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おせち料理を作る順番。事前に確認しておきたい準備やスケジュール例
忙しい年末に作るおせち料理を、効率のよい順番で作りたいと思うママもいるかもしれません。今回の記事では、おせち料理を作る前に準備したことや作る順番を決めるポイント、メニューごとのスケジュール例をママたちの体験談を交えてご紹介します。
おせち料理を作ろう
年末が近づくと、新しい年を迎えることを楽しみに思いながら、お正月に食べるおせち料理の用意を考えるママもいるのではないでしょうか。年末はイベントも多く、忙しく時間がすぎてしまうので、効率よくおせちを用意したいと考えることもあるかもしれません。手際よくおせち料理を作るための準備には、どのようなことがあるでしょうか。
おせち料理を作る前の準備
実際におせち料理を作り始める前には、どのような準備や確認をするとよいでしょうか。ママたちに聞いてみました。
盛りつける入れ物を決める
「作る前におせち料理を詰める入れ物を決めています。毎年、夫の実家におせちを持参していっしょに食べるので定番の3段の重箱に詰めています」(40代ママ)
「小さな子どもがいて調理する時間があまりとれないので、品数が少なくても見栄えがよくなる入れ物にしようと考え、ワンプレートにしました。入れ物を決めておくと、作る品数なども決めやすかったです」(30代ママ)
おせち料理を作る前に、おせち料理を盛りつける入れ物を決めたママがいるようです。先に入れ物や盛りつけ方を決めておくと、品数や作る量なども考えやすくなりそうですね。
メニューを決める
「子どもや夫が好きなメニューを中心におせち料理のメニューを決めています。黒豆やなますはアレンジして楽しめるので、毎年作っています」(30代ママ)
「なるべくいろいろな種類を用意したいと思うのですが、子どものお世話をしながらだと忙しく、全て作りきれないことがありました。買ってくるものと手作りするものを考えて、無理のないようにメニューを決めています」(30代ママ)
さまざまな種類があるおせち料理は、作るもの、作らないもの、買って用意するものを考えながらメニューを決めておくと、用意もしやすいかもしれません。基本のおせち料理に加え、家族の好きなメニューを取り入れながらメニューを考えたというママの声もありました。
レシピと材料を確認する
「作りたいメニューが決まったら、料理サイトを参考にしながら実際のレシピを確認しています。かかる時間もイメージすると料理する順番も組み立てやすいです」(30代ママ)
「レシピを決めるとき、必要な材料をメモして書き出します。調味料など傷まないものは早めに買い物を済ませておくと年末も慌てずに済みました」(30代ママ)
メニューが決まったら、レシピと材料を確認して準備したママもいるようです。盛りつけのときに使うバランやカップ、祝箸なども先に購入しておいたというママの声もありました。
おせちを作る順番を決めるポイント
品数が多いおせち料理を作るとき、効率のよい調理の順番を知りたいママもいるかもしれません。おせち作りの順番を決めるポイントをママたちに聞いてみました。
日持ちするものから作る
「先に日持ちするものから作り始めると、おせちの準備もしやすかったです。佃煮、酢の物、煮物、焼き物の順番で作るように意識しています」(30代ママ)
「田作り(ごまめ)などの甘辛く味が濃いものは日持ちするので先に作っておきます。酢を使ったなますなども日持ちするので、他のメニューよりも早めに用意しておくことがあります」(40代ママ)
おせちを作るときは、日持ちするものから順番に料理しているママがいるようです。味の濃さや料理の水分量を目安に、日持ちのしやすさを考えているというママの声もありました。
調理にかかる時間を考える
「順番を決めるときは、調理や下準備にどれくらいの時間がかかるのかを考えて決めています。黒豆の煮物は、豆を水に浸して戻す時間もあるので、調理の一日前に準備するなど工程をイメージしておくと順番も決めやすいです」(30代ママ)
「紅白なますや酢だこは味を馴染ませる時間も欲しいので、食べる2、3日前に作るようにしています」(30代ママ)
調理にかかる時間を計算して、作る順番を決めているママもいるようです。下準備の時間や味を馴染ませる時間もあわせて考えておくとよいかもしれません。
冷凍保存を活用する
「冷凍保存できるものは先に作っておくと年末の料理が楽になり、後は何を作ればよいのかが把握しやすいです。栗きんとんや豚の角煮などは冷凍できるので早めに作って冷凍しておきます」(30代ママ)
「年末は大掃除などで時間がとれないので、冷凍保存できるものは早めに作っておきます。冷凍した料理は、12月30日に冷蔵庫に移し、31日に盛りつけるようにしています」(40代ママ)
おせち料理の順番を決めるとき、冷凍できるものを先に作っておくのもよいかもしれません。早めに作れるものを少しずつ用意しておくと、年末も落ち着いておせち料理の用意ができるかもしれません。
おせち料理を作るときのスケジュール例
実際に、どのような順番でおせち料理を作ればよいのか、目安を知りたいと考えるママもいるかもしれません。冷凍保存などを使わない場合の、定番のおせち料理を作るときのスケジュール例をご紹介します。
12月27日から28日
・黒豆
・田作り(ごまめ)
・紅白なます
・たたきゴボウ
最初に作るのは田作りのような日持ちするものや、作ってから味を馴染ませる時間が必要なものを選ぶとよいかもしれません。黒豆は前日の夜から水に漬けておくとスムーズに料理できたというママの声もありました。
12月29日から30日
・数の子
・昆布巻き
・栗きんとん
・伊達巻
数の子をだし汁に漬け込む場合、塩抜きは前日に済ませておくとよいかもしれません。日持ちしにくいメニューを最終日に調理することを考えて、何を作るのかを決めたというママの声もありました。水分があるメニューなど、傷みが心配なメニューは、一日一回火を入れるようにするのもよいかもしれません。
12月31日
・煮物
・焼き物
31日は、主に煮物と焼き物の用意をするとよいようです。かまぼこなど、切って詰めるだけのメニューも最後にするようにしたというママの声もありました。
効率のよい順番を考えておせち料理作ろう
おせち料理は、限られた時間で多くのメニューを作るため、効率よく作る順番を知りたいというママもいるかもしれません。おせち料理を作る前に、盛りつけをする入れ物や作るメニューなどを確認しておくと料理もスムーズになるかもしれません。
日持ちのしやすさや料理にかかる時間を考えながら、効率よくおせち料理の準備ができるとよいですね。