り返していたという声もありました。
1歳の子どもの成長を見守ろう
1歳頃の男の子や女の子がどのくらい成長するのか目安が知りたいと感じるママもいるようです。この時期は体やおもちゃを使った遊びだけでなく、生活のさまざまなことに徐々に興味をもつ他に言葉を使ったコミュニケーションが少しずつできるようになるようでした。
それぞれの子どもの個性にあわせて、1歳の成長の過程を見守っていけるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年4月9日時点で作成した記事になります。