「あそび」と「食べる」が子どもの個性豊かな成長を支える 明治×ボーネルンド イベントレポート
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子どもの未来や成長には「あそび」と「栄養」が不可欠です。昨年に引き続き、2回目の開催となった明治とボーネルンドのコラボイベント「もぐもぐ+あそぼプロジェクト」では、「あそび」と「食べる」を楽しく学ぶことができます。2023年5月に開催されたイベントの様子をお届けします。
さらに内容が充実。明治×ボーネルンド「もぐもぐ+あそぼプロジェクト」
100年にわたり乳幼児期の栄養の大切さを伝えてきた明治と、40年以上あそびの大切さを伝えるボーネルンドがタッグを組んだ「もぐもぐ+あそぼプロジェクト」は2022年にスタートしました。
成長に必要不可欠なあそびと栄養は、子どもの個性豊かな「みらい」を作ります。特に乳幼児において、しっかり遊んでしっかり食べることは最も重要な行動であり、そのためにぜひ知っておきたい情報がたくさんあります。
今年の「もぐもぐ+あそぼプロジェクト」イベントは、「セミナーの部」「あそび場&栄養相談の部」の2部構成で実施され、計2日間にわたって総勢166組の親子が参加しました。
「今、必要な情報を手に入れられる」とママたちに大好評だったイベントの様子をレポートします。
【セミナー】毎日役立つ!幼児期のあそびと栄養について学ぶ
1部の「セミナーの部」では、明治の栄養士とボーネルンドのプレイリーダーがペアになり、子どもの月齢に沿った「あそび」や「食べる(栄養)」についてのお話がありました。
生後12ヵ月~17ヵ月の子どもたちが参加する「幼児食の基本と栄養」/「模倣とあそび」の回の様子をレポートします。
幼児食の基本と大切な栄養
セミナーの前半では、明治の栄養士から幼児食の基本ポイントと大切な栄養についてのお話がありました。
生後12ヵ月以降には離乳食の3回食が安定し、離乳食完了期の次のステップである幼児食に続いていきます。
幼児食は「かむ」という一連のプロセスを身につけていく時期であり、「食具食べ」を覚え始める段階で、たくさんの「手づかみ食べ」の経験が大事になってきます。
また、幼児期の大切な栄養として、鉄、カルシウム、亜鉛、ビタミンD、さらに成長にうれしい成分としてビフィズス菌、DHAの紹介がありました。
それぞれの栄養をどの食材で摂れるのかについての説明がありましたが、たとえば1日に必要な「鉄」の摂取量は「ほうれんそう約3束※」や「牛乳約22L相当※」と、毎日摂るにはむずかしいのが現実です。
※「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を参考に計算【ほうれんそう:「ゆでほうれんそう」500g相当、牛乳:「普通牛乳」】
そこで、フォローアップミルク「明治ステップ」や、鉄・カルシウム・亜鉛・ビタミンDの4つの栄養素がまとめてとれる「明治ミラフル」で、普段の食事で摂りにくい栄養を補えるということを教えてもらいました。
模倣とあそび
セミナーの後半では、ボーネルンドのプレイリーダーが「模倣とあそび」についてお話してくれました。
たとえば、積み木は、積んであそぶのではなく、四角い積み木を電話にして「もしもし~」と話してみたり、オレンジ色の積み木をみかんに見立てて「もぐもぐ~」と食べるマネをする“見立てあそび”ができるそうです。
また、赤ちゃんのお人形を使った“ごっこあそび”では、ママパパがお人形を抱っこして「いいこ、いいこだね~」「うれしいね」「悲しいね」と人形にたくさん話しかけることで、いろいろな言葉が子どもの頭に入り、自分の思いを伝える手段につながるそうです。
そして、子どもが人形に「よしよし」しているときは、「やさしいね」と子どもの行動を認めてあげるなど、“言葉がけ”の大切さを教えてもらいました。
ママパパも子どもも、笑顔いっぱいのイベントでした。
セミナーに参加したママたちの感想
積み木をものに見立てて遊ぶというのは今までやったことがなかったので、色や形からいろいろ想像を膨らませられるんだなということが知れてよかったです。
漠然と必要な栄養については知っていたのですが、実際の食事できちんと摂れているかわからないので、今日教えていただいたミラフルなども取り入れていきたいと思いました。
普段からフォローアップミルクを使っているのですが、アレンジ方法もあると知ったので、ミルクだけでなく食事でも飲ませたいと思いました。
【あそび場&栄養相談】親子で楽しくあそんで、栄養相談もできる
生後6ヵ月~17ヵ月の子どもが参加した2部の「あそび場&栄養相談の部」では、ボーネルンドのあそび道具が置かれたプレイエリアで自由に遊びながら、明治の栄養士に子どもの栄養について相談することができました。
子どもの鉄分、気にしていますか?「鉄チェック」を実施
会場には、1歳以上の子どもが「鉄チェック」できるスペースも用意されていました。
「鉄」は脳とからだの成長にとても大切な栄養
できることが増え、脳を使うことが多くなる1~3歳。
「鉄」は脳に酸素を運ぶヘモグロビンの材料となるので、この時期に鉄が不足しないようにすることがとても大切です。
「鉄チェック」でわかる、大切なこと
使用する測定器は「パルスCOオキシメータ Rad-67(マシモジャパン株式会社)」という機械。血中のヘモグロビン濃度を測定することで、鉄不足の可能性がないかを確認できます。
うちの子どもは母乳ばかり飲んで、食事に興味がないんです。栄養面がすごく気になっていたので、測ってみたいと思いました。
私の職業が助産師で、日頃から鉄を気にして、納豆やしらすなどを取り入れたり、食事に鶏レバーの粉末を使っているのですが、実際に足りているのかわからなかったので、チェックしたくて測ってもらいました。
鉄不足が気になっていたので測ってもらいました。数値としては十分足りていたので、これからも今の食事を続けていきたいです。
これから体はどんどん大きくなります。今は足りていても、毎日の食事で数値は変動していくものなので、これからもしっかり続けてほしいですね。鉄の数値は定期的に測るのがおすすめです。
フォローアップミルクは3歳くらいまで使ってもらうことができます。
ミルクとして飲ませるだけではなく、ペースト状にしてパンに塗って食べてもいいですし、みそ汁や和風だしとも相性がよいので試してみてください。
子どものミライをカラフルにする「明治ミラフル」
子どもの個性豊かな成長を応援する「明治ミラフル」には、幼児期の成長に重要で、かつ不足しがちな4つの栄養素「鉄・亜鉛・カルシウム・ビタミンD」を配合しています。
パック入りのドリンクにはビフィズス菌OLB6378をプラスし、幼児期の元気なカラダづくりをサポートします。
牛乳にサッと溶かして飲める粉末飲料には、これからたくさんのことを学ぶ、幼児期のアタマにとても大切なDHAがプラスされています。
鉄やカルシウム、亜鉛やビタミンDなど幼児期の成長に重要な栄養素が「明治ミラフル」で気軽に取り入れることができます。
食事ですべての栄養を摂取するのは大変ですが、子どもがおいしそうに飲んでいたミラフルなら日常に取り入れやすそうです。
鉄だけではなく、亜鉛やDHAなどほかの栄養も必要ということがわかったので積極的にサポート食品を使って補いたいと思いました。
「栄養」と「あそび」について新たな気づきが得られたイベント
イベント終了後には、参加者全員に月齢に合ったおみやげが配られました。
直接栄養士さんとお話しする機会がなかったので、このイベントを通して栄養について相談できてよかったです。
月齢に見合った食事量が摂れているのか心配だったのですが、食事内容を伝えると栄養士さんに大丈夫だと言っていただき、安心しました。
積み木ひとつでも、いろんな遊びかたがあることを知れてよかったです。
子どもへの声がけの仕方など、今日教えていただいたことを、これからの子育てに取り入れようと思いました。
子どもの栄養やあそびについて新たな気づきが得られる「もぐもぐ+あそぼプロジェクト」は今後も続いていきます。
今回イベントに参加できなかった方も、プロジェクトの詳細をぜひチェックしてみてください!
幼児期の小さな体には、まとめて食べて栄養素を貯めておくことができないので、毎日コツコツ食べることが大事です。