こちらの記事も読まれています
キッチンの大掃除。換気扇やコンロなど場所別のやり方と順番
普段なかなか掃除が行き届かないキッチンの大掃除の仕方について、知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、換気扇やガスコンロなどを大掃除するときの順番と、重曹や洗剤を使った掃除のやり方、キッチンを大掃除するときの工夫について、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
キッチンの大掃除
季節の変わり目や年末などのタイミングで、キッチンの大掃除をしようと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。キッチンの大掃除をするときの悩みを聞いてみました。
「キッチンの大掃除と一言で言っても、コンロやシンク、電子レンジや冷蔵庫まで含めると大掛かりになり、どこから手をつけたらよいのかいつも迷ってしまいます」(30代ママ)
「換気扇は普段なかなか掃除できないので、油汚れがこびりついているだろうなとずっと気になっています。どうやったらきれいに落ちるのか掃除のやり方が知りたいです」(30代ママ)
ママたちはキッチンを大掃除するときの順番や、汚れを落とす方法を知りたいと考えているようです。
キッチンの大掃除の順番は、汚れが落ちたりすることを踏まえて高いところから低いところへ進めるとよいようです。大掃除をするときはしっかりと換気をし、手荒れや汚れ防止のためにビニール手袋やマスクなどをするとよいかもしれません。具体的な大掃除のやり方をみていきましょう。
キッチンの大掃除の順番とやり方
キッチンの大掃除はどのように進めるとよいのでしょうか。場所別の大掃除の順番とやり方をママたちに聞いてみました。
換気扇、レンジフード
「重曹とお湯を混ぜたものをキッチンペーパーに染み込ませ、換気扇の内部やファンに張り付けてパックします。油汚れが浮いてきたらスポンジやキッチンペーパーで汚れをぬぐってきれいにします。この方法だと力いっぱいこする必要もないので楽だと思います」(30代ママ)
「シンクにごみ袋をセットしお湯と油汚れ用の洗剤を入れたら、取り外したてファン、フィルターを漬けて2時間くらい置いておきます。お湯を使うと油汚れが浮きやすいようです」(40代ママ)
油汚れは洗剤やお湯などでゆるめてとるようにしているというママの声がありました。掃除中に汚れが垂れたりシンクが傷ついたりするのを避けるために、掃除をするときは換気扇の下には新聞紙、シンクの中にはビニール袋などを敷くとよいかもしれません。
ガスコンロ、IHヒーター
「五徳とグリルの前面扉にこびりついた汚れは、重曹を振りかけてブラシでこすっています。汚れがなかなか取れないときはしばらく置いたり、ブラシを固いものにしたりするとよく取れます」(30代ママ)
「IHヒーターを掃除するときは、水に溶かした炭酸ソーダをガラストップに吹き付け、キッチンペーパーで拭き取った後水拭きします。しつこい汚れはクリームクレンザーとアルミホイルを丸めたものでこすって落とします」(20代ママ)
ガスコンロやIHヒーターの汚れは、焦げつきを取り除いた後、油汚れなどをきれいにするようにするとよいかもしれません。汚れがこびりついている場合は、金属製のたわしとクレンザーを使ってきれいにしたというママの声もありました。コンロやヒーターの表面を掃除するときは、傷つくことがないように説明書などで使ってはいけない素材や薬品を確認しておくとよさそうです。
シンク、排水口
「シンク全体にクエン酸と水を混ぜた液をスプレーして、蛇口にはキッチンペーパーを巻いてから液を吹きつけます。しばらく置いてからスポンジでこするとシンク全体がピカピカになります」(40代ママ)
「排水口まわりの掃除は、まずゴミ受けや排水口の中を古くなった歯ブラシを使ってこすって汚れやぬめりを軽くとります。泡タイプの塩素系漂白剤を吹き付けてしばらく置いてから十分にすすぎ流すと、ぬめりやにおいが気にならなくなります」(30代ママ)
シンクや排水口の汚れは、水垢やぬめりなど汚れの種類にあわせて掃除するものを変えるときれいにすることができるようです。シンクに張ったお湯に重曹とクエン酸を加え、発泡させてから流すとシンクと排水口を一度に掃除できるというママの声もありました。
ママたちに聞いたキッチン大掃除の工夫
仕事や家事、育児などに忙しく、なかなか大掃除をする時間を見つけられないというママやパパもいるのではないでしょうか。効率よくキッチンを大掃除する工夫をママたちに聞いてみました。
大掃除のプランを立てる
「キッチンの大掃除をどこから始めるかやどれぐらいの時間で終わらせるかのスケジュールをしっかり立てて、掃除を手際よく行えるようにしました」(40代ママ)
「つけ置きなどで待ち時間が生まれないように、掃除の順番や段取りを考えるようにしています。つけ置きをしている間に、冷蔵庫や電子レンジ、食器棚の拭き掃除を行えば作業が止まることがないので効率的です」(30代ママ)
事前にお掃除のプランを立てておくと、時間を有効に使うことができそうです。つけ置きをしている間に別の場所を掃除しているというママや、翌日すぐに大掃除ができるように換気扇のファンやコンロの五徳は前日の夜からつけ置きをしているというママの声もありました。
拭き掃除は子どもにお願いする
「家族全員が大掃除に関われるように、冷蔵庫から外した棚は子どもに拭いてもらいます。大掃除中はなかなか子どもの相手をすることができないので、子どももいっしょに作業ができると嬉しいようです」(30代ママ)
「動物の形などかわいいスポンジがお店で売られているので、大掃除ではそれを使って子どもにシンクの掃除を手伝ってもらっています。張り切ってピカピカにしてくれるので助かっています」(20代ママ)
冷蔵庫のトレーや棚などの拭き掃除、床、シンクの掃除など、危険のない掃除を子どもにお願いしているというママもいるようです。わかりやすいように分担をすれば、子どももはりきって掃除に参加してくれそうです。
時間をしっかり区切る
「掃除に夢中になると1日があっという間に終わってしまうし子どもも飽きてしまうので、大掃除をやる時間を決めてから行います。午後はおでかけができるように、午前中は家族全員で大掃除に取り組みます」(40代ママ)
大掃除をするときは時間をしっかり区切っているというママもいるようです。家族と協力して集中して大掃除をすれば、より効率的に掃除をすることができそうですね。
さまざまな工夫でキッチンの大掃除を簡単に
キッチンの大掃除は、換気扇、ガスコンロ、シンクなど、高いところから順番に行っていくとよいようです。重曹や強力洗剤、炭酸ソーダなど、使う道具ややり方にはいろいろなものがあるので、大掃除をする場所や汚れ具合によって対応するとよいかもしれません。さまざまな工夫をして、キッチンの大掃除の時間が楽になるとよいですね。