バランスの良い幼児教育を提供するTOEアカデミーの秘密とは?

バランスの良い幼児教育を提供するTOEアカデミーの秘密とは?

2024.12.02

幼児期の教育について、子どもにとって最適な環境を提供したいと考える保護者は少なくないでしょう。今回は、業界最大手の幼児教室TOEベビーパークから生まれた託児型教育機関TOEアカデミーについて、詳しくお話を伺いました。豊富なアクティビティや環境の提供など、幼児期の教育は、子どもにどのような影響を及ぼすのでしょうか? お子さまに豊かな人生を過ごしてほしいと考えるママやパパ必見です。

業界最大手のベビーパークから生まれた知能教育機関

TOEアカデミーはもともとTOEベビーパークという幼児教室から生まれた託児型教育機関です。現在、東京都渋谷区恵比寿と港区高輪の2校が運営されています。

TOEアカデミーは通常の保育園のように終日子どもを預けつつ、日常の育児を通じて知能育成を図る託児型の教育機関として、子どもにさまざまな機会を提供しています。


幼児教室最大手、TOEベビーパークとは?

TOEベビーパークは保護者も一緒に参加して、保護者に心と知能と身体を育てる育児法と実践の方法を伝える教室です。TOEベビーパークは、現在では全国200拠点以上に展開し、2万組以上の生徒が通っている業界の最大手の教室です。幼児教室としては後発ですが、子どもの生まれながらの才能を生かすカリキュラムが保護者にとても好評です。

TOEベビーパークに通っている子どもたちの特徴について聞いてみました。

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TOEアカデミー 教頭 中澤正憲さん
中澤さん
中澤さん

TOEベビーパーク教室に通っていた子どもたちの3歳時点での知能検査の結果を見ると、IQ値として140や153などと平均的な発達を示すIQ100を大きく上回っています。つまり、知育の方法としては一定以上の効果があったことが示されています。

ただ、こちらは平均値のため実際は100ちょっと~180までの幅があることも事実です。

このようなIQの数値の差が示すものは、週1回のお教室に通室するだけではなく、家庭での継続的な取り組みが大切だと考えています。しかし、家庭によって状況はさまざまですので、この取り組みの差で知能指数にも差が出てしまうのが現実です。

保護者の方からは、以下のようなお悩みの声をよく聞きました。

・復職などで子どもに時間を使うことが難しい

・普通の保育園に行かせるのは時間がもったいない

・英語は大切だけど、急に英語だけのインターナショナルスクールで馴染めるかしら?

・日本語の育ちが不安だし、育児方法が合わないかもしれない

こういった保護者のお悩みを解決したのが、TOEアカデミーです。

TOEアカデミーでは、日頃仕事などで忙しい保護者に代わって、TOEベビーパークで行っている育児方法を我々スタッフが提供し、知能発達だけではなく心と体も満遍なく育みます。

TOEアカデミーはただ子どもを預かるだけの保育園ではなく、英語だけのインターナショナルスクールでもないようです。託児と同時に教育も行う、託児型教育機関です。子どもの学びたいという本性(本能)を引き出し、才能を開花させるための教育を行っています。

幼児期の教育で得られるものとは?

ここからは、幼児期の教育の重要性やその効果についてお話を伺いました。

中澤さん
中澤さん

0歳~3歳の期間はお子さまの脳が大きく成長する期間であり、3歳までに脳の80%が完成するといわれています。この脳が大きく成長する時期に、心、知能、身体の土台を作ります。

土台がしっかりしていれば、どんな建築物をたてても安定しますよね。

そのため、TOEアカデミーで3才まで過ごしたお子様はどの分野に進んだとしても、必要な能力を習得することが容易になると考えています。

TOEアカデミーに通っている子どもはレッスンの時間に眼をキラキラさせて、学ぶことを心から楽しいと感じてくれています。非常に高い集中力が育まれているようです。実際、アカデミーに通っている子どもたちは1歳でも着席して人の話を聞くことができるようになります。

小学校や中学校に行ったとき、一番大事なことは、学ぶことが好きかどうかだと考えています。TOEアカデミーでは、学ぶことが大好きになるカリキュラムを作っています。

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中澤さん
中澤さん

具体的には、大脳生理学や発達心理学に基づいた明快な理論があります。脳の機能を高める様々なアクティビティに加え、英語育児も用意し、言語獲得に優れたこの時期に英語力の素養も育みます。

就学前の幼児期における教育はとても効果が高いものといわれています。幼児期にしっかりとした土台を作っておくことが、子どもの可能性を広げることにつながると考えています。

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「𠮟らない育児」と「教えない育児」

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TOEアカデミーのレッスンでは150種類以上のアクティビティが用意されていて、随時、新規開発もしているようです。レッスンには、カードトレーニングから運動体操などのボディアクティビティ、運筆や製作といった指先を使う作業などがあり、子どもにとって遊びとして楽しく取り組めるように工夫されています。

TOEアカデミーではレッスン以外の時間に過ごしているのか、聞いてみました。

中澤さん
中澤さん

幼児期の教育において重要なことは、子どもに対して周りの大人がどれだけ関わりを持つかどうかです。レッスンはもちろん大切なことではありますが、それ以上にレッスン以外の時間における継続的な関わりも重要だと考えています。

そこで、TOEアカデミーでは「子どもの学びたいという本性(ほんせい)を引き出す育児」を行っています。

「子どもの学びたいという本性(ほんせい)を引き出す育児」を実現する基本的な方針として、まず「叱らない育児」があります。叱らない育児と聞くと、よく「ではなにか悪いことをしても放っておくのですか?」といった質問をもらうことがありますが、決してそうではありません。

子どもの探求行動を制限することなく、のびのびと活動をさせてあげ、かつそこに学びがある「叱らなくて良い環境」を作ろうというものです。

そのために、安全な環境づくりや人員の配置を多くするなどの対策を行っています。これにより、子どものもつ「探求反射」、探求する能力をしっかりと引き出してそだてます。これは、学びの力の根源になると言われています。

もうひとつは「教えない育児」です。

幼児教育というと、「成果を求めるあまりあれを覚えなさい」「これをやりなさい」と、無理にさまざまなことを行う詰め込み式のお教室もあるようですが、TOEアカデミーでは、そういったことは行っていません。

子ども自身が遊んで楽しいと感じつつ、能力をしっかりと伸ばす狙いを持ったアクティビティを多数準備して、子どもたちがもともと持っている模倣反射という真似をする能力を最大限に活用しながらインプットを図るという方法をとっています。

「𠮟らない育児」と「教えない育児」、家庭内でもこのような環境が作れると子どもにさまざまな良い影響がありそうですね。

TOEアカデミーの子ども一人ひとりの発達に向き合う育児

TOEアカデミーが行っている子ども一人ひとりの発達に向き合う育児について、具体的な取り組みを伺いました。


子どもの「できたこと」を褒める

中澤さん
中澤さん

例えばですね、子どもの着替えでズボンがうまくはけない子に対して、ズボンをはきなさいと出来るようにすることに注力するよりも、シャツがうまく着られたことや、片足だけズボンに足を通せたことを褒めてあげます。

できないことをピックアップして教え込んだりするよりも、「できたこと」をとことん褒めてあげましょう。こうすることでできたことを自信に替えて、自己肯定感が高く、学ぶことが大好きな子どもに育ちます。

子どもの「できたこと」を褒めてあげて、幼児期に学ぶことが大好きで何でも吸収できる素養を作っておくことが重要です。

国の基準を上回る人数の保育士を配置している理由

中澤さん
中澤さん

一人ひとりの子どもとじっくりと関わり、その子どもにあったアプローチをしていくことで、子どもたちがIQ140以上を実現できる環境を作るためです。

具体的には、アカデミーでは一人ひとりの子どもの課題点をスタッフの中で共有し、発達に合わせたアクティビティをレッスン中だけでなく日常のお時間も継続的に行なっています。お子様の心、知能、身体をバランスよく育てるための促進をしております。

子どもの発達段階を知り、適期教育の機会を逃さないこと、それこそがIQをはじめすべての能力を伸ばす最高の方法とTOEアカデミーでは取り組んでいます。

毎週届けられるマザーリング講座(育児ノウハウ講座)とは?

中澤さん
中澤さん

マザーリング講座では、月齢に応じた育児情報の提供とレッスン内容の説明動画を配信しています。例えば、しつけのコツ、ままごと遊びの重要性、習い事の始め方など、マザーリング講座によって、保護者が育児のノウハウを学び、家庭でも子どもの才能を引き出し、能力を高める取り組みを行うことができるようになっています。

その他にも、コミュニケーションノートで子どものレッスンの様子を知ることができたり、毎月の育児だよりで発達の段階を共有することで家庭でも課題の克服に取り組むことができます。TOEアカデミーと家庭で連携して、より効果を高めることができるよう工夫がされています。

TOEアカデミーのこのようなサービスは、育児で悩んでいる保護者にとても喜ばれています。

英語教育の重要性

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中澤さん
中澤さん

TOEアカデミーでは、英語教育も大切にしています。

英語教育において最も重要なことは「ネイティブの発音で英語漬けにし、英語を話させることに注力する」のではなく、豊かな母国語の土台の上で、しっかりと考える力を育み、英語が水のように空気のようにそばにあり「英語は楽しい」と子ども自身が感じることです。

そのため、施設での基本的な語り掛けは日本語で行い、外国人の英語講師がレッスンだけではなく、普段の保育にも参加をしてお外遊びなどの活動やオムツ交換、食事補助の間も英語の語りかけや遊びを行っています。

また、英語BGMのかけ流しや、フラッシュカードや絵本の読み聞かせ、加えて集中したレッスンとして毎日30分間、2クラスに分けての英語レッスンも行われています。

TOEアカデミーでは、子ども一人ひとりの個性や発達段階に合わせた教育だけでなく、保護者向けの情報発信や英語教育にも力を入れているようです。子育てには成長の喜びとともに、さまざまな悩みや心配事が伴うことでしょう。このようなときにTOEアカデミーの先生方が近くにいると育児のパートナーのようで心強いですね。

幼児期の教育は親が子どもに与えられる最高のプレゼント

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最後に、幼児期の教育の重要性について、教育している立場からお話を伺いました。

中澤さん
中澤さん

幼児期の教育によって高いIQを得ることは非常に重要です。IQが高いということは「深い思考力」「高い判断力」に加えて、正しい善悪の判断や他人の気持ちを推し量る「思いやりの心」も生み出します。

人生の可能性や豊かさの可能性を広げる、保護者様からお子様へのもっとも価値のあるプレゼントです。そして、それは、幼児期の教育だけがもたらすことのできるものです。

つまり、幼児期の教育は親が子どもに与えられる最高のプレゼントということができるでしょう。

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TOEアカデミーで子どもに最高のプレゼントを

今回は、業界最大手のTOEベビーパークから生まれたTOEアカデミーについてご紹介しました。TOEアカデミーでは、子どものIQを高めるために150種類以上のアクティビティが用意されていたり、子ども一人ひとりの発達に合わせた教育を行っているようです。

また、ただ子どもを預けるということだけでなく、家庭の中でもさまざまな取り組みができるよう保護者向けにも情報発信が行われているので、子育ての心強い味方になってくれそうですね。

「𠮟らない育児」「教えない育児」を通して、幼児期の教育という最高のプレゼントを子どもにしてあげたいですね。

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