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1歳から始められる習い事。種類や、判断ポイントで我が子の未来を切り開く
子どもの将来を考え、早いうちから習い事を始めたいと考えるママもいるでしょう。しかし、子どもがまだ1歳の場合、早いのではないか?と不安に感じる反面、早くから始めた方が身につきやすいのでは?と悩んでしまうこともありますよね。まずは、1歳から始められる習い事の種類や、判断するポイントを知ることから始めてみませんか。
1歳の習い事は早過ぎる?
子どもにさまざまな体験をさせてあげられる
1歳児は、保育園に通っている子とそうでない子、子どもによって日々の過ごし方もさまざまでしょう。特に幼稚園入園まで自宅で育児をする場合、ママやパパが「自分たちが子どもに多くの体験をさせてあげなくては」と気負ってしまうようです。
しかし、それでは親に大きな負担がかかってしまいます。そんなとき、習い事に通うことで自然と子どもの世界が広がるというメリットがあるでしょう。
子どもと親同士のコミュニケーションが広がる
習い事には、人間関係が広がるというメリットが考えられます。子どもは同年代の子どもと過ごすことで、力の加減や譲り合いを学ぶという経験ができます。子どもの新たな一面を発見できるでしょう。
ママも、子育て中という自分と同じ境遇の大人と会話することで、育児の悩みが軽くなったり、自分の育児に自信が持てたりするようです。
まずは日常生活での学びを大切に
早くから習い事を始める場合も、習い事に頼り過ぎないようにしましょう。いくら新たな経験をさせてくれるとはいえ、子どもにとっては家庭の環境や両親との関わり合いが非常に重要と言われています。
習い事をしない場合でも、日常生活のなかでママやパパが積極的に声かけをすることによって、子どもが達成感や気づきを得ることは充分可能です。
なぜ習い事をさせたいのか見直してみよう
1歳児に習い事をさせたいと思ったとき、悩んだらその理由を深く掘り下げて考えてみましょう。親の「こういう子になってほしい」という願いばかりが先行していないでしょうか。習い事で体力や感性を身につけることは、子どもの選択肢を広げる可能性もあるなど、もちろんメリットはたくさんあります。
しかし、1歳児はまだまだ自分の考えをしっかり持つのが難しい時期です。子どもの得意・不得意は親の願い通りにはいかないので、子どもの気持ちとのバランスを見極めて決断することが大切かもしれません。
1歳から始められる習い事
幼児教室
小学校入学前までの幼児を対象とした、幼児教室。1歳から始めることができます。その内容は、教室によってさまざま。リトミックで音感を養ったり、英会話で早いうちから英語にふれさせたり、目的に合わせて教室を選びましょう。
ベビースイミング
1歳児のスイミングは、ママといっしょにプールに入り、手をつないで歩いたりジャンプしたりすることで、水に慣れていきます。水遊びのような雰囲気なので、泳ぎが苦手なママでも心配ないようです。
バレエ
難易度の高そうなバレエですが、1歳児が通える教室もあります。リトミックにバレエの要素を盛り込んだイメージで、クラシック音楽に合わせて動いたり、柔軟性を高める動きをしたりするようです。しっかり歩けるようになった1歳後半ごろからの方が通いやすいでしょう。
料理教室
1歳半になれば、料理教室にも通えるようです。ママといっしょに参加して、子どもは野菜を洗ったり材料をこねたりする、1歳児向けの教室を開催しているところがあります。
簡単なお手伝いを通して食への興味をうながし、「ママと同じことができた」という達成感を味わえるでしょう。食育に興味があるママに人気です。
1歳の習い事で親が注意すべきこと
習わせ過ぎない
欲張って一度に多くの習い事を始めてしまうと、子どもに大きなストレスを与えてしまう場合もあります。毎回環境やお友だちも変わります。それだけで不安に感じる子どももいるでしょう。複数習わせたい場合も、ひとつずつスタートさせ、楽しめる環境を心がけましょう。
比較せず我が子のペースで
習い事を始めると、周囲の子と比べ焦ってしまうママも少なくありません。しかし、1歳児はまだまだ成長のペースも個人差が大きい時期と言われています。
「お友だちはできるのに」という人と比べる言葉や、「前はできたのに」という過去と比べる思い言葉などは控えるようにしましょう。子どもが自信をなくしてしまう可能性があります。
無理強いしない
子どもが楽しめるかと思い始めてみたら、意外と反応が鈍かったというケースも珍しくありません。環境に慣れたら楽しめる場合や、たまたま気分が乗らなかっただけの場合なども考えられます。せっかく始めたからと気負って無理強いせず、少し様子を見てみましょう。
1歳で始めた習い事体験談
幼児教室で興味の幅が広がった
母親である私が学生時代に留学していたこともあり、英語教育に興味がありました。「LとR」の聞き分けも1歳児は自然にできるという話を聞き、1歳を迎えたころから英会話のある幼児教室へ。
語学力に直結するわけではないと思いますが、同じ歌を英語と日本語で歌い分けたり、アルファベットに興味を持ったり、英語に対しての関心は深まったように感じています。
次第にコミュニケーション力がついてきた
専業主婦だったため、あまり同年代の子どもとふれ合う機会のなかった我が子。言葉が出るのも遅く、たまに室内遊び場に行っても知らない場が不安なようで積極的に遊びませんでした。保育園に通っている友人の子どもは言葉の発達も早く、心のどこかで焦っていました。
1歳8カ月ごろ、勇気を出してリトミックに通ってみることに。もともと歌に合わせて体を動かすのが好きだったので、リトミックは合っていた様子でした。初めはママにべったりでしたが、教室が始まる前の自由時間など次第にママから離れて遊べるようにもなりました。
まずは体験入学から
1歳児の習い事にも、たくさんの選択肢があるようです。ここに紹介した以外にも、ママや子どもに合った習い事があるかもしれません。SNSやママ友などの口コミも参考にしてみるのも良いですね。
子どもが楽しんで通えることが大切なので、まずは体験入学など見学ができる教室で子どもの様子を見てみましょう。