こちらの記事も読まれています
乳幼児が遊ぶおもちゃ。ママたちに選んだおもちゃや年齢別の選び方
0歳~1歳頃の乳幼児が楽しく遊べるおもちゃにはどのようなものがあるのでしょう。ほかのママたちは、どのようなおもちゃを用意しているのか、どのような点を意識して選んでいるのか気になる方もいるかもしれません。ママたちが選んだおもちゃや選び方ついて、シーン別・年齢別にまとめました。
【シーン別】ママたちに聞いた0歳から1歳の乳幼児が遊んだおもちゃ
0歳や1歳の乳幼児は、寝返りやハイハイ、つかまり立ちや伝い歩きを始めるなど、さまざまな成長が感じられる時期のようです。
この頃の赤ちゃんに適したおもちゃとはどのようなものなのでしょう。ママたちは子どもが0歳や1歳のときに、どのようなおもちゃを用意したのか聞いてみました。
お出かけするときのおもちゃ
0歳や1歳の乳幼児と公園などで外遊びをするときに、砂場セットやシャボン玉、やわらかいボールなどを用意したママがいるようです。この時期の赤ちゃんとおもちゃを使って外で遊ぶときは、間違った使い方をしてケガや事故につながらないよう、安全に注意して見守るとよいでしょう。
車や飛行機、電車などで移動をする際、赤ちゃんがぐずったときのためにおもちゃを持っていくという方も多いかもしれません。どのようなおもちゃが役立ったかママたちに聞くと、ぬいぐるみやお絵かきボード、絵本などの声がありました。交通機関を利用する場合は、周囲に配慮し、音の出ないものや小さめのものを持っていくとよいでしょう。
知育につながるおもちゃ
乳幼児の時期に、楽しく遊びながら学べる知育玩具を取りれたいと考える家庭もあるでしょう。ママたちからは、プレイジムや布絵本、マグネットブロックなどを用意したという声がありました。
成長するにつれて、時計に興味を示し始める子どももいるようです。文字盤がわかりやすい、分にも数字がふられている、長針と短針の色がわかれているなどの点を意識して、最初は時計学習用のおもちゃや絵本を用意した声がありました。0歳や1歳の赤ちゃんにはまだ早いかもしれませんが、選び方のポイントについて知っておくと役立つかもしれませんね。
手作りするおもちゃ
0歳や1歳の赤ちゃん用に、フェルトや端切れを使って、ドーナツ型のおもちゃやガラガラ、ボールを作ったママがいるようです。
子どもの興味を引けるよう、さまざまな色や柄の布を使ったり、音が鳴るようにしたりして工夫すると、赤ちゃんが楽しそうに遊んでいたという声があったので、参考にしてもよいかもしれません。
【月齢別】0歳の赤ちゃん向けのおもちゃ
0歳の赤ちゃんに、いつから、どのようなおもちゃを与えようか迷うこともあるかもしれません。実際に用意したおもちゃについて、ママたちの体験談をもとに月齢別でご紹介します。
生後1~2カ月頃
生後1~2カ月頃になると、起きている時間が少しずつ増え、外出を始めたり、おもちゃを手で握れるようになったりする赤ちゃんもいるようです。用意したおもちゃについて聞くと、ラトルやメリー、ベビージムなどの声がありました。
この時期の赤ちゃんに与えるおもちゃは、口に入れても安全なものや、水洗いできるものなど、素材を意識して選ぶとよいようです。それに加えて、赤ちゃんの小さな手でも握りやすいもの、目で追いやすいカラフルなものなどをポイントに用意したというママの声もありました。
生後3~4カ月頃
赤ちゃんが生後3~4カ月くらいになると、首がすわったり手足をバタバタと動かしたりするほか、音や色に興味をもつなど、さまざまな変化を感じるママもいるようです。この時期に、網目状のボールや歯固め、布絵本などを用意したという声がありました。
用意したおもちゃで赤ちゃんが遊ばないというときは、声かけをしながら遊んだり、ママやパパが遊び方を見せたりすると、おもちゃに興味を持つようになることもあるようです。赤ちゃんの興味に合わせて、自宅にある身近なものでスノードームやモビール、にぎにぎを作ったという声もありました。
生後5~6カ月頃
生後5~6カ月頃になると、寝返りやお座りができるようになったり、近くに置いてあるおもちゃに自分から手を伸ばして遊ぶようになったりする赤ちゃんもいるでしょう。ママたちからは、ラッパや太鼓など音が出るおもちゃや、鏡のついたおもちゃなどを好み、よく遊んでいたという声がありました。
この時期に赤ちゃんとお風呂の時間を楽しむために、音が出るバスボールやキャラクターの水でっぽうなどを用意したママもいるようです。赤ちゃんがお風呂を嫌がったり、お風呂の度にぐずったりする場合は、取り入れてみてもよいかもしれませんね。
生後7~8カ月頃
生後7~8カ月頃には、お座りやハイハイが上手にできるようになったり、つかむ・押す・引くなどの指先を使った動作もできるようになったりといった成長が見られる赤ちゃんもいるようです。この時期に用意したおもちゃについて聞くと、積み木やトイボール、型はめブロックなどの声がありました。
できることが増えてきた赤ちゃんへ、ティッシュ遊びのおもちゃやぺットボトルマラカス、ダンボールトンネルを手作りしたママもいるようです。
生後9~10カ月頃
生後9~10カ月頃を迎え、つかまり立ちやつたい歩きができるようになってくる赤ちゃんもいるかもしれません。楽器のおもちゃや積み木、布絵本やボールなどはこの時期にも取り入れていた家庭が多いようです。
なかには、ドッツカードやフラッシュカードを使って知育遊びをしていたというママも。赤ちゃんの様子を見ながら、数の概念やものの名前を覚える最初の一歩として、取り入れてみてもよいかもしれませんね。
【シーン別】1歳の赤ちゃん向けのおもちゃ
1歳を過ぎると、ひとりで歩くようになったり、音楽に合わせて体を動かしたり、言葉を話し始める子もいるかもしれません。0歳の頃と比べて、興味や行動の幅がどんどん広がり、成長を感じる場面もたくさんあるでしょう。
この時期にどのようなおもちゃを用意したのか、ママたちの体験談をもとに、シーン別でご紹介します。
プレゼントするおもちゃ
赤ちゃんが初めて迎える誕生日に、おもちゃをプレゼントしたいと考える家庭も多いかもしれません。どのようなおもちゃを贈ったか聞くと、乗って遊べる乗り物のおもちゃや引いて遊ぶおもちゃ、ままごとセットなどの声がありました。
1歳の幼児へおもちゃをプレゼントするときは、対象年齢に合っていることはもちろん、シンプルでさまざまな遊び方ができる、長く遊ぶことができる、親子でいっしょに遊べることなどをポイントに選ぶとよいかもしれません。
お出かけするときのおもちゃ
赤ちゃんが1歳の頃に、外遊びするのときのおもちゃとして、ビニール素材のボールや砂場セット、三輪車を用意したママがいるようです。後ろから大人が押せるものや後輪ストッパーなどの安全装置が付いているものなど、さまざまなタイプの三輪車が出ているようなので、赤ちゃんの成長や遊びのスタイルに合わせて選ぶとよいかもしれません。
1歳の赤ちゃんが、お出かけの際にベビーカーに乗るのを嫌がるということもあるでしょう。そんなときに活躍した、ベビーカーにつけるおもちゃについて聞くと、動物やキャラクターのぬいぐるみや布絵本、網目状のボールなどの声がありました。
なかには、車のハンドルの形をした、ガードカバーに取りつけて遊ぶおもちゃを取り入れたというママも。ハンドルを回したりボタンを押したりすることができるおもちゃは、赤ちゃんが自分でベビーカーを操作している感覚が楽しめそうですね。
知育につながるおもちゃ
言葉や運動面などで、さまざまな成長が感じられるようになる1歳の頃から、幼児教育を取り入れたいと考える家庭もあるでしょう。この時期に幼児教育を始めたママに、どのような知育おもちゃを用意したか聞くと、型はめパズルや知育絵本、積み木やブロックなどの声がありました。
ピアノや木琴、太鼓などの自分で音を鳴らして遊ぶおもちゃも、音感やリズム感覚を養うことができそうです。いろいろなおもちゃを取り入れながら、赤ちゃんが興味を示すものを見つけられるとよいですね。
手作りするおもちゃ
家庭にある身近なもので、赤ちゃんのおもちゃを手作りしたいと考えるママもいるかもしれません。実際に作ったおもちゃについてママたちに聞くと、取ったり付けたりして遊べるもぎとりフルーツや、指先を使って遊べる紐通しなどの声がありました。
また、ペットボトルシャワーや牛乳パック船など、お風呂で遊べるおもちゃを手作りしたママもいるようです。ペットボトルを使うときは、切り口でケガをしないよう断面をビニールテープで保護する、牛乳パックを使うときは、水がしみにくいよう表面に透明テープを貼るなど、安全面やお手入れのことを考えて、工夫できるとよいでしょう。
乳幼児期のおもちゃ選びは、赤ちゃんの成長や興味に合わせて
0歳から1歳の乳幼児には、寝返りやハイハイ、つかまり立ちや伝い歩きを始めるなど、さまざまな成長が感じられるようです。乳幼児のおもちゃは、成長度合いや興味に合わせて選ぶと、赤ちゃんが楽しく遊ぶことができるかもしれません。
遊びの中で学ぶことができる、知育要素のあるおもちゃも、赤ちゃんの様子を見ながら取り入れてみてもよいでしょう。なかなか市販のおもちゃに赤ちゃんが興味を示さないという場合は、家庭にある身近なもので手作りをしてみてもよいかもしれません。
乳幼児向けのさまざまなおもちゃを用意して、赤ちゃんと楽しく遊ぶことができるとよいですね。