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子どもと楽しむ外遊び。自然の中での遊びや遊具を使った遊びなど
赤ちゃんと外遊びを始めるタイミングに悩む方や、幼児期の子どもと楽しめる外遊びの方法について知りたいという方もいるかもしれません。今回は、ママたちに聞いた外遊びを始めた時期や選んだ遊び場、親子で楽しむシーン別の遊びのアイディアについてまとめました。
子どもと外遊びを楽しみたいとき
赤ちゃんを育てる家庭では、いつから外遊びデビューしようかと悩むこともあるでしょう。一方で、幼児期の子どもを育てる家庭では、さまざまな外遊びのアイディアが知りたいという方もいるかもしれません。
そこで今回は、外遊びを始める時期から外遊びをする場所、シーン別の遊びのアイディアについて、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
外遊びを始める時期
子どもが外遊びを始めた時期についてママたちに聞くと、生後6カ月や9カ月、11カ月など、さまざまな声がありました。お座りができるようになった頃や歩き始めた頃を目安に、外遊びデビューをする子どもが多いようです。
遊びとまではいかなくとも、お座りをして太陽のまぶしさや風を感じたり、鳥や虫の鳴き声を聞いたりしながら散歩をするのも、子どもにとってよい経験となるでしょう。
外遊びする場所
ママたちは子どもと外遊びをするときに、公園やアスレチックのある遊び場などを利用しているようです。公園も場所によって広さが違ったり、設置されている遊具が違ったりするため、今日はここの公園にしよう、休日は少し足を伸ばして広い公園に行ってみようなどと、気分を変えて楽しむのもよいですね。
アスレチック施設に行く場合は、子どもの年齢や身長によって、コースや遊び方の制限がされているケースもあるようなので、事前に確認しておくとよいかもしれません。
外遊びをするときに役立つアイテム
外で遊ぶときは、季節に応じて、日差しの強い時期であれば日除けの帽子や日焼け止め、寒い時期であればマフラーや手袋などの防寒具があるとよいでしょう。
また、花粉などから肌を守る、スプレー式の化粧水もあるようです。花粉が飛び交う時期に外遊びをする際は、取り入れてみてもよいかもしれませんね。
自然の中で楽しむ外遊びのアイディア
自然とのふれあいは外遊びの醍醐味のひとつ。朝昼晩、晴雨、春夏秋冬と変わる景色のなかで、ママたちはどのような遊びを取り入れているのでしょうか。
アウトドアでの遊び
自然の中で楽しむ遊びとして、釣りやバーベキュー、昆虫採集などを楽しんだママがいるようです。ほかにも、ハンモックやハイキング、ボート遊びなどさまざまな声がありました。
夜は星空を眺めたり、花火を楽しんだりするのもよいですね。海や川、山など、その場所でしか体験できない遊びができると、子どもの忘れられない思い出になりそうです。
雨や雪の中での遊び
ママのなかには、雨ならではの遊びを楽しんだという声も。レインコートや傘に雨が当たる音を楽しんだり、アメンボやカタツムリなど、雨の日に見られる生き物を観察したりするのも楽しそうです。
雪が降る地方では、雪だるまやかまくらを作ったり、そり遊びやスケートなども楽しめるかもしれません。子どもの成長に合わせて、季節を感じられる、その時期にしかできない遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
自然遊びで役立つグッズ
子どもと自然の中での遊びを楽しむときは、行先によって、日除けの帽子や虫よけスプレー、防寒着や雨具などがあると役立ちそうです。現地で食事をする場合は、お弁当や敷物、調理に必要なバーナーやクッカーなども用意しておくとよいでしょう。
トレッキングシューズには、ゴツゴツした岩場を快適に歩ける、砂利などが靴に入りにくい、靴の中で足が滑りにくく安定して歩けるなどのメリットがあるようです。本格的に登山をする場合は、子どもの分のトレッキングシューズも準備しておくと安心かもしれません。
身体を動かす外遊びのアイディア
最近ではテレビゲームやインターネット動画など、室内で子どもが楽しめるコンテンツが豊富にあることから、子どもが外で身体を動かして遊ぶ機会が減っているという家庭もあるかもしれません。
ママたちに聞いた、身体を動かして遊べる外遊びのアイディアについてご紹介します。
ゲームやレクリエーション
ママたちからは、けんけんぱやだるまさんがころんだ、はないちもんめやいろはにほへとなどの昔ながらの遊び、色鬼や氷鬼、隠れ鬼や手つなぎ鬼などの鬼ごっこといった、さまざまな声がありました。子どもや大人が数人集まれば、さらに遊びの幅が広がりそうです。
遊びのなかでルールを独自にアレンジすると、思わぬ面白い遊びになることもあり、盛り上がったという声もありました。子どもといっしょに、オリジナルの遊びを一から考えてみるのも面白いかもしれませんね。
スポーツ
子どもといっしょにサッカーやバドミントン、ジョギングやマラソンなどのスポーツを楽しむ家庭もあるようです。親子でスポーツをしてよかった点について聞くと、子どもがスポーツを通して、いろいろな動きを覚えたことに成長を感じた、いっしょにスポーツをすることで親子間のコミュニケーションが増え、子どもとの絆が深まったという声がありました。
話を聞いたママのなかには、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを子どもと楽しむという声も。道具を一式用意して、本格的に取り組んでみるのも、親子ともによい経験になりそうです。
おもちゃを使った外遊びのアイディア
外で遊ぶためのおもちゃはさまざまなものが売られていますが、ママたちはどのようなおもちゃを用意して子どもと外遊びを楽しんでいるのでしょう。
ボール
ボールを使った遊びは外遊びの定番かもしれません。どのような遊びをしたか聞くと、大人がボールを投げて子どもがハイハイをして取りに行く遊び、ボールを投げる・蹴るなどの遊びといった声がありました。
子どもとキャッチボールを楽しんだというママも多くいるようです。ボール遊びをするときは、道路や駐車場だと、ボールを追いかけて車や人と衝突してしまう危険があるため、広い公園やネットで囲まれた遊び場など、安全な場所で楽しみましょう。
シャボン玉
外遊びのときにシャボン玉で遊んだというママも多いようです。子どもがまだ自分で吹けなくても、公園でママやパパがシャボン玉を吹くと、子どもが楽しそうに見ていたという声もありました。
シャボン玉は市販されているもののほか、台所用洗剤や石けんでシャボン液を、ストローやハンガー、ペットボトルやモールなどで道具を手軽に作ることができるようです。子どもとシャボン玉をするときは、誤って目や口に入れることがないよう、目を離さずに見守りましょう。
三輪車
子どもがベビーカーに乘るのを嫌がるようになったことや、きょうだいが三輪車に乗っているのを見て興味を持ったことをきっかけに、移動や外遊び用に三輪車を用意したという声もありました。
三輪車には手押しハンドルやサンシェードが付いている、ベビーカーのようにして使えるものや、折り畳みができるもの、ペダルがないタイプなど、さまざまなタイプがあるようです。目的や年齢、安全性やデザインなどから、子どもに合った三輪車を選べるとよいですね。
ローラースケート
話を聞いたママのなかには、ローラースケートを子どもと楽しんだという声も。ローラースケートを始めるときは、まず立てるようになることを目標に練習し、次に前に進んでみる、進めるようになったら脚をハの字にして止まると、子どもの習得に合わせて少しずつ進めていくとよいようです。
子どもがローラースケートをしていると、転ぶこともあるかもしれません。頭を守るヘルメット、肘や膝を守るプロテクターなどの防具は必ず身につけるようにしましょう。
竹馬
昔ながらの竹馬は、幼稚園や保育園、児童館などで使われていたり、家庭でも遊び道具として取り入れたりしているママもいるようです。竹馬を始めるときは、広く平らな場所で、最初は踏み台から竹馬に乘る練習をするとよいでしょう。
上手く乗れないときは、手足を同時に動かす練習や、つま先立ちで歩く練習、竹馬に乗っている子どもの前に立って補助をしながら乗る練習をしたという声がありました。
遊具を使った外遊びのアイディア
公園や遊び場などで遊具を使って遊ぶ場面も多いかもしれません。遊具を使った遊び方について、ママたちに聞いてみました。
ブランコ
ブランコは公園遊びの定番の遊具かもしれません。子どもが5~6歳になると、勢いよく漕いだり、靴を飛ばすゲームをしたりしてブランコを楽しんだという声がありました。
背もたれや前ガードがついていて安定するものや、椅子のような形になっているものなど、小さい子どもとブランコで遊ぶときは、子どもの成長に合わせたタイプのものを選ぶとよいようです。また、くさりから手を離したり、指を挟んだりしないよう、子どもの近くでサポートできると安心かもしれませんね。
砂場
公園では砂場で遊ぶという家庭も多いでしょう。ママたちからは、砂で食べ物を作ってごっこ遊びをしたという声や、山のてっぺんに刺した枝が倒れないように砂を取っていく棒倒し、砂場に隠したおもちゃのカプセルを探す宝探しをしたなどの声がありました。
砂場にはタバコの吸殻や、小さなプラスチックなどのゴミが混ざっているようなこともあるかもしれません。砂間遊びをするときは、子どもが砂を口に入れないよう注意することはもちろん、遊び終わった後もしっかり手を洗うなど、衛生面にも気を付けられるとよいでしょう。
馬飛びができる遊具
タイヤや木などでできた、馬飛びができる遊具が設置されている公園や遊び場もあるようです。子どもが通う予定の小学校では、体育の授業で跳び箱がカリキュラムに組まれていることから、前もって遊具で練習をしたというママの声もありました。
馬飛びは、手で体をしっかり支えて前へ押し出す動作が必要のようです。うまくできないときは、手をできるだけ前方につく、両足でジャンプ、手をついたまま両腕の外側から足を手より前方に出すという流れで、ひとつずつ練習していくとよいかもしれません。
子どもと思い切り外遊びを楽しんで
子どもが外遊びを始める時期は、生後6カ月や9カ月、11カ月など、家庭によってさまざまなようです。お座りができるようになった頃や歩き始めた頃を目安に、外遊びデビューを考えてもよいかもしれません。
外遊びと一括りで言っても、自然の中で楽しむ遊びや身体を動かす遊び、おもちゃや遊具を使った遊びなど、多種多様なアイディアがあるようです。子どもの年齢や住んでいる環境などに合わせたものを取り入れ、親子で思い切り外遊びを楽しめるとよいですね。