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幼児の遊び。親子いっしょに楽しめる外遊びや室内遊び
幼児と過ごす時間にさまざまな遊びを取り入れて、親子いっしょに楽しみたいママやパパもいるでしょう。今回は、外遊びから室内遊びまで、さまざまな幼児の遊びとおでかけスポットについてご紹介します。
幼児が楽しめる遊びとは
幼児と遊ぶとき、遊び方がいつも同じになってしまうことを悩んでいるママやパパもいるかもしれません。なかには、幼児が喜ぶ遊び方を知りたい方もいるでしょう。
成長に応じて好奇心を広げる幼児の遊びについて、ママたちに聞いてみました。
幼児の外遊び
子どもを外でのびのびと遊ばせたい方もいるでしょう。
外での遊び方にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。
ボール遊び
幼児と外遊びをするとき、ボール遊びは手軽に取り入れられる遊びのひとつかもしれません。
子どもが持ちやすく、やわらかいものを選ぶなど、安全に遊べるボールを選ぶとよいでしょう。年齢に合わせて、転がす、投げる、キャッチボールするなど、さまざまな遊び方で楽しめるとよいですね。
遊具
外で遊ぶときに、公園へ出かけるママやパパも多いでしょう。
公園には、ブランコやすべり台、鉄棒、アスレチックなど、さまざまな遊具があるため、危険がないかを確認した上で、遊べるとよいかもしれません。また、必ず大人が付き添って、子どもから目を離さないことも大切なようです。思わぬ事故につながらないように、子どもの服装は、体型に合ったサイズでなるべくシンプルなものを心がけましょう。
運動遊び
子どもに体を動かす楽しさを知ってもらうためにも、親子でいっしょにできる運動遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
走る、跳ぶ以外にも、立つ、座る、回る、転がるなど、たくさんの運動を遊びに取り入れることができるようです。ママやパパもいっしょに体を動かすことで、子どもが安心できるだけでなく、コミュニケーションにつながったという声もありました。バランスのよい体を育てるためにも、いろんな動きにチャレンジしてみましょう。
乗り物
子どもが2歳や3歳頃になると、三輪車やキックバイク、自転車などに挑戦する家庭もあるかもしれません。
練習をしているうちに、バランスの取り方が上手になり、走っている感覚を楽しんでいるようだという声も聞かれました。子どもの年齢や体重に応じて、どのようなタイプがよいか事前にしっかり吟味しましょう。乗り方を教えるときは、子どものペースに合わせて、手順を踏んで教えるとよいようです。
レクリエーション
なんでもバスケット、もうじゅう狩り、だるまさんがころんだなどのレクリエーションで遊んだというママがいました。
このような、幼児でも簡単にできるレクリエーションは、年齢に応じてゲームの前半だけ取り入れたり、少し変化をつけるなど、アイディア次第でいろいろな遊び方ができるようです。協調性や団結力を養うためにも、家族みんなで遊んでみるとよいかもしれません。
水遊び
夏の暑い時期は、水遊びが楽しいのではないでしょうか。
水鉄砲や魚のつかみ取りなど、子どもの好奇心をくすぐる遊び方がたくさんあるようです。家族で行ったキャンプで水遊びをたくさんしたという声も聞かれました。子どもが思いきり体を動かせる水遊びを取り入れてみましょう。
幼児の室内遊び
寒い日や雨の日など、気候によっては室内で子どもを遊ばせることもあるでしょう。また、ママやパパが忙しいときにも、さまざまな室内遊びがあれば、子どもも飽きることなく楽しめるかもしれません。
室内遊びについて、まとめました。
絵本
子どもが赤ちゃんの頃から、絵本を読み聞かせている家庭は多いようです。
お昼寝や夜の就寝前だけでなく、日中も「読んで」と子どもからママやパパに絵本を持ってくるというような、ほほえましいエピソードも聞かれました。
子どもの反応を見ながら、わかりやすい発音でゆっくり読んだり、絵をしっかり見せることを意識したりすると、子どもがストーリーを自由に発想できてよいかもしれません。読み終わったあとは、子どもが伝えてくることを受け止めて、気持ちに寄り添ってあげることが、読み聞かせの大切なポイントのひとつのようです。
歌遊び
子どもが小さいうちから楽しめる室内遊びのひとつに、歌遊びがあるようです。
「ずいずいずっころばし」や「なべなべそこぬけ」など、昔ながらの歌遊びや、絵を描きながら楽しめる絵描き歌もよいかもしれません。歌を歌いながら、いつの間にか絵ができる絵描き歌は、幼児にとってまるで魔法のようなおもしろさを感じられるようだというママの声もありました。
親子でいっしょにオリジナルの絵描き歌を作ってみると、いつもと一味違うお絵描きを楽しむことができるでしょう。
手遊び
準備するものがなく、手軽に取り入れられる手遊び。ママたちはどのような手遊びをしているのでしょうか。
1歳頃は、ちょうちょやかたつむりを手で作って、童謡をいっしょに歌ってみてはいかがでしょう。ママの手や指を使って簡単な手遊びを見せることで、虫や動物に興味をもつきっかけになるかもしれません。
室内だけでなく、病院や買い物、レストランで並んでいるときなど、お出かけ先でじゃんけんをしたら、子どもも飽きることなく楽しめたという声がありました。あっちむいてホイや足じゃんけん、開脚じゃんけんなど、いろいろなアレンジ法があるようです。
ごっこ遊び
子どもといっしょにごっこ遊びを楽しみたいというママやパパもいるかもしれません。
ごっこ遊びは、おままごとセットを使って料理を作るまねをしたり、ヒーローやお姫様になりきって演じるなど、アイディア次第でさまざまな遊び方ができるようです。子どもの年齢や、おしゃべり、体の使い方などの成長に合わせて、どんなごっこ遊びがよいか考えてみましょう。
制作遊び
お絵描きや折り紙、ぬりえなど、制作遊びを取り入れるママやパパも多いでしょう。
色の名前を言いながら遊んだり、子どもが制作したものを具体的にほめたりすると、子どももより楽しめるかもしれません。
室内でもいつもと違う場所で遊んだり、指に絵具をつけて自由にお絵描きしたりして、子どもの発想力が引き出せるように工夫してみましょう。
運動遊び
室内でも、アイディア次第では運動遊びができるようです。
0~1歳頃に、マットや新聞紙を使って、ハイハイしたり、転がったりして、体を思いきり動かせる遊びを取り入れたママがいました。また、2~3歳になると、段ボールを遊具に見立てて遊んだり、風船を使ってボール遊びのように楽しむこともできるかもしれません。
身近にあるものを使って、子どもの運動につながる遊びを見つけてみましょう。
おもちゃ
おもちゃの中には、子どもの能力を養う知育玩具や親子でいっしょに手作りできるものなど、さまざまなものがあるようです。
なかでもブロックは、指先や想像力をはじめ、子どものさまざまな成長をサポートしてくれるアイテム。にぎる、つかむ、つむ、くっつける、はずすなど、あらゆる動作が指先のトレーニングになり、脳を刺激するようです。
子どもの年齢に合わせた大きさのものや、興味をひきつけるカラーやデザインのものを選んで、子どもが自分の発想を自由に活かせるようにサポートしましょう。
子どもが楽しめるおもちゃを手作りして、いっしょに遊んだというママがいました。
布やフェルト、色画用紙、絵具など、身近なものを使うだけで、積み木のように遊んだり、音がなるボールを作れたりと、さまざまなアイディアがあるようです。また、サイズアウトした子ども服や、余っている端切れの布を使っても、楽しいおもちゃが作れるかもしれません。幼児が思いきり楽しめるように、年齢や成長に合ったおもちゃをいっしょに手作りしてみましょう。
9~10カ月頃になると少しずつ手先も器用になり、バチを使って叩く木琴やピアノのおもちゃなど、楽器のおもちゃがママたちに人気のようです。幼児期からさまざまな音にふれることで、子どもの感性を磨けるかもしれません。
子どもがパズルに興味を持ち始めたタイミングで、平面パズルや立体パズル、パズルゲームなどのおもちゃを取り入れたという声がありました。
パーツを合わせて動物を作る簡単なものから、積み木のようにピースを組みたてると立体にできあがるものまで、さまざまなパズルがあるようなので、子どもの年齢に合わせて選んでみてはいかがでしょう。
幼児向けのラジコンには、実際にある車をそのまま小さくしたような、見た目がリアルなラジコンカーや船、動物やキャラクターものなど、さまざまな種類があるようです。
安全性が確認できるもの、幼児でも操作しやすいもの、お手入れなどで扱いやすいもの、長く楽しめそうな機能がついているものなどを、選ぶ基準にするとよいかもしれません。また、室内用であることを忘れず確認し、遊ぶ場所にも配慮しましょう。
ゲーム
簡単なゲームやレクリエーションで、室内遊びのレパートリーを広げているママがいました。
かるたやドミノ、トランプなど、いろいろなゲームを家族いっしょに楽しむとよいかもしれません。ほかにも、子どもが4~6歳頃になると、ボードゲームなどを取り入れている家庭もあるようです。
幼児といっしょに行くおでかけスポット
おでかけが楽しい季節になると、子どもとどこに行こうか考えるママやパパもいるかもしれません。
幼児連れで楽しめるお出かけスポットをご紹介します。
レストラン
ママ友同士や家族の記念日などに、幼児を連れてレストランで食事をしたい方もいるでしょう。
お店を選ぶ際は、個室の有無や子ども用のメニューがあるか、ベビーカーやバギーが入るか、子どもの遊び場が併設されているかどうかなどを事前に確認しておくとよいかもしれません。また、子どもが飽きないように、シールブックや折り紙などテーブルの上で遊べるおもちゃを持参したというママの声もありました。
体験型施設
動物好きな子どものために、小動物とふれあえる体験型施設に出かけた家族がいました。実際に小動物にふれて生き物を間近に感じたり、動物に関するクイズがゲーム形式で楽しめるなど、子どもにとっても素敵な体験になるかもしれません。
普段とは違った体験ができそうな、デジタルアートを使った体験型施設などもあるようなので、子どもの興味に合わせてどのような施設がよいか考えてみましょう。
旅行
子どもといっしょに行く家族旅行を計画するママやパパもいるかもしれません。
ママたちに聞いてみると、幼児の初めての旅行先は、海外などの遠すぎる場所ではなく、国内の宿泊先で短い期間滞在する方が多いようです。車や新幹線、飛行機など、移動手段に応じて、移動中に慌てることがないよう、オムツセットや着替え、お気に入りのおもちゃ、おやつなどを事前にしっかり準備しておいたという声もありました。
子どもが体調を崩さないように、常に体調をうかがい、一日のスケジュールをなるべく普段と同じようにするなどの工夫をするとよいかもしれません。万全の準備をしていけば、幼児との旅行も思いっきり楽しめるでしょう。
映画館
子どもが映画を最後まで観られそうだと感じられたら、映画館へ足を運んでみてもよいかもしれません。上映中の暗闇や音の大きさを怖がらないかを考えるのも映画館に行くタイミングを決めるポイントのひとつでしょう。
子どもが観たいものを親子いっしょに楽しく鑑賞できるよう、当日は時間にゆとりを持って行動し、上映中は騒いだり座席を立ったりしないことなど、映画館へ行く前に子どもと約束事を決めておくとよいようです。
海やプール
夏休みは、家族で海やプールに遊びに行くのもよいでしょう。遠出が難しい場合は、自宅でビニールプールで遊んだり、近所の公園で水遊びをしてもよいですね。
さまざまな幼児の遊びを取り入れよう
幼児といっしょに楽しめる遊びの中には、ボールや遊具、乗り物などを使う外遊びから、絵本やおもちゃを取り入れる室内遊びまで、さまざまなものがあるようです。
ママたちは子どもと過ごす時間をいっしょに楽しめるように、遊びをアレンジしたり、おもちゃをいっしょに手作りしたりして、いろいろ工夫を凝らしていました。また、おでかけを楽しめる時期になると、レストランや体験型施設に足を運んでもよいかもしれません。
さまざまな遊びを取り入れて、子どもの無限の可能性を引き出してあげましょう。