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妊娠中の赤ちゃん返り。1歳から4歳の年齢別、赤ちゃん返りの状況と対応
2人目や3人目を妊娠中に上の子が赤ちゃん返りをして困っているママもいるようです。今回の記事では、1歳、2歳、3歳、4歳の年齢による赤ちゃん返りの状況の違いや対応方法について、ママたちの体験談を元にご紹介します。
妊娠中の赤ちゃん返り
2人目や3人目を妊娠して嬉しい反面、上の子が赤ちゃん返りをしていて困ることや、4歳の子どもでも赤ちゃん返りをすることがあるのかと驚くママもいるかもしれません。特に妊娠中ともなれば、赤ちゃん返りした上の子に対応するときのママの体調も気になるのではないでしょうか。
1歳、2歳、3歳、4歳の子どもが赤ちゃん返りした場合、どのような状況だったのか、また妊娠中のママたちはどのような対応をしていたのでしょうか。
妊娠中の赤ちゃん返りの状況
妊娠中に起こる1歳、2歳、3歳、4歳児の赤ちゃん返りにはどういったことがあるのでしょうか。年齢別に赤ちゃん返りの状況についてママたちに聞いてみました。
1歳
「1歳半を過ぎて歩けるようになりましたが、突然ハイハイをするようになりました。始めはどうして急にハイハイに戻ったのかわかりませんでしたが、周囲から赤ちゃん返りだといわれ驚きました」(30代ママ)
1歳の子どもでもママの変化を感じ取り、赤ちゃん返りをすることがあるようです。他にも、卒乳したのに突然おっぱいを欲しがるようになったという声もありました。
2歳
「2歳前から夜泣きが落ち着いていたのですが、私のお腹が大きくなりはじめると、2歳後半にまた夜泣きが始まりました」(30代ママ)
「妊娠中に2歳の息子の後追いが増え、妊婦健診の検査のときなど私の姿が見えないと大泣きしていました」(30代ママ)
2歳頃の赤ちゃん返りの状況には、減っていた夜泣きが再開することや、後追いが増えることがあるようです。抱っこを求める赤ちゃん返りがあり、妊娠中の抱っこは大変だったという声もありました。
3歳
「3歳になり、1人でトイレに行けるようになっていたのですが、トイレに間にあわずお漏らしをすることが増えるようになりました」(30代ママ)
「箸を使ってご飯が食べられるようになりましたが、妊娠中に『箸ではなくスプーンで食べたい』というようになりました。次第に『食べさせて』というようになり、仕方なく食べさせていました」(30代ママ)
3歳頃の子どもは、妊娠していることがわかると、できていたことができなくなる、やらなくなるといった赤ちゃん返りの行動をとっていたというママもいました。いろいろな状況が理解できるようになると、ママの気を引くために、わざと困らせているのかもしれません。
4歳
「3人目を妊娠中に2番目の子が、些細なことで機嫌が悪くなっていました。私もついイライラして『4歳でしょ。お姉ちゃんになるのに』といってしまうことがありました」(30代ママ)
4歳頃の子どもが赤ちゃん返りをするとき、急に怒りだしたり、わがままをいったりすることがあるようです。妊娠中から、4歳の子どもには自分のことは自分でやって欲しいと思って接していたので、子どもの寂しさが赤ちゃん返りにつながったのかもしれないと考えるママもいました。
妊娠中の赤ちゃん返りへの対応
妊娠中の赤ちゃん返りにどう対応してよいか迷うママもいるかもしれません。どのような対応をして赤ちゃん返りを乗り越えたのか聞いてみました。
スキンシップ
「妊娠中は私もあまり自由に動けず、4歳の子どもに何かと我慢させていることが多いと感じました。そこでお風呂の時間や寝るときに、たくさんスキンシップをとるように意識しました」(30代ママ)
1歳や2歳の子どもの場合、抱っこなどでスキンシップをとることはできそうですが、3歳や4歳の子どもを妊娠中に抱っこするのは難しいかもしれません。そのようなときは子どもが甘えられる時間を意識して作ってスキンシップをとるというママもいるようです。他には、膝の上に乗せる、添い寝をする、などしているという声もありました。
愛情表現をする
「『パパもママも大好きだよ』と言葉に出し、子どもに伝わりやすいように愛情表現をしていました」(30代ママ)
「『お兄ちゃんでしょ』という言葉を言わないようにしました。その代わりに、ハグをしながら『大切な宝物だよ』と愛情表現をするようにしました」(20代ママ)
赤ちゃん返りしている子どもに「大好き」や「大切だよ」などと声に出して愛情を表現しているママもいるようです。他には、パパやママだけでなくおじいちゃんやおばあちゃん、友人など周囲の人からも愛情表現をしてもらっていたという声もありました。
褒める
「2歳の娘がパンツを1人で履けたときは、大きくに褒めるようにしました。褒めるようになってから、娘も私も笑顔が増えた気がしました」(20代ママ)
「3歳の息子がつわりで寝ている私に声をかけてくれたとき、『ありがとう、優しいね』と何気なく褒めると嬉しそうに笑っていました。褒めるようになってから、赤ちゃん返りが減り、少しずつお手伝いや妊娠中の体を労ってくれるようになりました」(30代ママ)
子どもができたことやお手伝いをしてくれたことを大げさに褒めるようにしていたママもいるようです。他にも保育園や幼稚園での出来事を積極的に聞き、「すごいね、そんなことができるようになったの」と褒めて認めるようにしていたというママの声もありました。
妊娠中に気をつけたこと
妊娠中はママの体やお腹の赤ちゃんへの気遣いも大切になるかもしれません。妊娠中にママたちが気をつけていたことについて聞いてみました。
気持ちに余裕を持つ
「子どもの赤ちゃん返りに全力でかかわっていましたが、体がつらいことや子どもの反応にイライラしてしまうことが増えていたので、少し子どもの様子を見ながら気持に余裕を持つように心がけました」(30代ママ)
気持に余裕を持つようにすることで自分も子どもも落ち着けたと感じるママもいるようです。他にも、家事を休む日を決めて時間と気持に余裕を作るようにして、赤ちゃん返りを乗り切ったという声もありました。
周囲の協力を得る
「妊娠初期にはつわりで横になっていることがあったので、実家の母に赤ちゃん返りをする子どもを見てもらいました」(30代ママ)
「私の身体がつらいときは、赤ちゃん返りする1歳の子どもの抱っこをパパにお願いしました」(30代ママ)
妊娠中に体調が安定しない時期には、育児をパパや実家の母親などに協力をしてもらっていたママもいるようです。近くに頼れる親族がいない場合は、一時保育など公共のサービスを利用していたという声もありました。
赤ちゃん返りは子どもの気持ちをくみ取って
妊娠中に子どもが赤ちゃん返りしたときは、スキンシップや愛情表現などをして子どもに寄り添っていたママたちもいるようです。気持ちをうまく伝えられない1歳や2歳の子どもは、抱っこや夜泣きなどの赤ちゃん返りの状況があり、3歳や4歳になるとママを困らせるような行動をしてしまうことがあるようです。
パパや周囲の協力を得ながら子どもの気持をくみ取れると赤ちゃん返りを上手に乗り越えられるかもしれませんね。