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大掃除のチェックリストや計画表。一日の手順や準備したいグッズなど
大掃除を行うとき、チェックリストや計画表を作って効率よく進めたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。大掃除のスケジュール表の例や準備する物、一日の手順など知りたいこともありますよね。今回は、大掃除の計画の立て方やタイムスケジュール例、順序のよい進め方や大掃除の工夫などをご紹介します。
大掃除の計画を立てよう
一年の終わりなどに、大掃除を行う家庭もあるのではないでしょうか。大掃除をするとき、掃除する場所のチェックリストや計画表があると便利ですよね。
今回は、大掃除のタイムスケジュール例や準備する物、効率よく大掃除を進めるための計画の立て方などをご紹介します。まずは、大掃除についてママたちはどのように進めているのかきいてみました。
「子どもが1歳くらいまでは、家全部を掃除するのはむずかしいと思い、水回りや部屋の掃除など場所をしぼっていました」(30代ママ)
「12月に入ったくらいからいらない物を捨てたり洗濯をするなどして進めていたら、後半には必ずやりたい水回りの掃除に集中できました」(30代ママ)
「とくに予定を立てることがないので、思い立ったらその日にやってしまいます。そのため、大掃除を始めてみたけれど必要な物がないなどということもありました」(40代ママ)
大掃除をあらかじめ予定を立てて進める家庭や、とくに予定を立てずに行う家庭など進め方はさまざまなようです。なかには仕事などでなかなか時間を取ることができないため、一日で終わらせたいという方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、一日で大掃除を終わらせたいときの手順の例もあわせてご紹介します。
大掃除のスケジュール表
大掃除をするときには、スケジュール表でなにをいつ行うのかを計画すると、効率よく大掃除を進めることができるようです。大掃除のスケジュール表の例を、ママたちの体験談も含めてご紹介します。
一日目
物の分別、排水溝、換気扇、窓
大掃除をしながら物を捨てるとその都度ごみが出るため、何度もごみを捨てる手間がかかってしまいそうです。最初に不要な物を捨ててしまい、物を減らしてから実際の大掃除にとりかかると掃除がしやすいかもしれません。
排水溝や換気扇のなか、窓など汚れが頑固な場所や普段あまり掃除をしない場所を最初にやってしまうのもよいのではないでしょうか。
二日目
キッチン、リビングダイニング、寝室
普段からキッチンや部屋の掃除機かけなどをしているママやパパもいるかもしれません。普段から掃除をしているところであれば、比較的汚れも軽く一度大掃除することでさらにきれいになるのではないでしょうか。部屋がきれいになると、気持ちがすっきりしてやる気も出そうですね。
三日目
お風呂、トイレ
水回りは毎日使用して汚れやすいため、最後の方に掃除をするというママの声がありました。お風呂やトイレはつけ置きをして掃除をする家庭もあるのではないでしょうか。その時間を活用して、家具や家電の掃除、サッシやカーテンレール、照明器具などの細かい場所を掃除するのもよいかもしれませんね。
四日目
洗濯、玄関、ベランダ
天気がよければ布団やカーテンなどを一気に洗濯してしまうというママもいました。大掃除場所のなかでも比較的時間のかからない、玄関やベランダを最後に仕上げてすっきりと終わるのもよいですね。
必ず大掃除でやっておきたい場所は時間に余裕のある最初のうちに行ったり、置き時間を活用して細かい部分を進めることで、スムーズに大掃除を行えそうです。家庭に合わせたスケジュール表を作ってみてはいかがでしょうか。
大掃除のチェックリスト・計画表
大掃除のチェックリストや計画表を作ることで、掃除したい場所の抜けや漏れがなく大掃除を進められそうです。大掃除したい場所を、実際にチェックリストにまとめて計画表を作成してみました。
キッチン
キッチン掃除は、換気扇やグリルの部分などをつけ置き洗剤を使ってつけ置きします。コンロや壁の油はねなどはきれいに拭き取るとよいでしょう。
つけ置きが終わったら、洗い流して汚れをブラシなどで落とすとさらにきれいになりそうですね。シンクのなかや蛇口などは、掃除中にも使用するので最後に掃除をするとよさそうです。
お風呂
お風呂掃除は、最初に小物を出しておくと進めやすいのではないでしょうか。まずは天井や換気扇などを洗剤で掃除し、ワイパーやモップで拭き取ります。
その後、かべや照明器具、鏡、棚などを磨くとよいでしょう。水滴をそのままにするとカビになることもあるようなので、しっかりと拭き取るとよさそうです。
トイレ
トイレ掃除には重曹やクエン酸を使うと便利なようです。重曹と水、クエン酸と水を混ぜてそれぞれスプレー容器に入れ、重曹スプレーとクエン酸スプレーを作っておきます。
便器のふたやタンクの上には重曹スプレー、手洗い用蛇口や水受けの垢にはクエン酸スプレーがよいようです。汚れが気になる便器のなかは、カビには重曹スプレーを、垢にはクエン酸スプレーを使い分けるときれいになるそうです。
洗面所
洗面所の掃除では、水垢をしっかりと落としたいですよね。洗面所の掃除にも、重曹、クエン酸スプレーが役立つそうです。蛇口や鏡の水垢には、クエン酸スプレーをふくませた雑巾を使って拭き掃除するとよいようです。
洗面台や鏡は、拭きあとが残らないように最後にから拭きするのもポイントかもしれません。
リビング・ダイニング
リビングやダイニングを大掃除するときは、最初にカーテンを外して洗濯しておくとよさそうです。掃除を進めるときには天井や家具の上などから始め、汚れを落としてから掃除機や雑巾で床などをきれいにすることがポイントのようです。
網戸の掃除をするときは、内側に新聞紙を貼って外から掃除機で吸うと、簡単に汚れがとれるそうです。サッシレールなどの細かい部分も忘れずに掃除するとよいでしょう。
寝室
寝室は、布団やまくらカバーなどを最初に掃除するとよいかもしれません。リビングやダイニングと同様、上から下に向かってきれいにしていくことも大切になりそうですね。
玄関・ベランダ
玄関掃除は、玄関にある物をあらかじめ片づけておくと掃除が進めやすそうです。最初にほこりや汚れをきれいにし、そのあと細かい汚れをブラシなどで落としていくとよさそうです。
ベランダの場合も、玄関とおなじように進めるとよいのではないでしょうか。しかし、マンションなどの場合は周囲に影響のないよう、水は流さないでふき取るなどの配慮が必要になりそうですね。
子ども部屋
子ども部屋の大掃除をするときには、おもちゃをきれいに拭いたり、洗濯できる物は洗うなどもするとよいかもしれません。大掃除の機会に使わなくなったおもちゃや洋服の整理をするのもよさそうです。
部屋やおもちゃを掃除することなどを子どもにも話しておいたり、いっしょに片づけをするのもよいのではないでしょうか。
大掃除では、普段の掃除では時間がかかって手をつけづらい部分などにも取りかかることができるとよいですね。
効率よく大掃除を進める計画の立て方
大掃除は時間がかかるイメージを持っているママやパパも多いのではないでしょうか。できるだけ効率よく大掃除を進めたいですよね。大掃除の計画の立て方の流れをまとめてみました。
ごみの日を確認する
大掃除の計画を立てるときには、ごみを日をあらかじめ確認しておくとよさそうです。自治体によっては年末には普段とごみの収集日が異なる場合もあるようです。
おおきなごみが出ることもあるかもしれないので、ごみの分別ごとに収集日をチェックしておくと慌てずに捨てることができそうですね。
部屋の図面を書いてみる
部屋の図面を書いてみると、掃除する場所が目に見えてわかりやすくなるようです。紙面で部屋を見渡すことで、気づくこともあるかもしれません。チェックリストや計画表を作る前に、一度図面を書いてみてはいかがでしょうか。
掃除の場所と手順を決める
どこを掃除するのか、どの手順で掃除するのかを事前にしっかりと決めておくことも、効率のよい大掃除をするための計画の立て方のポイントになりそうです。掃除の順序を決めておけば、掃除をしながら次の進め方に悩むこともなさそうですね。
所要時間・日数を決める
大掃除を一日で終わらせるのか、何日かかけるのかを予定などと照らしあわせて考えてみるとよいかもしれません。所要日数を決めたら、場所ごとにどのくらいの時間をかけるのかタイムスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。
細かい計画を立てることで、進め方などに迷う時間がなく効率よく大掃除ができるかもしれません。
担当する人を決める
家族で大掃除を行う場合、誰がなにをするのかを決めておくのもよさそうです。子どもにもできる場所をお願いしたり、ママやパパとペアを組んで手伝ってもらってもよいかもしれませんね。
大掃除をするときは、あらかじめ掃除場所や時間、掃除の手順などを決めておくことが効率のよい進め方のポイントになりそうです。
大掃除の準備をしよう
実際に大掃除に取りかかる前に、大掃除の準備をしておくとよいのではないでしょうか。大掃除前にしておきたい準備をまとめてみました。
いらない物を捨てておく
大掃除を進めながらいらない物を捨てると、時間もかかりごみも増えてしまうかもしれません。あらかじめいらない物を捨てておくことで、時間の短縮にもつながり物を減らすこともできるので、大掃除がしやすくなりそうです。
事前に汚れの具合を確認する
キッチンやお風呂、トイレなどは特に、汚れの具合によっては掃除に時間がかかるかもしれません。実際に大掃除をしてみたら汚れがひどく、予想よりも時間がかかったということのないよう、事前に汚れの具合を確認してからタイムスケジュールを立てるとよさそうです。
必要な道具を準備する
掃除する場所にあわせて、掃除道具や掃除グッズを準備するとよいでしょう。メモなどに書き出して、用意忘れのないようにすると当日困ることがなさそうです。
次の項で、実際に準備しておきたい大掃除グッズをご紹介します。
準備しておきたい大掃除グッズ
大掃除にあるとよいグッズを、ママたちの意見も参考にまとめてみました。
マスク・エプロン・軍手
大掃除をしていると、ほこりが舞ったり洗剤などを使うことも多いので、マスクやエプロン、軍手などで肌を守るとよさそうです。水場を掃除するときにはゴム手袋があると便利かもしれませんね。
古い衣類・歯ブラシ
ストッキングやTシャツなどの古い物は、拭き掃除のときに役立つこともあるようです。古くなった物があれば、大掃除用に用意しておくとよいかもしれません。また、歯ブラシは細い場所や角などを磨くときに便利なようです。
重曹・クエン酸
重曹やクエン酸は、部屋のさまざまな場所の掃除に使うことができるようです。重曹はカビやぬめり、油汚れなどに使われるそうです。クエン酸は垢をとるときに役立つかもしれません。トイレや水まわり、かべなどに使うことができるそうなので、用意しておくと便利ですね。
新聞紙
新聞紙は、窓ふきに活用することができるようです。クリーナーで拭くよりもむらが残りづらく便利だというママの声もありました。
また、濡れた新聞紙を細かくしてベランダにまき、ほうきで履くと濡れた新聞紙に汚れがついてきれいになるそうです。新聞紙がある場合は、数日分残しておいてもよいかもしれませんね。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、水回りや部屋などさまざまな場所で活用できるためたくさん用意するというママの声がありました。軽くこすることで汚れが落ちるようなので、便利な大掃除グッズかもしれません。
つや出しのコーティングがされている場所やワックス仕上げがされているフローリングなどに使用すると、表面がけずれて傷になってしまうことがあるようなので、使用場所には注意が必要になりそうです。
大掃除を一日で終わらせたいときの手順
大掃除を一日で終わらせたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。一日で行うときの手順やタイムスケジュールの例をご紹介します。
午前中
8:00 洗濯、キッチン、水回り
9:00 お風呂、トイレ
10:30 照明器具、部屋の掃除機かけ
12:00 休憩
午前中にはキッチンやお風呂など、洗剤をつけ置きしてその待ち時間に他の場所を掃除すると、効率のよい進め方ができるのではないでしょうか。休憩をはさむ前の時間で、照明器具や天井など上の方の掃除をしてほこりや汚れを落とし、掃除機をかけるとよいかもしれません。
午後
13:00 キッチン、水回り
14:00 お風呂、トイレ、洗面所
15:00 窓、網戸
15:30 部屋の拭き掃除
16:30 玄関、ベランダ
17:00 終了
午後にはまず、つけ置きした場所の仕上げをするとよさそうです。部屋の床やかべ、家具などの拭き掃除も行うとさらにきれいになるので、忘れずに行うとよいでしょう。
部屋の広さや数などによって所要時間は変わってくるかもしれないので、家庭にあわせて順序などを調整し、タイムスケジュールを組んでみるとよさそうです。
ママたちにきく、大掃除の工夫とは
ママたちは、大掃除をするときにどのような工夫をしているのでしょうか。
家族で分担する
「窓ふきの掃除は、子どもがやりたいというので手伝ってもらいます」(40代ママ)
「パパとあらかじめ役割分担しています。そうすると、時間も短縮できるし当日になってからやる場所でもめることもないのでスムーズに進みました」(30代ママ)
子どもやパパにお願いして大掃除をいっしょに行うことで、時短を短縮することができる場合もあるのではないでしょうか。子どもには、普段からお手伝いをしている場所などを任せてみるのも工夫のひとつかもしれませんね。
不用品を再利用する
「使い終わったボディタオルはたわしの代わりに利用しています」(30代ママ)
身近な物で大掃除グッズをそろえているママは多いようです。衣類やタオルなどは再利用して使いやすいようで、捨てずに掃除用としていくつか残しているという声もありました。
普段から掃除をする
「普段から換気扇にはカバーをしています。油汚れを減らしてくれ、大掃除のときに楽になります」(30代ママ)
「トイレやお風呂などは普段からたまに掃除しています。カビなどがたまると大掃除で時間がかかりそうなので、普段から少しでも落としておくとよいと思います」(20代ママ)
普段の生活のなかで掃除をしたり、汚れないように対策をしているママもいるようです。汚れをためないことで、大掃除のときの汚れ具合が軽くなることもあるかもしれません。
計画的に大掃除を進めよう
大掃除をするときには、チェックリストや計画表、タイムスケジュール表などを作ると一日の手順が明確になり、効率のよい進め方ができそうですね。大掃除にかかる日数などにあわせてスケジュール表を作るのもよさそうです。
準備する物や順序などを家族間でも把握しておくとよいでしょう。家庭にあった計画の立て方や工夫で、大掃除を計画的に進められるとよいですね。