子どもと昆虫採集するために必要な道具は?服装や採集場所、ライトトラップの方法など

子どもと昆虫採集するために必要な道具は?服装や採集場所、ライトトラップの方法など

2018.04.04

子どもが生き物に興味をもち始めると、昆虫採集をしたいというようになるかもしれません。今回の記事では、昆虫採集するときの道具や服装、場所や時間帯、ライトトラップなどの方法についてママたち体験談を交えてご紹介します。

昆虫採集の時期や時間帯

いざ昆虫採集に出かけようとしたとき、どのような時期が適しているのか、時間帯はいつがよいのかなど、気になるママもいるかもしれません。実際に昆虫採集に出かけたことがあるママやパパに話を聞いてみました。

「春になり生き物たちが活動し始めると、昆虫採集の季節が始まったなと思います。春はダンゴムシやチョウチョ、夏はバッタやセミ、秋はトンボなど、秋までは昆虫採集を楽しんでいます」(30代ママ)

「子どもといっしょに昆虫採集に出かけると暑いことも忘れて夢中になってしまうので、なるべく涼しい朝や夕方の時間に行くようにしていました。朝の涼しい時間の方が昆虫もたくさんいるように感じました」(30代ママ)

昆虫が活発に動き出す春から夏、そして秋口までは、昆虫採集に適した時期といえるかもしれません。春から秋にかけては日によってとても暑い日もあるので、昆虫採集をする時間帯はなるべく涼しい時間を選んで行くようにするとよいかもいしれません。

昆虫採集の道具や服装

昆虫採集に必要な道具は何か、どのような服装ででかければよいのかなど、気になることもあるかもしれません。昆虫採集のときの道具や服装についてママたちに聞いてみました。


基本的な道具

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「虫かごに虫とり網を持って出かけました。100円均一ショップでほぼ揃えられる道具なのでコストもかかりませんでした」(30代ママ)

「カブトムシやクワガタを捕まえるときは、ピンセットを持って出かけています。木の隙間に隠れているカブトムシなども、ピンセットを使えば傷つけずに捕まえられます」(30代ママ)

昆虫採集の基本的な持ち物としては、虫かごと虫とり網があればよさそうです。虫かごの代わりに飼育ケースを使う子どもや、ピンセットと虫メガネもセットで持ち歩く子どももいるようです。捕まえた虫の名前をその場で知りたくて、ポケットサイズの昆虫図鑑を持ち歩いていたというママの声もありました。


あると便利な道具

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「夏場の昆虫採集には虫よけスプレーや虫よけシールは必須アイテムです。虫に刺されたときのための塗り薬も持参していました」(30代ママ)

「子どもが、捕まえた昆虫の写真を撮りたがったのでデジカメを持ち歩いていました。私は昆虫採集に夢中になっている子どもの写真を撮ることを楽しんでいました」(30代ママ)

昆虫採集に出かけるときには、虫さされやケガをしたときのために、薬や絆創膏などを持ち歩くようにしていたというママの声がありました。夕方以降の時間に昆虫採集に行くときにはペンライトや懐中電灯などがあると便利かもしれません。


服装

「昆虫採集のために原っぱに入るときは、虫に刺されないように長袖と長ズボンを着せるようにしていました」(30代ママ)

「薄い葉っぱや枝などで傷ができることもあるので、軍手はいつもして出かけていました。帽子も忘れずにかぶって行くようにしていました」(30代ママ)

ママたちは虫に刺されたり、葉っぱや木の枝で傷ができないように、肌の露出を少なくするように気をつけているようです。日焼けや頭の防護のための帽子も忘れずにかぶるようにするとよいかもしれません。

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森林公園

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「カブトムシやクワガタをとりたいというので、森林公園へ出かけました。少し小高くなっていることもあり、涼しくて、木もたくさんあり、虫を捕るにはよい場所でした」(30代ママ)

昆虫採集をするために、公園へ出かけたという家族もいるようです。公園の中でも、木がたくさん植えられている森林公園や自然公園を選ぶようにすると、昆虫を見つける可能性も高いかもしれません。


川沿いの雑木林

「家の近くに流れている川の土手が広く、草木も茂ってるので、そこへ行けば何か昆虫が捕れるかもしれないと出かけました。バッタやチョウチョ、クワガタを見つけたこともありました」(30代ママ)

川沿いの土手には、木が生えていて草が茂っている場所もあるようです。川沿いを散歩するついでに昆虫採集することもできそうですね。川の側を歩くため、足元がよく見える明るい時間に出かけるとよいかもしれません。


里山

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「夏休みに、地方にある実家へ帰省したとき、裏山で昆虫をたくさん見つけました。初めて見るような昆虫もいて、子どもも興奮していました」(40代パパ)

都心からは少し離れた里山へ、昆虫採集をしに出かける家族もいるようです。地方への帰省やキャンプに出かけたときなども、昆虫採集をするよいタイミングかもしれません。

昆虫採集の方法やコツ

昆虫採集をする方法にはどのようなものがあるのでしょうか。昆虫採集によく出かけるパパとママに、捕まえるコツを聞いてみました。


木を揺らす

「クワガタを見つけたのですが背の届かないところにとまっていて、どうしようかと悩んでいたら、パパが木を揺らしてくれて、捕まえることができました」(30代ママ)

木の高い位置に昆虫がとまっているとき、木を揺らすことで昆虫を落とすことができる場合があるようです。昆虫が地面に落ちたら、子どもが素早く捕るようにするなど、家族で協力しながら昆虫採集が楽しめそうですね。


ライトトラップを仕掛ける

「カブトムシを捕まえに、暗い時間に森へ出かけました。車のライトに白い布をかぶせてライトトラップをし、昆虫をおびき寄せました」(40代パパ)

「キャンプ場へ行ったとき、まだ暗い朝に昆虫を捕まえようと、車のライトでライトトラップをしてみました。ライトの前に白いビニール傘を置いてしばらくすると、虫がたくさん寄ってきました」(40代パパ)

ライトの光に昆虫が寄ってくるという習性を活かして、白い布や白いビニール傘などを使うライトトラップという方法で昆虫採集をしたことがあるパパもいました。暗くて静かな時間帯の電灯や自動販売機の近くで、カブトムシを捕まえたことがあるというパパの声もありました。


昆虫が集まる木の特徴を活かして

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「樹液の多いクヌギの木には、カブトムシやクワガタが多く集まるようなので、クヌギの木が多く生えているところを探して昆虫採集をします」(40代パパ)

「昔、家の近所にあったコナラの木で、カブトムシやクワガタをよく捕まえました。カナブンなど他の昆虫もたくさん集まってくるので、虫を捕まえるときにはまずコナラの木から確認していました」(40代パパ)

クヌギやコナラ、ハルニレといった樹液の出る木に、昆虫は集まりやすいようです。昆虫が集まりやすい木の特徴を知り、その木を目当てに昆虫採集に出かけるのもよいかもしれません。

事前準備をして、子どもと昆虫採集を楽しもう

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昆虫採集にでかけるときには、必要な道具を用意し、適した服装に着替えるなど、しっかりと準備をして出かけるとよいようです。場所や時間帯、ライトトラップなどの捕まえる方法を工夫すると、いろいろな種類の昆虫を捕まえられるかもしれません。事前の準備をしっかりして、子どもと昆虫採集を楽しめるとよいですね。

2018.04.04

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