1歳児の慣らし保育について。期間や進め方とママが意識したこと

1歳児の慣らし保育について。期間や進め方とママが意識したこと

子どもが保育園に通い始めて大切にしたこと

2020.01.10

1歳や1歳半の子どもの慣らし保育が始まるとき、子どもが泣くのではないかと不安になったり、環境が変化することで夜泣きをするのではないかと心配になったりするかもしれません。今回は、1歳児の慣らし保育の期間や進め方と、ママが意識したことの他に、普段の生活でママが大切にしていることについてご紹介します。

1歳の子どもの慣らし保育で気になること

仕事復帰などのために、1歳や1歳半の子どもを保育園に預けることが決まっているママもいるのではないでしょうか。保育園に入園するとまず慣らし保育から始まる園もあるようです。

ママたちに慣らし保育について気になることを聞くと、慣らし保育の期間や進め方が気になったり、子どもが泣くのではないかと心配になったりする方がいるようです。

そこで今回は、1歳児の慣らし保育についてママたちの体験談をお伝えします。

慣らし保育の期間と進め方

慣らし保育を経験したママたちに、慣らし保育の期間や進め方を聞いてみました。


1週間以内

30代ママ
30代ママ

うちは1歳半のとき保育園に入園し、慣らし保育は仕事復帰の日の1週間前に5日間しました。最初の2日間は2時間、3日目は3時間で給食を食べてから帰る、4日目からは一日保育とというスケジュールでした。

先生に抱っこを変わるときに泣くので心配でしたが、先生に「大丈夫。お母さんががんばらないと!」と言われ何とか乗り切りました。

1週間程の慣らし保育をしたママがいるようです。ママのなかには、もう少し時間をかけて慣らし保育をしたかったが、保育園に入園した日から仕事復帰の日までの日数が少なく、1週間以内の慣らし保育になったという声もありました。


2週間程度

遊ぶ赤ちゃん
Rawpixel.com/Shutterstock.com
40代ママ
40代ママ

うちの子が通っている保育園では、1歳児の慣らし保育期間は2週間と決まっていました。最初は2時間程の保育から始まり、2日経つごとに給食まで、お昼寝まで、午後のおやつまでと保育時間が延びていきました。

2週間程の慣らし保育期間で徐々に保育時間を延ばしていくスケジュールをする場合もあるようです。

ママのなかからは、慣らし保育期間中は子どもを保育園に送っていくと泣くので、一日中心配だったというママの声がありました。


1カ月程度

20代ママ
20代ママ

1歳半の子どもが、保育園生活に慣れるか心配だったので入園前に先生に相談し、慣らし保育の期間を1カ月とることにしました。慣らし保育の期間を長くとったおかげで、焦らず子どもに寄り添いながら保育園生活に慣らすことができたと思っています。

子どものペースで保育園生活に慣れるようにと1カ月程の慣らし保育をしたママもいるようです。

ママのなかから、初めての集団生活のため風邪や病気になるかもしれないと考え、慣らし保育期間を長めにしたという声も聞かれました。

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笑顔で送り出す

30代ママ
30代ママ

1歳半の息子は、クラスに着くと抱っこから降ろされないようにと私しがみついていました。私は子どもの不安を少しでも和らげたいと考え、ギューっと抱きしめた後、「お迎えに来るから待っててね」と笑顔で子どもと別れるようにしました。

子どもの不安を和らげるようにと笑顔でバイバイすることを意識していたママがいるようです。

ママのなかからは、「ママー」と泣く子どもの姿を見るとかわいそうになってしまうが、すぐに教室を出て姿を見せないことが子どものためと考えたという声もありました。


子どものお気に入りアイテムを持っていく

20代ママ
20代ママ

1歳3カ月の娘は、慣らし保育を始めて数日経っても保育園にいる間ずっと泣いているようでした。保育園の先生から、子どもが持っていると安心するものがあればもってきてよいと言われ、普段持ち歩いている毛布を持って保育園に行くことにしました。

保育園にいる間、娘は肌身離さず毛布を持ってすごしているようです。

子どもが持っていると安心するようなお気に入りのアイテムを保育園に持っていくことがあったようです。

毛布以外に、タオルやぬいぐるみ、ママの洋服などを保育園に持っていったという声もありました。


お迎えに行ったときは子どもを抱きしめる

40代ママ
40代ママ

保育園に子どもを迎えに行ったときは「ただいま」と言って抱きしめるようにしました。私の姿が見えると一生懸命歩いて来てくれる姿が愛おしく感じました。

お迎えに行ったときは、保育園でがんばっていた子どもをギュッと抱きしめて声をかけてあげたいですね。ママのなかには「待っていてくれてありがとう」や「がんばれたね」などと伝えるという声もありました。

普段の生活で意識していること

赤ちゃんにキスするママ
arek_malang/Shutterstock.com

慣らし保育が始まり仕事復帰に備え、新しい生活リズムに慣れようと奮闘するママもいるかもしれません。ママたちに、普段の生活で意識していることを聞いてみました。


余裕のあるスケジュールを組む

20代ママ
20代ママ

慣らし保育の期間で私も新しい生活に慣れようと考えました。保育園に行くようになると朝の準備に時間がかかったり、帰って来てからは子どもが私にべったりしていたりして、思うように家事が進まないことに気づきました。

時間がなくて焦ることがないように、余裕のあるスケジュールを組むことを心がけています。

子どもが保育園に行くようになり生活リズムが変わることから、余裕のあるスケジュールを組むことを意識しているママがいるようです。

ママのなかからは、便利家電などを取り入れて、行なう家事の量を減らしたという声も聞かれました。


スキンシップを大切にする

30代ママ
30代ママ

保育園に行くようになってから夜泣きが始まりました。新しい環境に不安を感じているのかもしれないとと考え、いっしょにいるときはなるべくスキンシップをとるようにしています。

生活環境の変化から夜泣きをする子どももいるようで、子どもの不安を和らぐようにとスキンシップをとることを意識しているママがいました。

ママのなかには、寝る前の絵本の読み聞かせをしたり、休日はいっしょに遊んだりと子どもとの時間を大切にしているという声もありました。

子どもにあわせて慣らし保育をしよう

赤ちゃんと女の子
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保育園の慣らし保育期間は、1週間以内や1カ月程度など園や子どもの様子によってさまざまなようです。

1歳や1歳半などの1歳児クラスの子どもは泣くこともあるようなので、笑顔で送り出したり、お気に入りアイテムを持っていったりと工夫をしているママがいました。

保育園に行くようになって夜泣きをする子どももいるようですが、スキンシップや余裕のあるスケジュールで、徐々に保育園に慣れることができるとよいですね。

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