こちらの記事も読まれています
遊びながら学べる知育玩具。ママたちが選んだおもちゃや選び方のポイント
日々の遊びのなかで、手先の器用さや創造力、コミュニケーション能力など、子どものさまざまな力を養う知育玩具。豊富にある種類の中から、選び方に迷った経験のある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ママたちの体験談をもとに、実際に選んだ知育玩具や選び方のポイントなどを年齢別にまとめました。
遊びの中でさまざまな力を育む知育玩具
子どもにおもちゃを買い与えるとき、遊びの中で学びにつながるものを選びたいと考える家庭も多いのではないでしょうか。特定の力を伸ばすための知育玩具には、どのようなものがあるのか知りたいという方もいるかもしれません。
そこで今回は、実際にママたちが選んだ知育玩具や、選ぶときのポイントについてご紹介します。
おもちゃの必要性
子どもがおもちゃで遊ぶのは、もはや当たり前となっている光景ですが、そもそもおもちゃで遊ぶことにはどのような意味や効果があるのでしょう。
まだ視力がはっきりしていない赤ちゃんも、聴覚や触覚を感じています。乳幼児期のおもちゃは五感を刺激し、身体や心、想像力の発達によい効果をもたらすとされているようです。
想像力を養うことで、自分で遊びを考えて楽しめたり、相手が感じていることを想像し、相手の気持ちを考えられたりと、さまざまなメリットが。加えて、知育に特化したおもちゃは、子どものさまざまな力を伸ばすための仕掛けがたくさん備わっているようです。
養いたい「力」に合わせて選ぶ知育玩具
数や英語を学ぶ最初の一歩として、1歳~3歳頃から取り入れられる知育玩具もあるようです。サステナブルな素材が使われた知育玩具を用意して、環境のことやこれからの地球のことを考えるのも、親子ともによい学びになるかもしれません
また、最近では、昔から知育教材として使われているドリルも、子どもが楽しく学べるよう、さまざまな工夫がされていたり、絵本の読み聞かせや、おもちゃの作り方などを紹介する知育動画のサービスなども登場したりしているようです。
知育玩具をプレゼントするとき
自身や知人の子どもに知育玩具をプレゼントしたいと考えることもあるでしょう。実際に知育玩具を贈ったママたちに、どのようなものを用意したのか聞くと、プレイジムやビーズコースター、パズルやブロックなど、さまざまな声がありました。
なかには、楽器のおもちゃやままごとセットといった声も。知育玩具には多種多様な種類があるため、子どもの年齢や興味に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
【種類別】ママたちが取り入れた知育玩具
知育玩具を用意したいとき、たくさんの種類の中からどれを選んだらよいかと迷うこともあるかもしれません。実際に取り入れた知育玩具についてママたちに聞いてみました。
パズル
子どもに知育玩具としてパズルを用意したという声がありました。パズルには、平面パズル、立体パズル、ブロックパズルといった種類があるようです。
乗り物や動物、幼児向けのキャラクターなどを完成させる、子どもが取り組みやすいものから始めてみるとよいかもしれませんね。
ブロック
つなげたり外したりなどの指先を使った動作で、さまざまなものを生み出す遊びができるブロックを選んだというママがいました。
家や家具を作るなどして、全身を使って楽しむことができる大きいサイズのブロックをはじめ、大人まで楽しめる、細かくてピースが多いブロックや、アルファベットなどの文字がデザインされていたり、設計図を見ながら組み立てたりする、知育に特化したブロックなど、さまざまな種類があるようです。
小さな子どもは手にとったものを口に入れてしまうこともあるので、安全に遊べるよう、ブロックのサイズや対象年齢はしっかり確認しておくとよいでしょう。
ぬりえ
ストーリーを楽しみながら遊べる絵本のぬりえや、文字や数字を書く練習ができる、ドリルといっしょになった知育ぬりえを用意したというママもいるようです。
ほかにも、完成したぬりえを立体に組み立てて遊べるものや、塗った絵が3DになるARアプリを使ってぬりえを楽しんだというママの声もありました。さまざまな楽しみ方のあるぬりえは、手先の器用さや色彩感覚が身につけられそうですね。
手作りの知育玩具
自宅にある身近なもので、遊びながらボタンをとめる練習ができるボタンつなぎや、遊びながら靴紐を結ぶ練習ができる靴紐結びなどの知育玩具を手作りしたというママの声もありました。
なかには、コミュニケーション能力を養う、おままごとセットやお買い物セットなどの、ごっこ遊びができる知育玩具を作ったという声も。カッターやハサミを使う作業は大人が担当し、絵を描く・貼るなどの簡単な作業は子どもにお願いするなど、親子で工作を楽しんでもよいですね。
【年齢別】ママたちが選んだ知育玩具や選ぶときのポイント
子どもの年齢に適した知育玩具を知りたい、どのような点を意識して選んだらよいか迷うなど、知育玩具の選び方について気になる方もいるかもしれません。ママたちはどのようにして選んでいるのでしょう。
0歳
生後8カ月の赤ちゃんのママたちにどのような知育玩具を用意したか聞くと、積み木やブロックなどの知育玩具や、太鼓や木琴などの楽器の知育玩具、さまざまな仕掛けがついている布絵本などの声がありました。
この時期に、おすわりが安定したり、ハイハイをし始めたりする子や、自分から興味があるものに近づいて手を伸ばしたり、音に興味を持ち始めたりする子もいるようです。これらの発達を目安に、赤ちゃんの成長や興味に合わせて知育玩具を選べると、楽しく遊べるかもしれません。
1歳
1歳児を育てるママからは、紐通しや型はめ、知育絵本や磁石のおもちゃなどの声がありました。この時期に、押したりひっぱったりする遊びや、小さなものをつまんで穴に入れるなど、指先を使った遊びを楽しむようになる子どももいるようです。
大人の真似をするようになってきたので、人形のお世話セットやままごとセットを用意したという声もありました。子どもの様子を普段からよく観察し、興味を伸ばせるような知育玩具が用意できるとよいでしょう。
2歳
子どもが2歳の頃に、ひらがなつみきやあいうえおタブレット、お絵かきボードやおしゃべりする図鑑などを用意したママがいるようです。なかには、色とりどりの洗濯ばさみと同じ色の色画用紙に挟む知育玩具を作ったというママの声もありました。
2歳を過ぎると、さまざまなものの名前を覚えたり、おしゃべりが上手になったりといった成長を感じる場面もあるようです。この時期には、子どもの覚える力を引き出せるような知育玩具を選べるとよいかもしれませんね。
3歳
3歳児のママからは、100玉そろばんやかるた、ビー玉転がしなどを選んだという声がありました。新たに知育玩具としては用意せず、普段の生活の中にある時計やカレンダーを知育教材として取り入れている家庭もあるようです。
この時期に用意する知育玩具は、シンプルで遊びの幅が広がるものかどうかをポイントに選んだという声が多くありました。何通りもの遊びができる、子どもが自分で遊び方を考えられるものを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
4歳
子どもが4歳のときに、ジグソーパズルやテーブルゲームを用意したという声がありました。自宅にある材料で、パターンボードや小麦粘土を手作りしたというママもいるようです。
4歳の子ども向けの知育玩具は、子どもの想像力を膨らませられるものや、家族や友だちと遊べるものなどをポイントに選んでいるという声があったので、参考にしてみてもよいかもしれません。
5歳
子どもが5歳の頃に選んだ知育玩具について聞くと、遊びながら水の特性を知ることができる知育玩具や、ロボットを組み立てるプログラミング知育玩具などの声がありました。ほかにも、将棋やプラネタリウムを知育玩具として用意したママもいるようです。
5歳頃になると、友達といっしょにルールを守って遊ぶことを徐々に楽しめるようになるだけでなく、考えて行動することが少しずつできるようになったり、今までよりも手先を使う細かい作業ができるようになったりしてくる時期でもあるようです。そのような興味や発達に合わせた知育玩具選びができると、子どもが熱中して遊べるかもしれません。
6歳
6歳の子どもに、タブレット型の知育玩具や図鑑を用意したママがいるようです。自分で組み立てて作る工作系のおもちゃに興味を持っている場合は、組み立てて作る立体パズルや恐竜の骨格標本、電子回路を使うおもちゃなど、本格的なものも楽しめるかもしれません。
小学校入学に向けて、コミュニケーション能力が鍛えらそうなボードゲームやカードゲームなどを用意してみてもよいですね。
知育玩具は子どもの興味や成長に合わせて選ぼう
乳幼児期のおもちゃは五感を刺激し、身体や心、想像力の発達によい効果をもたらすとされています。想像力を養うことで、自分で遊びを考えて楽しめたり、相手が感じていることを想像し、相手の気持ちを考えられたりと、さまざまなメリットがあるようです。
特に知育玩具は、遊びの中で子どもが持つさまざまな力を育むさまざまな仕掛けが備わっています。勉強というと子どもも構えてしまうかもしれませんが、手先の器用さや創造力、コミュニケーション能力など、遊びながら自然と身につかられるのは知育玩具の魅力かもしれません。
子どもの様子を日頃からよく観察し、興味や発達に合わせたとっておきの知育玩具を選んでみてはいかがでしょうか。