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1歳半や2歳児などのイヤイヤ期への対応の仕方。乗り切るコツやリフレッシュ方法
子どものイヤイヤ期に対して、どのように対応をしたらよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回は、1歳半前後、2歳、3歳など年齢ごとのイヤイヤ期への対応の仕方、育児本を読むなどのママたちのリフレッシュ方法を筆者の保育士経験とママたちの体験談を交えてご紹介します。
イヤイヤ期の対応について
子どもが1歳半前後になると、ママの言うことに対してイヤイヤするようになったと感じることもあるようです。子どものイヤイヤ期が始まると、どう対応すればよいのか悩むこともあるかもしれません。
子どもの年齢によっても、イヤイヤする理由や対応の仕方が異なる場合もあるのではないでしょうか。実際に、1歳半や2歳頃のイヤイヤ期の子どもに対して、ママたちはどのように対応していたのか、元保育士の筆者の経験も交えてご紹介します。
1歳半前後のイヤイヤ期への対応の仕方
イヤイヤ期が1歳半前後から始まったというママたちに、イヤイヤ期の対応の仕方について聞いてみました。
自分でやらせてみる
「1歳半頃、自分で靴を履きたがるようになり、手伝おうするとイヤイヤすることがあったので、自分でできるように見守ることにしました。うまくできなくても『すごいね!よくできたね』とたくさん褒めると子どもも満足したようです」(1歳児のママ)
1歳半前後の子どもがイヤイヤしたとき、子どもの気持ちを受け止めながら、やりたがることは子どもが満足いくまでやらせるようにしたというママがいるようです。がんばったことを褒めると子どもも達成感を感じ、イヤイヤが治まることもあるかもしれません。
違うことに気を向ける
「大きなすべり台をやりたがったとき、1歳半をすぎたばかりではまだ危ないと思ったので『このすべり台は危ないからやめようね』と言うと大泣きしました。『あっちにブランコもあるよ!ママとやってみようか』とすべり台から気をそらせると、子どもも泣き止み機嫌がよくなりました」(1歳児のママ)
子どもがイヤイヤしているときは、違うことに気を向けるような対応をするのもよいかもしれません。筆者が保育士をしているときも、子どもの気をそらすために、別のことに興味を持たせるような言葉をかけて対応していました。
2歳のイヤイヤ期への対応の仕方
2歳頃の子どもは、自分でできるようになることも増える一方、イヤイヤすることが増えたと感じるママもいるようです。2歳代のイヤイヤ期に対して、ママたちはどのような対応をしているのでしょうか。
共感する
「2歳をすぎると少しずつ言葉でのコミュニケーションができるようになってきました。イヤイヤするときは理由を聞き『そうだったんだね』と共感した声をかけると、子どもも素直に受け入れてくれました』(2歳児のママ)
理由を聞いて共感することで、気持ちが伝わったと感じる子どももいるかもしれません。筆者も、2歳の園児がイヤイヤしているときは、子どもが落ち着くのを待ち、共感する言葉をかけるようにしていました。子どもがうまく言葉にできないことを代弁すると落ち着く場合もありました。
見通しを伝える
「遊びを中断すると、イヤイヤして大泣きする事がありました。『おもちゃをお片づけしたら、いっしょにごはんを食べようね』と先の見通しを伝えるようにすると、気持ちを切り替えてくれることが増えました」(2歳児のママ)
2歳児は、自分のやっていることを急に中断されると、イヤイヤすることもあるようです。保育園では、時間を区切って活動したいとき「時計の長い針がてっぺんまで行ったら、お昼ご飯の準備しようね」など、その後の予定を伝えるようにしていました。少し先の予定を伝えておくことで、子どもたちも次の活動に移りやすいようでした。
3歳のイヤイヤ期への対応の仕方
3歳頃は、自分はこれをやりたいという気持ちが強くなってくる時期かもしれません。3歳のイヤイヤ期の対応はどのようにしたらよいのでしょうか。
自分で選んでもらう
「うちの娘は洋服へのこだわりがあるのか、私が服を用意しても嫌がります。自分で服を選んでもらうようにすると、楽しそうに服を選んで自分で着るようになりました」(3歳児のママ)
3歳頃は、自分で決めてやり通したいと考える子どももいるようです。大人が言った通りにすることをイヤイヤするときは、子どもに選ばせるようにすると、自分で選んで決めたことに満足することもあるかもしれませんね。
伝え方を工夫する
「朝の身支度がなかなか進まないときに、『ママとどっちが早く着替えられるかな?』と、着替えも楽しいゲームのように感じられるような声をかけるようにしました。イヤイヤしていた気分も切り替わったようです」(3歳児のママ)
子どもへの伝え方を工夫することで、気持ちを切り替えやすくなることもあるようです。筆者は、保育園でお片づけをイヤイヤしている子に「力持ちの〇〇くん、これをあの箱まで持って行ってくれるかな?」と呼び方を変えるなどして、気持ちが切り替わるように伝え方を工夫していました。
イヤイヤ期を乗り切るママのリフレッシュ方法
イヤイヤ期の子どもへの対応が大変なとき、リフレッシュしたいと考えるママもいるかもしれません。実際に、ママたちがやっていたリフレッシュ方法を聞いてみました。
育児本を読む
「イヤイヤ期の対応の仕方に悩んだときは、育児本を読みました。うちの子にもあてはまる対応の仕方が書いてあり、参考にしながら息子のイヤイヤに対応することができました」(2歳児のママ)
子どものイヤイヤ期の対応の仕方について書かれた本もあるようです。年齢別のイヤイヤ期の特徴や対応について読み、同じ経験をしているママもいるんだと感じることで気持ちが軽くなったというママの声もありました。
ママ友と話しをする
「子どものイヤイヤ期に悩んでいるとき、ママ友に相談しました。周りのママの体験談も聞き、大変な思いをしているのは私だけではないとわかると気持ちが楽になりました」(3歳児のママ)
周りのママに悩みを話したり、他のママと励ましあったりすることで、ママの気持ちが前向きになることもあるかもしれません。他にも、子育て支援センターなどで他のママや保育士に相談したというママの声もありました。
家族と協力する
「休日は子どもをパパや私の両親にお願いして、一人で出かける時間を作りました。とてもよいリフレッシュになり、また子育てをがんばろうという気持ちになりました」(2歳児のママ)
イヤイヤ期の対応で困っているときは、他の家族に協力してもらうのもよさそうです。ママも自由な時間を過ごすことで、よい気分転換になるかもしれませんね。
イヤイヤ期への対応の仕方はさまざま
イヤイヤ期は、子どもによって始まる時期にも違いがあるかもしれません。1歳半前後や2歳、3歳など、子どもの年齢によってもイヤイヤする理由や対応の仕方はさまざまなようです。
育児本を読んだり、家族に協力してもらったりしながらリフレッシュする時間を作り、子どもにあった対応の仕方を探していけるとよいですね。