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子どものおもちゃの購買意識アンケート調査
乳幼児期や未就学児期の子どもを持つママたちを対象に「子どものおもちゃの購買意識」のアンケート調査を実施。同世代のママ、同年代の子どもがいる家庭では、どういった基準でおもちゃを選び、どの程度おもちゃを購入しているのか。調査結果をもとに子どものおもちゃ選びの参考にしていただきたいポイントをお伝えします。
今回、乳幼児期や未就学児期の子どもを持つママたちを対象に「子どものおもちゃの購買意識」について、アンケート調査を実施しました。同世代のママ、同年代の子どもがいる家庭では、どういった基準でおもちゃを選び、どの程度おもちゃを購入しているのでしょうか。調査の結果をもとに、子どものおもちゃ選びの参考にしていただきたいポイントをお伝えしていきます。
子どものおもちゃ選びで重視しているポイント
今や単なる“遊び道具”としてのおもちゃというだけではなく、子どもの知能の発達や、体の成長を促すための重要な育児用品として認知されている子どものおもちゃ。
おもちゃ選びには「遊べる」以外にも、いくつかの付加価値が必要となっているようです。
おもちゃの選び方で重視していること
Q. おもちゃの選び方はどういった点を重視していますか?(複数回答)
調査データからはシンプルに遊べるだけではなく、そのおもちゃが子どもの成長に寄与するか、デザイン性や安全性も含めて検討されていることがわかります。
子どもの成長につながることはもちろん、乳幼児期にはおもちゃを手で触れるだけではなく、舌でなめたり口に入れたりする可能性もあります。また成長が進むと行動や遊び方も変化していくため、おもちゃに使用されている素材や形状にも気を配り、誤飲やケガのリスクも考慮して安全かどうかの見極めも重要なポイントになっているようです。
一方で、よく見聞きする有名ブランドや特定のネームバリューによって、おもちゃ選びが左右されることは少ないこともわかりました。
おもちゃでの遊びを通じて求めるもの
おもちゃ自体の機能とは別に、そのおもちゃで遊ぶことによって子どもが得られる体験や影響として、どのようなことが求められているのでしょうか。
おもちゃで選ぶ際に求めている点
Q. おもちゃで選ぶ際にどういった点を求めていますか?(複数回答可)
脳の発達や教育に関心が集まり安全であることはもちろんのこと、親子で一緒に遊んでコミュニケ―ションを育みたいという回答結果も見られました。
注目すべき点としては、おもちゃを通じて得られる発達や学びの体験と共に、単に親から子どもに“ただ与える”おもちゃではなく、子どもの“興味関心を引き自主的に遊びたくなる”おもちゃを求めている点にあります。多くのママたちは「子どもが夢中になって遊んでくれる」ことをおもちゃに求めているようです。
購入したいと思えるおもちゃはどうやって探しているのか?
おもちゃに求める条件はわかりましたが、では、子どもに遊んでほしいと思えるおもちゃはどこでどのようにして探せばよいか、ママたちの情報収集先についても見ていきましょう。
おもちゃを探す際の情報収集先
Q. おもちゃを探す際に情報収集はどこでしていますか?(複数回答)
調査結果では、SNSやインターネット上の情報をもとにしていると回答した数が多く、次いで店頭やママ友の口コミからの情報収集など、実際の使用感や子どもが遊びで得た実体験の情報も重要視されていることがわかります。さらに、知りたいおもちゃの情報が具体的にイメージできていれば、Webの記事や通販サイトなどを通じて、情報収集と購入がセットになる場合もあるようです。
Instagramが活用される背景
そして、今回の調査で目立ったのはSNSの中でもとりわけInstagramでした。身近なツールで膨大な情報を手軽にピックアップできる便利さもありつつ、実際に子どもが遊ぶ様子を動画で紹介していたり、使用感についてもコメントで詳細に記載していたりと、店頭やママ友の口コミによる情報収集の長所も兼ねている点で情報収集先として選ばれていることが想像できます。
実際には一人のママがいくつかの方法を組み合わせておもちゃ探しをしているケースが多いですが、90%以上のママがInstagramから欲しいおもちゃ情報を手にしていることを考えると、それだけ参考になると考えても良いかもしれません。
おもちゃの購入を決めるきっかけとは?
そこかしこに類似商品があふれ、どれだけおもちゃを吟味しても決め手に欠けることもあります。そんなときにママたちが購入を決めるきっかけにしているのが「おすすめ」です。
おもちゃをどんな人がおすすめしていたら購入したいか
Q. どんな人がおすすめしていたら購入したいと思いますか?(複数回答)
今回の調査では、タレントやインフルエンサーによるおすすめよりも、先輩ママやママ友からの「おすすめ」に購入を後押しする効果が強く、専門家としては医師や大学教授を抑えて保育士からのお墨付きがあると購入するきっかけになりやすいとの結果でした。
専門家のおすすめやお墨付きのおもちゃ
Q. 専門家のおすすめやお墨付きのおもちゃは購入したいと思いますか?
保育士については保育園でさまざまなおもちゃに触れ、⼦どもと接している専⾨的⽴場として信頼を得ていることがわかります。また、広告や商業的な印象のある紹介情報よりも、現場での実体験に基づいたおすすめ情報が購入のきっかけになるようでした。
ママたちが実際に購入したおもちゃをご紹介
アンケートでは、ママたちに自由回答で実際に購入したおもちゃを紹介してもらっていますので、おもちゃ探しの参考にしてみても良いかもしれません。
今まで購入したおもちゃ①
Q. 今までどんなおもちゃを購入しましたか?(自由回答)
ベビージム、マグネットのブロック、指先を使う知育玩具、リモコンやスマホのおもちゃ、音が鳴る絵本
音楽が鳴るものや楽器のおもちゃ、アンパンマンのレジスターや歯磨きのような実生活に直結するようなおもちゃ
シュライヒのフィギュア、プラレール、トミカ、パズル、カードゲーム、剣、ピストル、粘土
大きいものだと、プーさんのメリー、アンパンマンのクルコロタワー、アンパンマンのよくばりボックス、ジャンパルー、フィッシャープライスの椅子、フィッシャープライスの押し車、スリコのボールプール、おままごとカートの押し車、アンパンマンの乗れる車、海外製品のハンドルおもちゃ(←大好き)、Dバイク 等
ボーネルンドのおもちゃ、ニューブロック、レゴ、プラレールなど
ママ達が使っている物を欲しがるので、リモコンや携帯、車のハンドルなどを購入しました!
今まで購入したおもちゃ②
Q. 今までどんなおもちゃを購入しましたか?(自由回答)
年齢に応じた物を選んでいましたが、今は本人が欲しい(トミカ、siku 、プラレール、LEGOなど)を購入しています。
マグビルド、キッチンのおもちゃ、室内バイク、トミカ、プラレール、粘土、小さいジャングルジムとブランコ
脳科学の方が推薦したパズル、英語で音声が流れる絵本、マグネットでくっつく図形のおもちゃ、アンパンマンのレゴデュプロ
おままごとキッチン、形を落とすおもちゃ、つみき、木のコマ
つみき、ボリーボール、ぱりぱり絵本、ラトル系、フラッシュカード、バイクなど
おもちゃ購入に充てる金額はいくら?
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総務省統計局の「家計調査」令和2年(⻄暦2020年)のおもちゃの年間購⼊額の全国平均が6,934円
出典: 家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)
KIDSNA STYLEでの調査では、年間1万円以上購入すると回答したママが88.8%と、全国平均よりも比較的おもちゃ購入に充てる金額は高い傾向にありました。
今回のアンケート対象者は、30代の共働き家庭が中心となっており、回答者の世帯年収は平均800万円程度でした。共働きで世帯年収が600万円~1000万円の家庭では、一つのおもちゃの価格にかかわらず、子どものおもちゃに充てる金額は1万円が目安となるようです。
年間のおもちゃの購入金額
Q. 年間でおもちゃを購入する金額はどのくらいですか?
おもちゃを購入するタイミングはいつ?
おもちゃを購入するタイミング
Q. おもちゃを購入するタイミングはどんな時ですか?(複数回答)
子どもの誕生日やクリスマスなど行事が絡んだイベントで購入するのが一般的と言えますが、今回の調査でも同様の結果となりました。この結果からは、おもちゃを購入するタイミングはプレゼントとして子どもに買い与えるものというイメージは定着していることがわかりますが、その他の内訳として「子どもが欲しがるとき」や「子どもが何かを頑張った時」のように、子どもきっかけでおもちゃを購入することも少なくないようです。
また少数ではあるものの、素敵なおもちゃを見つけたときや、新しくおもちゃの情報を知った時に必要に応じて購入するという意見もありました。
おもちゃの購入タイミングについては、ある程度決まったタイミングで購入する家庭が多いようですが、必ずしもイベントごとのタイミングだけではなく、その家庭ごとにその時々の判断で購入するというのが実情のようです。
子どものおもちゃ選び まとめ
この記事では、子どものおもちゃの選び方について、KIDSNA STYLEアンバサダーに向けたアンケート結果をもとにお伝えしてきました。
おもちゃ選びで重要視するポイントやおもちゃの探し方、おもちゃ購入に対する意識などママたちの意見をみると「子ども目線でのおもちゃ選びの意識」が見て取れました。
ぜひ今回の調査結果を乳幼児や未就学児がいるご家庭のおもちゃ選びの参考にしていただければと思います。
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アンケートデータ、グラフの引用元:富裕層ママ340人に聞いた!購買意識レポート<おもちゃ編>
出典: 【富裕層ママ340人に調査】おもちゃ選びや年間購入額は?情報収集については、9割がInstagramと回答
子供の発達に良さそうなボーネルンド、Peopleを中心に集めています。自分の好みで木のおもちゃやコンゲススロイドなどおしゃれな物も少し買っています。