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【小学生向け】スポーツ系のおすすめ習い事。選び方も紹介
小学生のお子さんに何かスポーツ系の習い事を、と考えているパパ・ママは多いのではないでしょうか。運動には良い効果がさまざまあり、お子さんの健やかな成長に役立つと言われています。小学生の習い事としておすすめのスポーツと、期待できる効果を紹介します。スポーツ系の習い事を選ぶ際のポイントと併せて見ていきましょう。
小学生がスポーツ系の習い事をするメリットとは
塾や習字、プログラミングなど、小学生の習い事は多種多様です。その中でも「スポーツを習いたい」と思っている小学生や、小学生のお子さんに「スポーツに親しんでほしい」と考えているパパ・ママは多いのではないでしょうか。
小学生が運動を習うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な例を見ていきましょう。
身体能力を伸ばしやすくなる
子どもの運動能力は、日本全体で低下傾向にあります。
のびのびと走り回れる場所など、身体能力を伸ばせる環境が少なくなっていることが、原因のひとつと言われているそう。スポーツ系の習い事をすることで、身体能力を伸ばす環境を作れるのではないでしょうか。
不安やストレスを解消しやすい
運動には不安を沈めて気持ちをリラックスさせる効果があるとされています。
小学生は、友だちのこと、先生のこと、勉強のことなど、悩むことが多いかもしれません。学校を離れてスポーツに打ち込める習い事は、そうした不安やストレスを軽減し、学校生活を充実させる助けになるかもしれません。
脳の成長に良い効果が期待できる
有酸素運動は、身体だけでなく、脳にもよい影響を与えると言われています。海馬の神経新生を促進し、記憶力を高めることなどが期待できるようです。
スポーツ系の習い事をすることで、学習面でも良い効果が表れるかもしれません。
出典:人気の習い事「水泳」 子どもの学業成績にも影響あり?【脳科学者に聞く】
【小学生向け】習い事におすすめのスポーツ5選
小学生の習い事として、おすすめのスポーツの例を紹介します。
水泳
水泳は、人気の高い習い事のひとつ。KIDSNA STYLEで子どものスポーツの習い事に関するアンケート調査を行ったところ「実際に通っている習い事」として男の子部門で1位、女の子部門で2位という結果が出ています。
水に対する恐怖心を克服しやすくなるため、学校における水泳の授業もスムーズに受けやすくなるのではないでしょうか。「全身運動で体力を使うためよく寝るようになった」「集団で習うことで自分の順番を待つなどのマナーが身についた」というパパ・ママの声もありました。
体操
体操も人気スポーツのひとつです。KIDSNA STYLEが行った子どものスポーツの習い事に関するアンケートでは、男の子の習い事としては2位、女の子の習い事としてはバレエ・ダンスと合わせて3位という結果でした。
体操の競技には「ゆか」「跳馬」「平均台」などさまざまな種目があることが特徴。少しずつさまざまな種目に挑戦していく中で、自分の身体を使ってできることが増えていったり、苦手を克服しようと努力したりすることにつながりそうです。少しずつできることが増えることで、達成感ややりがいも感じられそうですね。
ダンス/バレエ
前述の通り、KIDSNA STYLEが行った子どものスポーツの習い事に関するアンケートにおいて、ダンスやバレエは、女の子の習い事として、体操と合わせて3位にランクインしています。
華やかな衣装を身につけ、ステージで踊ることに憧れる子が多いのではないでしょうか。また、発表会など練習の成果を披露する機会もあるので、目標に向かって努力する姿勢が身につきやすい、人前に出ることに慣れやすいというメリットもあります。
中学校の保健体育ではダンスが必修なので、リズムに合わせて踊ることに慣れておくのもよいでしょう。
野球
野球は自治体による教室が多く、小学生が習いやすいスポーツのひとつではないでしょうか。同じ小学校の子が通っていたり、練習試合で他の小学校の児童と知り合ったりと、子ども同士のコミュニケーションが活発になりそうです。
また、地域のスポーツ教室は土日に練習することが多く、パパ・ママも送迎などのサポートがしやすいかもしれません。
サッカー
サッカーも、野球と並び人気スポーツの代表格です。男の子に特に人気の習い事ですが、女子サッカーの教室もあります。
走りながら蹴るなどの動きをすることで身体能力の向上が期待できるでしょう。チームプレイなので、協調性やコミュニケーションスキルも身につきそうです。
また、中学校や高校にはサッカー部があることが多く、長く続けやすいスポーツであることもメリット。小学生のころから練習を積み重ねたサッカーで活躍し、自信が身につくかもしれません。
【小学生向け】スポーツ系習い事を選ぶ際のポイント
小学生を対象としたスポーツ系の習い事は多種多様。そのため「うちの子にはどれが向いているのかな?」と悩むこともあるでしょう。スポーツ系の習い事を選ぶ際のポイントを紹介します。
子どもの意欲を尊重する
パパ・ママとして「こんなスポーツをやってほしい」という希望を持つことはあるでしょう。しかし、まずは子どもの意欲を尊重しましょう。やりたくない運動を習いはじめても、すぐ辞めてしまうことになるかもしれません。
習い事を選ぶ際には、本人にどのようなスポーツがやりたいか聞くことが大切です。特にやりたいスポーツがなかったり、反対にたくさんあって決められなかったりする場合は、実際に見学に行って比較検討するとよいでしょう。
無理なく続けられるかを考える
習うスポーツによっては、月謝が高額だったりユニフォームや道具が高額だったりすることもあります。家計に無理な負担がかからないかどうかは、しっかりと考えたほうがよいでしょう。習い事が家計を圧迫し、子どもの生活に影響があるようなら、本末転倒です。
また、習い事であれば、1回、2回の話ではなく、継続して定期的に通う必要があるもの。自宅から通いやすいか、パパ・ママが送迎しやすいかといったことも重要です。
子どもの性格や目標に合う教室を探す
同じスポーツを習うにしても、教室などによって方針が大きく異なる場合があります。
特にスポーツ系の習い事の場合、厳しく技術を指導するところと、楽しく運動することが目的のところとでは、雰囲気が全く異なります。子どもの性格に合った教室を探すことがポイントではないでしょうか。
また「そのスポーツで最終的にどうなりたいか」を考えることも忘れずに。小学生から始めたスポーツでプロになることもあり得ます。本格的に習うのであれば、目指すところにたどり着けそうな教室かどうかもチェックするとよいでしょう。
スポーツ系の習い事は小学生におすすめ
スポーツの習い事には、進級試験や試合・大会など実力を試す場面が多いもの。自分の成長・上達によって自信がつくこともあれば、挫折を経験して心が鍛えられることもあるでしょう。
こうした経験を小学生のうちにしておけば、勉強や将来の社会生活において、努力を続けるべき場面や悔しい思いを乗り越えるべき場面で、助けになるかもしれません。お子さんの興味や意欲を尊重し、スポーツ系の習い事を検討してみましょう。