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【体験談】3歳でしていた勉強。ドリルや知育おもちゃなど楽しく学ぶ方法
習慣づけや教え方でママパパが気をつけたこと
子どもが3歳になるとひらがなや数字に興味を持つ場合もあるでしょう。勉強を始めるべきか、プリントや知育おもちゃなどどのようなことから始めたらよいか、教え方などさまざまなことに悩むママやパパもいるかもしれません。今回は実際に子どもが3歳の頃にしていた勉強や習慣について、ママやパパの体験談をご紹介します。
3歳のときに勉強はしていた?
3歳の子どもに勉強を教えようか迷っているとき、他の家庭ではいつから勉強を始めたのか気になる場合もあるかもしれません。子どもが3歳のときに勉強をしていたか、始めたきっかけとあわせてママやパパに聞いてみました。
30代パパ
30代ママ
3歳になる少し前から文字や数字に興味を示したので、遊びの一環という感覚でドリルでの自宅学習を始めました。勉強の必要性はさほど感じていませんでしたが、『これ何?なんて読むの?』などと聞いてくる子どもの興味や好奇心を伸ばしてあげたいなと思いました。
30代ママ
3歳後半で絵本の内容を覚えて読み聞かせしてくれるようになったので、ひらがなを読めたら本人も楽しいだろうなと思い、幼児ドリルをやっていました。無理に勉強する必要はなくできることをやる気のあるときにやればよいと思っていたので、自分からやると言ってきてくれたタイミングを逃さず対応するようにしていました。
子どもが興味を持ち始めたことをきっかけに、まず文字の勉強から始めたというママやパパがいました。3歳で勉強を始める必要があると思っていたという声はありませんでしたが、子どもの興味をきっかけに知識を伸ばしてあげたいと考える場合が多いようです。
3歳のときに取り組んだ勉強
勉強と一口に言っても、さまざまな方法があるでしょう。3歳の子どもにどのような方法で勉強を教えていたか、ママやパパの体験談をご紹介します。
知育おもちゃ
30代ママ
3歳になる前に『言葉を覚えたほうが子どもも気持ちを伝えやすいだろう』と夫と話し合い、子どものお祝いに親戚にあいうえおタブレットを買ってもらいました。勉強という勉強は特にしていませんが、遊びながら文字や物の名前がわかるようになってきました。
知育おもちゃは、遊びのなかに学びを取り入れるにはぴったりのアイテムでしょう。パズルなどのシンプルなものから、ボタンを押すと言葉を話すタブレットや椅子など、さまざまなものが販売されています。子どもに教えたいことにあわせて選んだママがいました。
ドリル・プリント
30代ママ
幼児ドリルの『ひらがな』『めいろ』『こうさく』をやりたいだけやって、短くてもやめたくなったらやめるという方法で教えていました。ドリルをやるときは隣について、子どもの手をもっていっしょになぞってあげたり、めいろのルールを教えたりしていました。
子どもの勉強の入り口としてドリルを選んだというママがいました。まずお試しからしたい場合は、インターネットで無料のプリントをダウンロードすることもできるようです。親子で取り組みながら問題に挑戦する楽しさ、理解する楽しさを体験できるかもしれません。
ドリルやプリントを嫌がるようになったり勉強嫌いにならないよう、子どもが興味を失ったら無理に続けず一旦やめるのも一つの方法のようです。子どもができなくてもイライラしないよう、「今はまだ解けないだけ」と考えて時間を置くように心がけているママもいました。
あいうえお表
30代ママ
保育園の先生に『子どもは文字を覚えるとき、絵を見るのと同じ感覚で形で覚える』と聞いたので、まずはカラフルなあいうえお表を買って部屋に貼りました。それぞれの文字が頭についた道具や動物の絵がいっしょに書いてあるので『あひるの あ はどれ?』などとクイズを出しています。
あいうえお表は部屋や浴室の壁に貼れるものが100円均一ショップなどでも販売されており、手軽に取り入れやすい方法でしょう。子どもがABCの歌に興味を覚えたので、画用紙でアルファベットの飾りを作って壁に貼っているというママもいました。
カレンダー・時計
30代パパ
カレンダーで毎日、1日から今日までの数を数えるようにしています。初めは10までの数もあやうかったのが次第に上手になって、10以上の数も言えるようになってきました。たまに『3時になったらおやつ食べよう』などど時計で時間を意識させることもしています。
勉強のために何かを新しく用意しなくても、普段の生活のなかにあるものを利用して学びを取り入れられているというパパの声がありました。初めはわからなくても「今日は何月何日」「今は何時」などと教え、声に出して日付や時間の感覚を養うだけでもよいかもしれません。
勉強の教え方でママとパパが気をつけたこと
子どもが理解しやすいように教え方を工夫したいというママやパパもいるでしょう。3歳に勉強を教えるときに気をつけたことについて、ママやパパに聞いてみました。
やる気を引き出す
30代パパ
トイレトレーニングからの流れで、勉強にもごほうびシールを取り入れています。最近は子どもが好きなキャラクターのシールと台紙がセットになったものを買いました。ラジオ体操のスタンプのようなやり方で1日1回勉強をするごとにシールを貼り、台紙にたまっていくシールを見てニコニコしています。
勉強にごほうびを取り入れることで、子どものやる気を引き出しているパパがいました。目に見える成果があることで、子どもも勉強が進んでいる実感を得やすいかもしれません。
問題が解けるたびに言葉でたくさん褒めることを大切にしているというママの声もありました。子どもが勉強嫌いにならないよう、自分から勉強をしたいと思えるような工夫が大切なようです。
身近なものにあてはめる
30代ママ
ひらがなは保育園でお友達の名前と合わせて教えてくれているので、家でも同じように『〇〇〇ちゃんの 〇だね!』というふうに教えています。
文字や数字を教えるときに、身近なものにあてはめることで理解しやすいのではと考えるママもいました。まずは子どもの好きな動物や食べ物の書き方から教えてみるのもよいかもしれません。
習慣をつける
30代ママ
勉強をする時間は夜ご飯の前に20分くらい、もしくは寝る前の時間に習慣化していました。お風呂では英語の歌を歌って、英語で数を数えてからあがるようにしていました。
時間を決めて勉強に取り組んだり、日課として習慣づけていたというママの声がありました。勉強を習慣にすることで子どもが自然に取り組めるようです。
怒らない
30代ママ
勉強は子どものペースに任せていますが、丁寧に書かなかったり適当に終えたときは怒らずに、次の日も同じことを追加でやるようにしていました。
教えたことができなかったり、子どもがまじめに勉強しないとママやパパがイライラしてしまう場合もあるかもしれません。勉強を通じて怒られる体験をすると、勉強自体を嫌がるようになってしまうかもしれないと考え、怒らないように意識していたママがいました。
勉強を見守りながら3歳児の成長を楽しもう
3歳で勉強をしていた子どものママやパパに話を聞いてみると、この時期にプリントやドリルを始めたという声や、知育おもちゃなどを使って子どもの興味を引き出したという声がありました。
遊びのなかに学びを取り入れたり、子ども自身がやる気になったタイミングを大切にして無理なく勉強できるよう心がけるとよいでしょう。
子どもが勉強しない場合や教えたことがうまくできない場合でも、大人がイライラしないことも必要かもしれません。勉強嫌いにならないよう、子どもが飽きて嫌がるようになったらすぐやめていたというママもいました。
毎日の習慣のなかでできることや興味を引き出す教え方を工夫しながら、子どもといっしょに勉強に取り組み3歳児の成長を楽しめるとよいですね。
文字を教え始めたのが3歳のときでした。入浴時に浴室の壁に石けんでできたクレヨンで絵を描くことが多かったので、なんとなく名前の書き方を教えてみました。割とあっさり覚えたので、続けて苗字の書き方や『ぱぱ』『まま』を教えるようになりました。