1歳からのトイレトレーニングの進め方。上手にオムツをはずす方法は

1歳からのトイレトレーニングの進め方。上手にオムツをはずす方法は

2017.08.07

1歳ごろの子どもは「オムツが汚れた」と言葉やジェスチャーで教えてくれることもあるようです。そんな経験をしたママは、「うちの子、もうトイレトレーニングに進めるのでは」と期待をふくらませることでしょう。「1歳で始めるのは早い?どうやってするの」と疑問を抱くママのために、1歳でトイレトレーニングを始める際の進め方やコツや方法についてをご紹介します。

1歳のトイレトレーニング

1歳、1歳半のトイレトレーニングは早い?

トイレトレーニングを始めるときは、子どもの年齢よりも発達状況を目安にすると成功しやすいでしょう。ひとりで歩くことができ、大人と簡単なコミュニケーションが取れるようになれば、トレーニングを始める状況が整っているいわれています。これらの条件が揃っていれば、1歳だからといって早すぎることはありません。 

ただ、1歳になったばかりのころはコミュニケーションが取りやすくなってきたとはいえ、まだまだ大人の言葉を理解しきれていない場合も多くあるので、無理に始める必要もないでしょう。


オムツはずれの目安は

一般的に昼間のオムツがはずれるのは、2歳半から3歳過ぎたころが多いようです。ほとんどの子どもが、4歳を迎えるまでにはオムツがはずれるといわれています。昼間のオムツがはずれると、次は夜も目指していくのが一般的な過程です。夜のオムツはずれは、小学校入学前までかかる場合もあるでしょう。

また、小学校低学年の子どもでも、夜におねしょをしてしまうことはあるので、夜のオムツはずしは気長に構えていた方が良いかもしれません。

1歳、1歳半のトイレトレーニング方法

進め方は

1歳や1歳半でトイレトレーニングを始めるなら、まずはトイレに興味を持たせる方法から始めてみましょう。大人がトイレに座る姿を見せたり、トイレの絵本を見せたり歌を聞かせたりすることで、トイレに対する興味を促すことができるようです。
 
子どもが自ら進んで「座ってみたい」と思うようになれば、スムーズにトレーニングに入りやすくなるでしょう。トイレに興味を持ち始めたら、オムツを替えるタイミングで、おまるや補助便座に短時間またがることから始めていきましょう。


おまるや補助便座は必要

補助便座

おまるや補助便座は、トイレトレーニングを手助けしてくれる便利なグッズです。トイレに座る習慣を身につけるきっかけになるので、それぞれメリットやデメリットをふまえて、準備しておくといいでしょう。 

補助便座は、大人のトイレに取り付けて使うタイプ。補助便座で慣れておくと、大人用便座への移行がスムーズで外出先のトイレも成功しやすくなるといわれています。しかし、座る位置が高いため子どもの足が地に着かず、踏ん張りにくくなるのがデメリットです。 

おまるは、位置が低く抵抗なく座りやすいのがメリット。おまるでおしっこができるようになってから、さらにトイレの便座へと移行する過程が必要となってくるでしょう。また、子どもがおまるで用を足すたびに洗う必要があり、大人の手間が増えることもデメリットのひとつです。


布パンツやトレーニングパンツを使う

布パンツやトレーニングパンツは、パンツがおしっこで濡れる不快感を教えるためのアイテムです。1歳代はまだまだトイレの回数も多い時期で、パンツでは洗濯や掃除の手間が増えてしまいがちだといわれています。1歳代でのトイレトレーニングは、無理にパンツに切り替える必要はないでしょう。「おしっこやうんちはトイレでするもの」という概念を教える時期ととらえましょう。

どうしても穿かせるなら、紙おむつタイプのトレーニングパンツを使ってみるといいかもしれません。普通の紙オムツに比べておしっこの不快感を得やすいように作られていますが、1回分のおしっこは吸収でき、そのまま捨てることができるのがメリットです。

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トイレトレーニングへの理解を

1歳半を過ぎると、「まんま、いる」や「わんわん、すき」など 2語文を話す子どもも出てくるでしょう。大人が話すことへの理解度もどんどん上がってくるため、まずは声かけから始めてみるのもトレーニングのひとつだといわれています。

オムツを替えるとき「うんち出たね。気持ちよくしようね」と声をかけたり、大人がトイレに行くときに「ママ、トイレでおしっこしてくるね」と話しかけたりすることで、トイレに対する理解を促すことができるでしょう。ママがトイレに行くと、いっしょに行きたがる子どもも多いようです。


1歳、1歳半におすすめのトイレトレーニンググッズや遊び

いずれ使うからと、補助便座やおまるを1歳代で用意するママもいるようです。子どもが好きなキャラクター付きのものを選ぶことも、子どもがトイレを好きになるきっかけになるかもしれません。いきなり子どもを座らせるのではなく、まずはいつも遊んでいる人形を座らせてみるのもひとつの手だといわれています。

1歳代はマネっこ好きが多い時期なので、おままごとの感覚で補助便座やおまるに慣れさせていくのがおすすめです。上手に座れたら、思いきり褒めてあげましょう。トイレに座れたときだけに貼るシールを用意して、特別感を演出する方法もいいでしょう。

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子どもとのコミュニケーションを忘れずに

おむつ

オムツがはずれるということは、オムツ替えでふれ合っていた時間もなくなってしまいます。1歳代の子どもは、まだまだママやパパの愛情をしっかり感じたい時期でもあるようです。早くからトイレトレーニングを始めるのであれば、声かけでコミュニケーションを補うように心がけてくださいね。

2017.08.07

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