【子どもの可能性を広げる】習い事で目指すべきは「上手くなる」より「夢中になる」こと。
※記事最後の「ギフト券付きアンケート」でぜひご感想を教えてください。
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子どもに習い事をさせてあげたいけど、たくさんの習い事があるなかで、何を基準に選んだらいいのか悩んでしまう保護者も多いのではないでしょうか。今回は、スポーツの習い事から子どもは何を得られるのか、という視点で取材をしてきました。
スポーツの習い事でしか得られない力とは?
保護者が子どもに習い事をさせたいと考えるとき、「子どもの可能性を広げてあげたい」「将来役立つ力を身に着けてほしい」などと考えることでしょう。
「英会話」「プログラミング」などお勉強系の習い事もよいですが、「体を動かすこと」でしか得られないこともあるようです。
本記事では、全国4,500拠点に展開するリーフラススポーツスクールの古牧先生(野球)と白石先生(サッカー)に、スポーツの習い事を通して得られる心と身体の健康について話を聞きました。またKIDSNAアンバサダーの南さん親子、後藤さん親子には、実際にレッスンを体験してもらいました。
私が感じるのは、体幹の強さや言葉では教えられない身体感覚が、小さい頃からスポーツをしている子は身についているということ。早い子では2歳半頃からスクールに通っていますが、やはり運動のセンスや体幹の強さは自然と身についていますね。
私は小さい頃から運動をしてきたので、身体を動かしていないと気持ちが落ち着かなかったり寝つきが悪くなったりするのですが、やはり運動習慣は心の健康につながりますよね。運動以外でもリフレッシュをする方法はあると思いますが、自分で心と身体の健康をコントロールできることは、大人になっても重要なスキルなのかなと思います。
プロから学ぶ、身体能力の育て方。心の育て方。
リーフラススポーツスクールの特徴のひとつに、指導員が「安全」「教育」「指導」に関する研修を受けていることがあげられます。
研修は厳しく、子どもの前に立って指導できるレベルだと判断されるまで、人によってはかなり長い期間の研修を積んでいます。
また、リーフラススポーツスクールでは、子どもたちにスポーツの楽しさや技術はもちろんのこと、「非認知能力」と呼ばれる5つの力が身につくようにサポートしています。
「非認知能力」とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われているものです。将来、子どもたちが大人になって社会で活躍するためには、単なる頭の良さ(IQ)だけではなく、非認知能力と呼ばれる力を伸ばすことが最も重要であることが研究によって明らかになっています。
出典:非認知能力とは?(リーフラススポーツスクール公式HP内)https://sport-school.com/largeha/noncognitive-ability/
私たち指導員は技術だけを教えるのではなくて、5つの力を意識しながら子どもの様子を観察しています。子どもにどのように声をかけたら成長につながるのかを気を付けながら、あくまで楽しくポジティブなコミュニケーションを取っています。
スポーツは壁にぶつかることもあるけれど、ネガティブに捉えずに「夢中になって頑張る」ことこそが、心の成長なのかなと思っています。しんどいときは、そのなかで楽しいところを見出してポジティブに頑張る。それを続けていくうちに、また楽しくなるし、忍耐力や困難を乗り越える力が自然と身についていくように思います。
幼少期からそれを癖づけることができたらいいなと思っていて、子どもが自然とそれを習得できるように、我々がサポートしています。
野球では、どうやったら勝てるか、どうしたら上手くいくのかということを、子どもたちだけで話し合う時間を作っています。話し合いの様子を見ていると、自然と役割分担ができていたりするのです。
始めた頃は聞いているだけだった子が、続けていくうちにだんだんと発言するようになって、数年経ったらリーダーのような存在になったりすることもあります。
このようにリーダーシップが育まれたり、指示待ちにならずにひとりひとりが自分の役割を見つけていくということは、団体競技だからこそ得られる力だと思います。
4歳から通っていますが、スクールや合宿、大会を通して積極性や自主性、協調性が育まれていると感じています。普段の生活でも、自分の頭で考えて判断し、行動に移せるようになったことは、先生方の指導による成長の証だと思います。
息子は引っ込み思案で自分の気持ちを伝えたり、人前で発言するのが苦手だったのですが、先生が本当によく褒めてくれるので、どんどん自信を持って発言できるようになりました。
うちの子はうまくいかないことがあると、いじけてしまうことが多かったのですが、野球スクールを続けているうちに、友だちの気持ちを思いやったり、チームを盛り上げようと声を出したりすることができるようになり、その変化にびっくりしました。
子どもは一人ひとり違う。タイプによって変わる声かけとは
自分の子どもがどのようなタイプなのか。家にいるときと園や学校などで過ごしているときとではまったく違うように見えたり、親でも意外とわからないという人も多いのではないでしょうか。
リーフラススポーツスクールとスポーツ心理学の専門家が共同開発した独自システム「みらぼ」でお子様のタイプを見える化してスクール指導に活かしています。
「みらぼ」とは、学校の学力テストなどでは測ることが難しい「生きる力」や「人間力」といわれる非認知能力を数値化、タイプ別に測定し、フィードバックを可能にしたツールです。
※このようなデータによって、子どもがどのようなタイプに分類され、秀でている力や、もっと伸ばしたい力を知ることができる
※画像は一例です
非認知能力を客観的に測定・分析することによって、個々の特性に合わせた指導を可能にしています。みらぼは年に一度は必ず測定することで、継続的に子どもの成長や変化を捉えます。
いいところをどんどん伸ばしてあげたいので、「みらぼ」によって明らかになったひとりひとりの特性を把握して、指導をしています。指導する立場としてもやりがいを感じています。
みらぼだけではなく、リーフラススポーツスクールでは、子どもひとりひとりのレベルや個性を認め、寄り添った指導を行っています。
指導していくなかでは、「こうしたほうがいいよ」というアドバイスもしますが、それよりも「どうやったらうまくいくかな?」と問いかけを多くするようにしています。そうすると、自然と人の話を聞くことや、自分の頭で考えるということができるようになるので、非認知能力の向上にもつながります。
ドキドキ!初めてスポーツスクールにやってきた親子に密着!
KIDSNAアンバサダーの南さん親子、後藤さん親子の初めての体験レッスンの様子はこちら。
二人ともすごく楽しそうで、ボールを追いかけることに熱中していました。がむしゃらにやっている姿がすごく子どもらしくていいなと感じました。コーチたちは、子どもたちが「やりたい!」と思う心をくすぐるような声かけや、力を引き出すのが上手で驚きました。
とても生き生きしていて、楽しそうでした。習い事は他にもやっていますが、先生の話を聞いていなかったり、順番を守れないということもあります。リーフラススポーツスクールでは、コーチが人間としての成長にも重きを置いてくれているので、社会のルールなど大切なことを学んでいけるのがいいなと思いました。
子どもによって、難しすぎてイヤになったり、逆に簡単すぎてつまらなくなったりということがないように、個人のレベルをよく見極めて、練習メニューを少しずつ調整しています。
全国4,500拠点に展開するリーフラススポーツスクール
リーフラススポーツスクールは全国で会員数6万名、約4,500拠点のスクールを開催しています。今回体験してもらったサッカー、野球のほかにもバスケットボール、陸上競技、剣道、チアダンスなど、全部で13ブランドを展開中です。
お住まいの地域にはどのスクールがあるのか、ぜひチェックしてみてください。
学力よりも大切な生きていく力を育む
子どもたちに意見や考え方を「与える」のではなく、「引き出す」というスタンスの指導が特徴のリーフラススポーツスクール。積極性や好奇心が育まれ、リーダーシップや課題解決力がぐんぐんと育ちます。
「ココロに体力を。」のスクール理念のとおり、生きていく力を身につけられるリーフラススポーツスクール。ぜひ一度体験してみませんか?
小さい頃からスポーツをやっている子とやっていない子を比べてみると、反射神経がまったく違うと感じます。小さい頃にあまり運動をしてこなかった子は、転んだときに咄嗟に手がつけなかったり、受け身が取れない子がとても多い印象です。
それは生活のなかで、たとえば自転車にぶつかりそうなときに、反射神経でパッと避けられるかどうかにもつながると思います。幼少期は脳の神経系がグンと発達する時期なので、この時期に運動をしていることは、身の安全にもつながるかもしれません。