小学生低学年の外遊び。遊ぶおもちゃや道具と気をつけたいルール

小学生低学年の外遊び。遊ぶおもちゃや道具と気をつけたいルール

2017.10.02

「小学生低学年の子どもが家の中でも外でもずっとゲームばかりしている」とお困りのママやパパへ。時代とともに、おもちゃもどんどん進化しています。今回は、子どもの魅力をひきつけられそうな、進化した外遊びのおもちゃや道具をいくつかご紹介します。

小学生低学年は何をして遊ぶ?

放課後や休日、小学生が外でゲームをしている姿をよく目にします。友だちと集まっていても、視界に映っているのは手元の画面だけです。

小学校低学年から携帯電話を持っている子もおり、そもそも外で身体を使って遊ぶ機会自体が減っているのかもしれません。本当にそれでよいのでしょうか?

小学生の頃はもっと、友だちと思いっきり外で走り回ったり、身体を動かす時間を大切にしてほしく思います。

進化した小学生低学年の外遊び

子どもたちはマンネリ感のある外での遊びに飽きを感じ、どんどん変わりゆく新しいゲームの中の世界に夢中になっているのかもしれません。しかし、外遊びで使えるおもちゃもどんどん進化しているので、注目していきましょう。


なわ跳び

昔は、シンプルな前跳びや後ろ跳びからちょっと高度な2重跳びなど、さまざまな技を練習していました。友だちとどちらの方が引っかからず、長く跳んでいられるか勝負することに楽しさを感じていたような気がします。

しかし、それだけではゲーム世代の小学生は満足できないのかもしれません。

そこで、「跳ぶ」以外に「ダンス」がプラスされるという、なわ跳びが進化しています。音に合わせてなわを跳んだり、持ち手の部分をぶつけて音を鳴らしたり、なわをもってポーズを決めたり、なわ跳びの遊び方は跳ぶことだけではとどまりません。

持ち手の部分が光るデザインもあったりと、より現代風にアレンジされています。


キックボード

なわ跳び同様にキックボードも懐かしい外遊びの道具ですよね。片足で地面を蹴って前に進むキックボードは、両足を地面につけずに体を捻らせて進むエスボードに進化しました。

かっこいいデザインからかわいらしいものまであるため、男の子も女の子も楽しめるのではないかと思います。自分だけの技を生み出す快感も魅力のようです。


シャボン玉

シャボン玉で遊ぶ小学校低学年

たくさんのシャボン玉を作って、友だちとどちらが割らずに長く飛ばすことができるか勝負した方もいるかもしれません。

しかし、今ではシャボン玉=割れる認識ではなく、割れないシャボン玉が人気なようです。洗剤などオリジナルの材料でシャボン玉を作って遊んだり、色を付けてみるのも素敵ですね。

他にも、子ども用のプールに液を注ぎ、フラフープなど丸い道具を使い大きいシャボン玉を作ったりと、遊び方も進化しているようです。

フラフープの内側に入ってフラフープを持ち上げると、シャボン玉の中に入ることもできます。実験のような感覚で遊ぶと、わくわく感がアップするかもしれません。

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昔から変わらずに遊べるおもちゃ

進化した外で遊べるおもちゃを紹介しましたが、もちろん変わらずに楽しめるおもちゃもあります。


ボール

ボールには無限大の遊び方があり、1つ持っているだけでサッカー、ドッジボール、キャッチボールなど、さまざまな遊びを楽しむことができると思います。

1人でももちろんですが、ママやパパ、友だちなど数人での外遊びにも優れていそうですね。


鬼ごっこ

道具を使う遊びではありませんが、鬼ごっこもボール同様昔から愛されている外遊びの1つのように感じます。

鬼に捕まらないように逃げ回るシンプルな鬼ごっこ以外に、鬼に捕まったら氷のように動けなくなる”こおり鬼”や、タッチされたら鬼がどんどん増えていく”増やし鬼”など、子どもの想像力でどんどん種類は増えているようです。

オリジナルを加えて遊ぶとより楽しめるかもしれません。

外で遊ばせるときに気をつけたいルール

外で子どもを遊ばせるうえで、気をつけなければいけないルールについてご紹介します。


公共のルールを守る

公園など、誰でも遊ぶことができる公共の施設にはそれぞれのルールがあります。

場所や地域によっての利用方法を理解し、子どもたちに伝えてあげることが大切だと考えられます。遊んでよい場所やダメな場所、道路に飛び出してはいけないなど、遊び場所に行くまでのルールも合わせて教えてあげることを心がけてみてはいかがでしょうか?

また、親がいっしょに公園へ行ってあげるなど、近くで見守ることも大切だと思います。


何時までかの時間を決める

外で元気に遊ぶのはとてもよいことですが、何時までに帰るのかをあらかじめ決めておくのがよいと思います。

親として「暗くなる前に帰ってきてね」と声をかけるのではなく、何時に帰るべきなのか具体的な時間を約束してあげるのがわかりやすいかもしれません。

夏に比べて冬になると日が短く、暗くなるのも早くなってくるため、目安の時間調整は慎重に。

小学生低学年は外で思いっきり遊ばせよう

子どもの外遊び

現実では味わえない体験ができるゲームの中の世界はとても魅力的ではありますが、外でおもちゃや道具を使って遊ぶことは、子どもの頃にしかできない貴重な体験です。

天気が良く、外遊び日和の日はゲームではなく外でおもいっきり身体を動かしてほしいですね。子どもといっしょに公園へ行ったり、ママやパパが遊び相手になってあげることも、ゲーム離れに繋がるのではないでしょうか?

大きな公園施設に連れて行ってあげるなど、外遊びのきっかけづくりをするのもよいかもしれません。泥まみれになるまで走ったり、自然とふれ合ったり、小学生低学年でしか経験できないことを、たくさん体験させてあげてほしく思います。

2017.10.02

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