小学生が習い事をするメリットや注意点とは?小学生に適した習い事の例を見てみよう!

小学生が習い事をするメリットや注意点とは?小学生に適した習い事の例を見てみよう!

小学生が習い事をするメリット4選

プログラミング
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小学生が習い事をすることには、どのような効果が期待できるのでしょうか。代表的なメリットを見ていきましょう。


コミュニティや行動範囲が広がりやすい


小学生の生活では、一般的に家庭と学校が中心です。普段から足を運ぶ場所は学校や近所の公園、お店などがほとんどで、関わる相手も先生や決まった友だちといったことが多いでしょう。


習い事を始めることで、学区外の友だちができたり講師と交流したりと、新しい人間関係を作れるのではないでしょうか。「初対面の人と知り合う」という経験は、社会に出たときに役に立つはずです。


大会や発表会で行動範囲が広がり電車の乗り継ぎを経験するなど、社会勉強につながる経験をできることも。


好きなこと・得意なことを見つけるきっかけになる


何が好きか・得意かは、やってみなければ分からない場合が多々あります。習い事として経験することで、得意分野や興味を持つ分野が見つかりやすくなるのではないでしょうか。


将来の選択肢が広がる可能性もあります。


成功体験を積み重ねて自信がつく


「皿洗いが上手にできるようになった」「苦手だった計算ができるようになった」など、成功体験の積み重ねは自信につながるはずです。


家庭や学校でももちろん挑戦したり努力したりして課題をクリアする経験はできます。しかし、習い事を始めることで、そのタッチポイントがさらに増えるでしょう。


学校の勉強に役立つことも


2024年時点での小学校では、プログラミングや外国語など、さまざまな分野の勉強が必修化されています。さらに中学校からは武道・ダンスも必修科目になっています。

このような科目の中には習い事で学べる内容もあります。学校の授業で役に立つかもしれません。


出典:プログラミング教育/文部科学省

出典:外国語教育/文部科学省

出典:武道・ダンス必修化/文部科学省

小学生が習い事を始める際の注意点

多くのメリットが期待できる小学生の習い事ですが、いくつか注意したいポイントもあります。詳しく見ていきましょう。


パパ・ママのサポートが必要かもしれない


小学生のお子さんが習い事をする場合、送迎や宿題の指導などでパパ・ママのサポートが必要になる場合があります。特に、試合や大会のある習い事では役員や係などを持ち回りで担当するケースも。


ただしその一方で、お子さんが習い事をしている間は自由に過ごしやすいというメリットも。隙間時間を有効に使い、パパ・ママもメリハリをつけてお子さんをサポートするとよいでしょう。


月謝が高額になるかもしれない


習い事を掛け持ちしたり本格的なスクールに通わせたりすると、学費が高額になるケースもあります。


お子さんが好きなこと・得意なことを伸ばすためには、家計のやりくりを考えなければならないケースもあるでしょう。


子どもが負担に感じることも


習い事の数や頻度が多すぎたり習う内容がハードだったりすると、お子さんが負担に感じることがあるかもしれません。習い事が忙しくなりすぎて学校生活や勉強に支障が出ないように、お子さんの様子をよく伺うようにしましょう。


時には、習い事の課題で失敗したり試合で負けたりして落ち込むこともあるでしょう。挫折を経験することを大切な学びとして、パパ・ママでもケアをしっかり行いましょう。


そして、本人が習い事を「やりたい」と思ってやっているかどうかも重要なポイントです。「本当はやりたくない」と思っている習い事を続けることは、子どもにとって大きな負担になる場合があります。


もし、習い事に対するお子さんのモチベーションがあまり高くないようであれば、本当の気持ちを聞いた上で、家族で話し合うことが大切ではないでしょうか。

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【ジャンル別】小学生が始めやすい習い事

野球
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小学生に適した習い事を、ジャンル別に紹介します。メリットと注意点をふまえて、お子さんにぴったりの習い事を見つけてくださいね。



スポーツ系の習い事


スポーツ系の習い事は心と身体を鍛えられることが特徴です。反射神経や判断力が身につくので危険回避に役立つかもしれません。小学生が始めやすいスポーツ系の代表的な習い事は、以下です。


  • 水泳
  • 野球
  • サッカー
  • バレーボール
  • テニス
  • 体操
  • 武道

スポーツ系の習い事は、中学生・高校生になっても部活動として続けられる点も魅力です。お子さんの「得意」が伸ばせるのではないでしょうか。



学習系の習い事


学習系の習い事は、いずれ学校で習うことの予習としても有効かもしれません。以下のような習い事は、勉強の助けになるはずです。


  • そろばん
  • プログラミング
  • 書道
  • 英語

特に英語は早期教育が重要とされています。お子さんが英語に興味を持っているようなら、習い事として始めてはいかがでしょうか。


出典:英語を学ぶのは早ければ早いほどいい。遅くなるほど不利になるその理由は?



アート系の習い事


アートは、子どもの感性を育て、脳を活性化させる効果があるといわれています。小学校で学ぶこと以上の「好き」を見つけることには、以下のようなアート系の習い事がよいかもしれません



  • バレエ/ダンス
  • 絵画
  • 演劇
  • 音楽

ひと口に「アート系」といってもさまざまな分野があります。お子さんの「好き・やりたい」という気持ちを大切にして、選んでくださいね。


出典:誰でも自然に「感性」が引き出されるアートプログラム【臨床美術】

小学生の「好き」や「得意」を習い事で引き出そう

音楽を習う子ども
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小学生を対象とした習い事は、子どもの眠っている可能性が見つかる場所かもしれません。習い事がきっかけで、将来の夢ができたり自信を持てたりすることもあるでしょう。


特に本人がやりたいということであれば、積極的なチャレンジを応援してあげてくださいね。

2024.04.23

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