トイレトレーニングパンツは何枚必要?何層のタイプかなど選び方と洗い方

トイレトレーニングパンツは何枚必要?何層のタイプかなど選び方と洗い方

2018.04.07

トイレトレーニングを始めようとしたとき「トイレトレーニングパンツってどんなパンツ?」「いつから何枚必要なの?」と疑問に思っているママは多いのではないでしょうか。ママたちの体験談からトレーニングパンツの選び方や洗い方、嫌がったときの対応の仕方を紹介します。

トイレトレーニングパンツとは?

トイレトレーニングパンツは、オムツを卒業して普通のパンツに移行する前に練習として使うパンツのようです。オムツと比べて濡れた感覚が伝わりやすいらしく、おしっこやうんちをしたときに子ども自身が気づきやすいつくりになっているようです。

紙製パンツと布製パンツ
Clari Massimiliano/Shutterstock.com

布製のトイレトレーニングパンツ

布製のトイレトレーニングパンツには、3層、4層、6層などざまざまな種類があり、吸収力が違ってくるようです。多少の防水加工はされていますが濡れると気づきやすく、紙製のトイレトレーニングパンツよりもごわつかず履き心地がよいようです。

布製のトイレトレーニングパンツは洗って何度も繰り返し使え、費用が安く済むところもよいようですが、洗濯する手間があるのかもしれません。


紙製のトイレトレーニングパンツ

紙製のトイレトレーニングパンツは、使い捨てができるので洗濯の手間は省けますが、1度きりの使い捨てなので費用がかかるようです。また、布製のトレーニングパンツと比べると、濡れたことに気づきにくい場合もあるようです。

いつから?何枚必要?

トレーニングパンツ
Iulian Valentin/Shutterstock.com

トイレトレーニングを始めるのは、「1人で歩いてトイレに行けるようになった」「おしっこの間隔が2~3時間くらいあくようになった」「おしっこやうんちという言葉が分かるようになった」時期が目安のようです。

季節的には、トイレへ行ったときにズボンやパンツを脱ぎやすい薄着の時期、トイレを失敗してパンツを濡らしてしまっても洗濯物が乾きやすい春から夏の間にトイレトレーニングを始めるママが多いようです。

何歳のときにトイレトレーニングパンツを使用し、何枚程度持っていたのかをママたちに聞いてみました。

トイレトレーニングパンツは何枚必要?何層のタイプかなど選び方と洗い方

4層タイプを4枚(1歳8カ月) 

「1歳8カ月のときに、保育園からトイレトーニングパンツを用意するように言われて布製のものを買いました。漏れにくく、複数枚購入しても負担にならない金額のものを探し、4層のトイレトレーニングパンツに決めました。保育園には2枚持って行き、家でも2枚使っていたので合計で4枚購入しました」(6歳、3歳児のママ)

働いているママのなかには買い物に行く時間がなかなか取れないため、まずは希望に合ったトレーニングパンツをインターネットで調べて購入したというママもいました。


4層タイプを5枚(2歳)

「2歳になったのをきっかけにトイレトレーニングを始めました。子どもの好きなキャラクター柄の4層のパンツを4枚買いました。濡れるとキャラクターが泣くようになっていて、保育園で上の学年の子がパンツを履いているのを見て憧れもあったようで喜んで履いていました」(4歳、2歳児のママ)

布製のトイレトレーニングパンツは4層を選んだママが多く、失敗したときや保育園に持って行くことも考えて4〜5枚購入するママが複数いました。

家でのトイレトレーニングを考え、最低限の枚数を購入した後に保育園に持って行く分も必要になり、あとから追加で買い足したと話すママもいました。子どもに合った厚さのものを選び、何枚必要か迷ったときには余裕を持った枚数を用意するとよいかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

洗うときのポイント

トイレトレーニングパンツのにおいが気になるママも多いのではないでしょうか?生乾きのにおいなどを防ぎやすい洗い方やポイントを紹介します。

基本的な洗い方として、バケツにぬるま湯をはり、洗剤を少量入れてひと晩つけ置きをしているママが多くいました。さらに重曹を入れると汚れが落ちやすくなるようです。
つけ置きした最後はほかの洗濯物といっしょに洗濯機に入れて洗うとよいでしょう。

うんちの場合は、固形石鹸などで1度手洗いをしてからつけ置きをするとにおいも気にならなくなるようです。黄ばみが気になる場合には、酵素系漂白剤を使うときれいに洗濯できるようです。

トイレトレーニングパンツを嫌がるときの対処法

嫌がる子ども
iStock.com/paylessimages

子どもによっては、トイレトレーニングパンツの慣れない履き心地を嫌がる場合もあるようです。そんなとき、ママたちはどのように対処していたのでしょうか。


好きなキャラクターや柄を選ぶ

子どもの好きなキャラクターや柄、デザインを選んでみるとよいかもしれません。お気に入りのトイレトレーニングパンツだと「好きだから履きたい」と思えたり、「汚したくない」と思ってトイレトレーニングが進みやすい場合もあるようです。


普通のパンツを履く

トイレトレーニングパンツは4層や6層など厚みがあり、普通のパンツよりもごわつくため、履いたときの違和感から履くのを嫌がる子もいるようです。そんなときは思い切って、普通のパンツを履いて切り替えてみるとうまくいくかもしれません。


パンツを2枚重ねで履く

トイレトレーニング用のパンツの厚みや履き心地を嫌がるときには、普通のパンツを2枚重ねて履いてみてもよいようです。パンツを1枚だけ履いているときより、厚みが出て子どもが安心感を感じやすいらしく、パンツを2枚重ねて履いてトイレトレーニングをしている保育園もあるようです。

トイレトレーニングパンツを履きたがらないときは無理に履かせようとせずに、いろいろな方法を試してみるとよいでしょう。

子どものペースに合った進め方を

親子
iStock.com/maroke

早く自分でトイレができるようになってほしいと願うママの思いもあると思いますが、子どもがトイレに興味を持っているか、トイレトレーニングの進み具合や様子を見ながら、楽しく進めていけることが大切でしょう。トイレトレーニングパンツにもさまざまな種類やデザインのものがあるようなので、子どもの好きなものを選ぶなど工夫してみてはいかがでしょうか。

2018.04.07

レクチャーカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。