冬こそ元気に外遊び!幼児でも楽しめる「冬ならでは」の遊び

冬こそ元気に外遊び!幼児でも楽しめる「冬ならでは」の遊び

2016.12.16

幼児期の子どもは外遊びが大好き。どんな寒い日でも外遊びをしたがるけれど、大人は寒くて外出したくない…。そんなときは冬の外遊びならではのメリットを考えてみて、冬にしかできない体験や遊びを子どもと楽しむのはいかがでしょうか?今回は幼児でも楽しめる、冬の過ごし方について考えてみました。

冬は寒いけれど、外遊びがとっても楽しい!

木枯らしが吹いて身が縮こまってしまう冬。大人にとっては苦手とする人も多いのではないでしょうか。
ですが、冬にしか味わえない体験や遊びがあり、意外と冬の外遊びにはメリットがあるかもしれません。
楽しく冬の外遊びをするのに心がけておくべきことを考えてみました。

防寒・風邪対策はしっかりと

冬の外遊びで最大のネックとなるのは「寒さ」といえるでしょう。防寒と風邪の対策はしっかりとして外出するのがよいと思います。


気温や遊ぶ場所に応じた服装を

手袋、マフラー、帽子、アウターなどの基本的な防寒対策に加え、特に寒い日であれば足元は靴下2枚履きなどで対応していきましょう。赤ちゃんであれば、ベビーカー用のフットマフなども便利ですね。
雪遊びをするときには、幼児用のスノーウェアやスノーブーツ、手袋などがあるとよいでしょう。防寒機能だけでなく、防水効果があるかなど、機能性を重視して選ぶのがよいかもしれません。


大人と子どもの防寒対策の違い

防寒対策というと着込むことをイメージしてしまいがちですが、それは大人の場合。子どもは体温が高いので、すぐに暑がって脱ぎたがることもあります。そのため、幼児の防寒対策は動きやすさと脱ぎ着の簡単さを重視するのがよいでしょう。
厚手のコートよりもウィンドブレーカーの方をチョイスしたり、すぐに暑くなってしまうセーターは避けたほうがよいかもしれません。


汗をかいたらこまめに拭く・着替える

汗をたくさんかいてそのままにすると、体が冷えてしまうでしょう。特に冬の場合は厚着なので、中に熱がこもって汗をかきやすくなるかもしれません。そんなときは、こまめに汗を拭くか、着替えるのがよいでしょう。特に下着など肌に直接触れるのものは、常に清潔にしておきたいですね。


外から帰ってきたら手洗い・うがい

外遊びをすると土や落ち葉だけではなく、ドアノブや公園の遊具など多くの人が触れたものに触りますよね。外遊びをしたあとは、子どもといっしょに手洗い・うがいをするとよいでしょう。

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白い息・窓の曇り

寒い日の朝、「はーっ」と息を吐くと白くなりますよね。大人には当たり前の現象でも、子どもにとっては珍しくて興味深々なもの。また、冬には窓ガラスに結露ができて白く曇ります。お絵描きが大好きな子にとっては、手や指を使って描けるおもしろいキャンバスとなるはず。2歳ぐらいの幼児なら、充分にそれだけでも楽しめるでしょう。


冬の空気のにおい・澄んだ空

冬はキンと冷えた空気に、たき火や暖房器具などのにおいが混ざって、特有のにおいがしますよね。また、すっきりと晴れたときは空が高く感じられ、他の季節にはない冬ならではの雰囲気を感じられるでしょう。


ぽかぽかの陽気でひなたぼっこ

ヒヤッと冷たい風が吹いたり、手がかじかんでしまう冬。ですが、晴れた日には陽がポカポカとあたたかいので、子どもとひなたぼっこをしてみるのも気持ちいいでしょう。
また、外遊びのなかでホットココアやスープを飲んで一息つくのも良いですね。寒いからこそ、あたたかさがくれる安心感も冬の楽しみ方の一つかもしれません。


植物や冬眠中の虫を観察

冬は植物は葉を落とし、昆虫も活動しないことが多いです。ところが、木の枝の先に小さな芽があったり、落ち葉の下などには、冬眠中の昆虫を発見することができます。このように、植物や昆虫の冬の装いが見られるのも冬のメリットといえるでしょう。昆虫図鑑や植物図鑑をもって探検するもの楽しいかもしれませんね。
観察したあとには、元の場所に戻すか、動かさずそっとしておいてあげましょう。

冬ならではの遊び

雪・氷遊び

雪や氷は、冬の風物詩の一つとして挙げられるでしょう。
雪だるまやかまくらを作ったり、そり遊びやスケートなどをを楽しめます。もし雪がなかなか降らない地域でも、家の外に水を入れたバケツやカップなどを置いて氷を作ったりするのも楽しそうです。


落ち葉や霜を踏む・木の実拾い

木が多い公園に行くと、さまざまな落ち葉が地面を埋め尽くします。その中を進むとカサカサと音が鳴り、歩くのが楽しくなるでしょう。散策をしていくなかで、木の枝やどんぐりなど拾い集めるのもよいですね。
また、寒い朝は土に霜が降りて、踏むとサクサクと音がして子どもにとって不思議で楽しい体験となるでしょう。


冷たい風を受けながらのかけっこ

「子どもは風の子」とはよく言いますが、子どもは少し寒くても元気に遊ぶでしょう。たまには大人も子どもといっしょにかけっこなどをしてみてはどうでしょうか。ひんやりとした空気のなかで、汗を流すのも気持ちよいかもしれませんね。気温は低くても、体のなかからポカポカして冬の外遊びのメリットの一つでしょう。
ただ、風邪をひかないように汗の処理はしっかり行ってくださいね。

冬の外遊びを子どもと思いっきり楽しもう

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冬は大人にとっては寒いだけでも、子どもにとっては新しい発見や遊びで楽しめる季節です。特に幼児は、何もかもが新鮮で不思議な出来事を体験できます。
もし寒さが苦手でも、家のまわりを少しお散歩するだけで、さまざまな発見があるのも冬の外遊びのメリットの一つといえるでしょう。
外遊びの際には風邪やケガに充分気をつけて、冬ならではの体験を楽しめるとよいですね。

2016.12.16

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