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【総まとめ33選】お正月の準備で気持ちのよい新年を
お正月の準備を済ませておきたい年の瀬。「お正月の準備は何をしたらいいんだっけ?」と考える保護者もいるのではないでしょうか。今回の記事では、大掃除、お年玉、手作りおせち、お正月飾りなど今年のうちに済ませておきたいお正月の準備についてまとめました。
年末が近づくと、「お正月の準備をしなければ……」と思う人も多いのではないでしょうか。気持ちのよいお正月を迎えるために、なるべく年内にやるべきことを済ませておきたいですよね。
大掃除やお年玉、おせち、お正月飾りの準備など、年を跨ぐ前に済ませておきたいお正月の準備について振り返ってみましょう。
清々しい新年を迎えるための大掃除
大掃除の由来は平安時代まで遡り、新年を迎え神様を迎えるにあたり宮中を清めるために「煤払い(すすはらい)」と呼ばれる掃除をしていました。
現在では家族が休みに入った時期に大掃除をすることが多いことから、「年末の大掃除」という風習が定着したといわれています。
一年の汚れはその年のうちにキレイにして、清々しいお正月を過ごしたいという気持ちは昔も今も変わらないのかもしれません。
大掃除を効率よく進めるための方法を見てみましょう。
リストを作成する
まずは大掃除をする場所をリストアップします。
限られた時間の中で大掃除を行うために、必ず済ませておきたい場所から掃除をするなど優先順位をつけておくとよさそうです。汚れ具合などを確認し、タイムスケジュールを組むと効率的に大掃除を進めることができるかもしれませんね。
KIDSNA編集部が作成した記事から、リストを参照することができます。
掃除場所や汚れに応じた用具を使う
皮脂汚れには重曹などアルカリ性の洗剤を、水垢汚れにはクエン酸水など酸性の洗剤を使うなど、汚れに合った洗剤を使うことが大掃除のポイントです。
お風呂を掃除したら、入浴後に水気を残さないことやカビ予防といった、普段からのお手入れがキレイなお風呂を保つ秘訣だそうです。
網戸の掃除にはフローリングワイパーに不織布シートを付けたり、ストッキングを団子状にするなどのアイディアもあるようです。
換気扇やレンジフードなどの油汚れが気になる場所には、重曹とお湯を混ぜたものをキッチンペーパーに染み込ませ、パックのように貼りつけるといった方法もあるといいます。
お年玉の準備は年内に
もともと、家長が家族に鏡餅を分け与えたことを起源とするお年玉。
長い年月を経て、お正月に配っていたお餅が金品へと変化し、親しい人には「お年賀」という形で品物を贈りあうようになり、子どもには「お年玉」としてお金を渡す風習が定着したといいます。
親戚の子どもに渡すお年玉の相場、自分の子どもがお年玉を受け取るときのマナー、郵送でお年玉を送る場合などについて、お正月を迎える前におさらいしておきましょう。
お年玉の基本的なマナー
お年玉は、たとえ急な場合でも包むことがマナーとされており、基本的には現金のままで渡すことはしないようです。事前にお年玉袋を用意しておきましょう。
表面の左上に相手の名前を書き、裏面の左下に差出人の名前を書くことがお年玉袋の名前の書き方として一般的とされています。夫婦で連盟にするか、父親のみ記名するかということは、特に決まりはありません。
お札を三つ折りにする場合は、偉人の肖像画がある方を表として、お札を左から内側に折り、右側をかぶせるようにします。
お札が複数枚あるときは、それぞれ折るのではなく重ねて折って入れるのが正しい入れ方です。お札を重ねるときには、上下の向きが揃うようにしましょう。
お年玉を郵送する場合は現金書留で送る必要があります。年末は年賀状配達の準備で郵便局が混み合うため、早めに郵送の手配をしておいたほうがよさそうです。追跡サービスを利用して、無事に配達されたことを確認すると安心ですね。
事前に、お年玉を郵送することや、いつ頃届くと都合がよいか、相手に確認することもマナーのひとつといえそうです。
お年玉に入れる金額
KIDSNA編集部が独自に行ったアンケートによると、親戚の子どもへのお年玉は1000円~3000円ほど渡しているという意見が最も多くありました。
また、就学前の我が子にはお年玉はあげていないという保護者の割合は60%。夫婦で話し合ったり、親戚同士で相談してお年玉の金額を決めるという声も聞かれました。
お年玉を渡すときのアイディア
お年玉袋(ポチ袋)を手作りするというアイディアもあります。折り紙で、鶴やハート形のポチ袋を作ったり、紙コップで作ったお年玉袋に小さなお菓子を添える方法もあるようです。
お年玉を渡すときに、宝探しゲームや運試しの要素を取り入れるなどして工夫をこらすと、子どもが喜ぶかもしれませんね。
赤ちゃんには現金ではなく、スタイや歯がためなど赤ちゃんに必要なものをお年玉代わりに渡す人もいるようです。
手作りおせちでお正月の食卓を彩る
お正月の食べ物といえば、おせち料理。品目の多いおせちを手作りするには、事前の準備が大切です。
手作りおせちを準備するときのポイントを見てみましょう。
手作りおせちを作るときの準備
おせちを作る前に、容器やメニューを確認しておきましょう。何を作るかリストアップしてから買い出しに行くと無駄が省けそうですよね。
品目の多いおせちを一気に作るのは大変です。何日かに分けて作ると負担が分散するかもしれません。だいたい4、5日前から作りはじめ、黒豆や田作り(ごまめ)、紅白なますなど、日持ちするものから順に用意するとよいでしょう。
水分を含むものなど傷みやすい食材は、食べる前に一度火を通すと安心かもしれませんね。
おせちを手作りするときのポイント
おせちを詰めるときは、崩れにくいものから先に詰めるとキレイに仕上がります。焼き物の魚や海老は、左を上位とする日本の伝統に倣い、頭を左に向けるとよいとされています。
また、一の重に詰める食材の品数は、奇数が縁起がよいとされています。偶数になる場合は松葉や南天、ちょろぎなどの縁起物のあしらいや飾りで調整するとよいようです。
定番のおせち料理だけでなく、洋風アレンジなど家族の好みに合わせたものを詰めると、お正月の食卓の楽しみが広がるかもしれませんね。
お正月飾りの手作りアイディア
門松、鏡餅、しめ飾りなどのお正月飾りも年内に準備したおきたいもの。購入することもできますが、子どもといっしょに作ってみるとお正月の準備を親子で楽しむことができそうですよね。
造花やグルーガンなどを用いた本格的なお正月飾りのアイディアのほか、折り紙やフェルトでもかわいいお正月飾りを作ることができるようです。
年内にお正月の準備を済ませ、楽しいお正月を過ごそう
清らかな気持ちでお正月を迎えるための大掃除、お年玉やおせちの用意など、お正月の準備はさまざまです。
慌ただしい年末になるかもしれませんが、できることは子どもにお願いしたりと、お正月の準備を親子いっしょに楽しんでできるとよいですね。