1歳児を保育園に預けるとき。服装や靴の選び方、準備グッズリストや朝ごはんなど

1歳児を保育園に預けるとき。服装や靴の選び方、準備グッズリストや朝ごはんなど

2018.08.06

1歳の子どもを保育園に預けるとき、どのような準備が必要なのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、1歳児の保育料金や水筒などの入園前に準備したグッズリスト、保育園に行く服装や靴と食べやすい朝ごはんを作るといった保育園の準備をスムーズにする工夫について、元保育士の筆者やママたちの体験談をご紹介します。

1歳児を保育園に預けるときの保育料金

1歳の子どもを保育園に預けるとき、保育料はどれくらいなのか知りたいママもいるのではないでしょうか。

内閣府や厚生労働省の資料によると、認可保育園の場合、保育料は保護者の所得によって算出するとされています。1歳児などの未満児クラスは、3歳児以上のクラスより保育料金の基準が高く設定されることもあるようです。入園する前に保育料金について確認したい場合は、自治体の窓口や保育園に問い合わせてみるとよいかもしれません。

出典:子ども・子育て支援新制度なるほどBOOK平成28年4月改訂版/ 内閣府
出典:子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)/内閣府・文部科学省・厚生労働省

保育園の入園前に準備したグッズのリスト

1歳の子どもを保育園に預けるとき、どのようなグッズを準備すればよいのでしょうか。実際にママたちが準備したグッズのリストをご紹介します。


通園バッグ

画像
iStock.com/kunchit2512

「1歳の頃は、子ども用のバッグは使いませんでした。私が着替えやおむつなど多くの荷物を毎日持って行ったので、自分用に大きめのサイズのトートバッグを選びました」(20代ママ)

「1歳半の娘が通う保育園では、自分で持てるバッグを用意するようにとの指定があったので子ども用の小さなリュックも購入しました。オムツやタオル、水筒などを入れて通園しています」(30代ママ)

1歳の子どもが保育園に通うときは、オムツや着替えなど毎日の持ち物が多いようです。ママが持つ通園用のバッグは、たくさんの荷物が入る大きめのバッグを選ぶとよいかもしれません。子どものバッグを用意するときは、保育園によって形や素材が指定されている場合もあるようなので、事前に確認してから準備できるとよさそうですね。


お昼寝布団

「敷布団と掛布団と持ち運び用の袋がセットになっているお昼寝布団を買いました。汚れたときに洗えるように、敷布団も丸洗いできるものを選びました」(30代ママ)

「子どもが気持ちよく眠れるように、長い期間使っても薄くならないようなクッション性のある布団を選びました」(20代ママ)

保育園で毎日使うお昼寝布団は準備しておきたいグッズの一つかもしれません。子どもが気持ちよく眠れるものや丸ごと洗える布団を選んだママもいるようです。保育園によっては、お昼寝布団のサイズが指定されている場合や、カバーだけ用意すればよい場合もあったというママの声もありました。


水筒

画像
© dzono - Fotolia

「うちの子が保育園に通いだした頃は、まだコップ飲みが上手にできなかったので、ストロータイプの水筒を準備しました」(30代ママ)

「ステンレス製の水筒は重たく、1歳の子どもでは持ち運びがしにくいと思ったのでプラスチック製の水筒にしました」(20代ママ)

保育園用の水筒を準備する場合は、子どもの飲みやすさと持ち運びのしやすさをポイントに選んだというママの声がありました。1歳の子どもはコップタイプの水筒では、まだうまく飲めないこともあるかもしれないので、ストロータイプの水筒を用意するとよいかもしれません。

保育園の持ち物は、園によってさまざまなようです。入園前の説明会などでもらった持ち物のリストを参考に準備ができるとよいですね。

こちらの記事も読まれています

1歳児が保育園に行くときの服装を選ぶポイント

1歳の子どもが保育園に行くときの服装や靴選びのポイントには、どのようなことがあるのでしょうか。筆者の保育士経験を例にご紹介します。


動きやすい服装

保育園では、体操や遊具遊びなど体を動かす活動があるので、子どもが動きやすい服装を選ぶとよいかもしれません。長ズボンは、裾を踏んで滑ったり転倒したりしないように、折り返さなくても足が出るサイズを選ぶように、ママたちにも伝えていました。


飾りのない服を選ぶ

筆者の勤務していた保育園では、フードや飾り紐のついた服は遊具などにひっかかる可能性があるので、避けるという決まりがありました。飾りボタンやスパンコールなども、取れて落ちてしまうと子どもが口に入れてしまう可能性があるので、飾りのないシンプルな服装にするとよいかもしれません。


脱ぎ履きしやすい靴

画像
© Darssaievisk - Fotolia

保育園では、保育士が一度に多くの子どもの靴を脱ぎ履きさせることがあるので、マジックテープなどの脱いだり履いたりしやすい靴を選ぶとよいかもしれません。1歳児クラスでは、自分で靴を脱ごうとする子どもの姿も見られたので、自分でやりたい気持ちを育てるために保育園からも脱ぎ履きしやすい靴で登園してもらうように伝えていました。

服装や靴については、保育園によって決められていることもあるようなので、どのような服装をすればよいのか事前に確認してから用意するとよいかもしれませんね。

保育園の準備をスムーズにする工夫

子どもが保育園に通い出すと、朝の準備の時間が忙しく感じることもあるかもしれません。1歳の子どもを保育園に預ける前の準備として、さまざまな工夫をしていたママもいるようです。実際に、どのようなことをしていたのかママたちに聞いてみました。


早寝早起きを心がける

「入園前から平日だけでなく、休日もできるだけ保育園のスケジュールに合わせて早寝早起きを心がけるようにしていました」(30代ママ)

保育園に入園する前から、入園後と同じ時間で生活するようにしたというママもいました。少しずつ保育園に通うときの生活リズムに慣れておくことで、保育園に通い始めてからも、忙しい朝の時間に余裕をもって準備することができるかもしれませんね。


子どもが食べやすい朝ごはんを作る

「1歳の子どもが朝ごはんを自分で食べられるように、一口サイズのおにぎりやミニトマト、カットフルーツなど決まったメニューを作るようにしました」(20代ママ)

「子どもの好きなメニューを朝ごはんに出すようにしました。ひじきの煮物が好きだったので、小分けにして冷凍ストックしたものを電子レンジで温めて、朝ごはんの一品として出していました」(30代ママ)

朝ごはんの時間がスムーズにいくと、忙しい朝でも保育園の準備がしやすいかもしれません。ママたちは、朝ごはんを子どもが自分で食べやすいメニューにしたり、準備の時間を短縮できるような工夫をしていたようです。

1歳の子どもが楽しく保育園に通える準備をしよう

画像
iStock.com/itakayuki

1歳の子どもを保育園に預けるときに準備するグッズは、通園バッグや水筒など使いやすいものを選んだママがいるようです。保育園にいくときは、脱ぎ履きしやすい靴や動きやすい服装を心がけるとよいかもしれません。

忙しい朝でも、保育園の準備をスムーズにするために、子どもが食べやすい朝ごはんを作るなど工夫をしていたママもいるようです。1歳の子どもが保育園に通うときは、必要な持ち物のリストを確認しながらしっかりと準備ができるとよいですね。

2018.08.06

家族カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。